第9回世界カンフー選手権大会が四川省峨眉山市で開催される

Chinese Wushu Association

 

8月25日、第9回世界カンフー選手権大会で競い合う選手

 

AsiaNet 100288 (0752)

 

【峨眉山(中国)2023年8月28日新華社=共同通信JBN】中国四川省峨眉山市で8月25日、第9回世界カンフー選手権大会が開幕しました。53の国と地域から6649人の選手とコーチが峨眉に集まり、自らの技を試し、互いに学び合い、武術を通じて友情を育みました。

 

「武術五輪」と称えられる世界カンフー選手権大会は2年に1度開催され、現在、世界の武術界で最大かつ最高レベルで最も影響力のある主要なスポーツイベントです。この大会はInternational Wushu Federation(国際武術連盟)とChinese Wushu Association(中国武術協会)の主催によるものです。峨眉山市がこの大会を開催するのは、2017年と2019年に第7回ならびに第8回の世界カンフー選手権大会を成功裏に開催して以来、3回目となります。

 

今大会は、国内競技と海外競技、個人競技、対練(約束組手)、集団競技(団体演武)で構成され、伝統武術の複数の流派を網羅しています。このうち、個人種目は男女のグループに分かれ、競技者は子供、10代、ジュニア、壮年、シニアの5つの年齢層に分類されます。

 

大会期間中、峨眉山市は「峨眉を楽しむ」消費クーポンを発行し、「金頂刀剣・展示演武会」、「武術カンフー演武会」、「武術マスターズフォーラム」、「AI武術双方向体験」、「武術文化観光商品展示会」、「文化観光・スポーツ会場探訪・見学会」などの一連のわくわくするようなイベントを開催します。

 

峨眉山市は、その名を冠した世界文化遺産・峨眉山の所在地で、中国の優れた観光都市であり、そして中国の先進的な武術の本拠地でもあります。峨眉武術は3000年の歴史と「兼ね備えた強さと優しさを内外両面で達成」という独自のスタイルで、少林、武当と並ぶ中国三大武術流派の1つとして知られています。2008年以来、峨眉武術は国家無形文化遺産に登録され、峨眉山市の輝かしい文化の象徴となっています。

 

ソース:Chinese Wushu Association

 

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