C&W、2022年版ESG報告書を発表
東京、2023年8月31日 ― グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(グローバル本社:米国イリノイ州シカゴ、日本本社:千代田区永田町、以下C&Wという)は、本日、2022年度環境・社会・ガバナンス(ESG)レポートを発表しました。このESGレポートは、事業用不動産のより持続可能で包括的な未来の形成に貢献するため、2022年における当社のグローバルな影響力と主要なESG分野の進捗状況、および今後数年間の目標進捗状況を網羅しています。
ダウンロードはこちらから
C&Wは、ESGを事業の重要な優先事項としてとらえ、事業内および世界中のクライアントのためにESGを推進するための大胆な行動に取り組んでいます。C&Wは、責任ある企業市民としての活動を優先し、環境への影響を削減し、すべての人が働きやすい職場づくりを行うとともに、クライアントにも同様の活動を可能にしています。
C&WのCEOであるミシェル・マッケイは、次のように述べています。「私たちは、業務を通じて、最高水準の環境配慮と社会的責任を備えた不動産サービスを提供し、事業と顧客のために目的を持った変化を促すことを目指しています。世界中の多くのクライアントが、それぞれのESG目標の達成するための支援を期待されています。C&Wの規模や戦略的・技術的能力のバランスは、自社がESGを不動産ライフサイクルの中に統合し、当社のためだけでなく、クライアントが同じようにESGを達成するのを支援するのに適しています。2022年ESGレポートは、当社の目標達成に向けた有意義な進捗を示しています。
2022年のESGのハイライトは以下の通りです:
環境
・サイエンス・ベースド・ターゲット・イニシアチブ(SBTi)によりネット・ゼロのコミットメントが検証された最初の企業グループに認定されています。
・ スコープ1と2(市場ベース)のGHG排出量を2019年の基準値から33%削減。
・ 2022年のオフィス面積100万平方フィート当たりのスコープ1および2(市場ベース)の温室効果ガス排出量の合計を2021年比で51%削減。
・ 2022年、C&Wの業務用電力の48%を再生可能資源1から調達。
・ 2023年に11年連続でエネルギー・スター・パートナー・オブ・ザ・イヤーに選出。
・ 世界全体で約8,600万平米に及ぶ38,750棟以上のビルにエネルギーおよびサステナビリティ・サービスを提供。
・ 持続可能性の全体像と、それが当社にとって重要である理由を社員に提供するため、新たに「グローバル・サステナビリティ・ラーニングコース」を開始。
社会
・ 2022年に北米で3,600社以上の多様なサプライヤー2と8億240万ドルを支出、前年比38%増。
・ C&Wの女性活躍
o 従業員総数 女性比率:40%
2021年 40%
o 新入社員 女性比率:41%
2021年 42%
o 役員 女性比率:41%
2021年22%
o ピープル・マネージャー:女性比率43%
2021年42%
o 取締役会 2022年版ESG報告書発行時点:女性比率44%
2021年版ESGレポートでは40%であった。
・ 米国の従業員の45%が人種・民族的に多様である3
・ 2023年フォーブス誌の「多様性に富むアメリカの最優秀雇用主」に選出
・ 2023年「ミリタリー・フレンドリーな雇用主(米国)」に選出
・ 2022年ヒューマン・ライツ・キャンペーン「LGBTQ平等のための働きがいのある会社」に選出
・ 2022年は、30,000人以上の従業員が2つの必須DEI教育コースを修了し、85%の修了率と62,000時間以上のDEI教育を受けた。
・ 持続可能性、職場体験、ロジスティクスなどに関する洞察を含む2,100以上のレポートやソートリーダーシップ作品を制作。
ガバナンス
・ 取締役会の指名・コーポレート・ガバナンス委員会と監査委員会にESGの監督責任を追加。
・ 国際倫理基準(IES)連合、ビジネス・サポーターに指名される。
・ 従業員の92%が年次業務行動規範研修を修了。
2022年ESG報告書では、C&Wが何を達成し、何を計画しているのか、そしてESG領域における当社の価値観がどのように影響を及ぼしているのかを深堀りしています。
本レポートは、GRIのユニバーサル・スタンダード改訂版に従って作成されています。また、サステナビリティ会計基準審議会(SASB)が策定した「不動産サービス基準」で推奨されている開示も含まれています。
C&Wの2022年版ESGレポートのダウンロードはこちら。
1. 2022年におけるC&Wの再生可能エネルギーの取得は、米国におけるEAC(エネルギー属性証書)と、一部のオフィスにおける電力会社経由の再生可能エネルギーの調達で構成されています。
2. 歴史的に社会的地位の低い、または十分なサービスを受けていない個人またはグループが51%以上所有し、運営している企業は、多様なサプライヤーとして認定されます。
3. 人種的/民族的に多様な従業員とは、人種/民族がアメリカン・インディアンまたはアラスカ先住民、アジア系、黒人またはアフリカ系アメリカ人、ヒスパニック系またはラテン系、ハワイ先住民または太平洋諸島出身者、または2人種以上であると回答した米国の従業員を指します。
‐以上‐
クッシュマン&ウェイクフィールドについて
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)はニューヨーク取引証券所に上場している世界有数の事業用不動産サービス会社です。世界約60カ国、400拠点に約52,000人の従業員を擁しています。施設管理、売買仲介、鑑定評価、テナントレップ、リーシング、プロジェクト・マネジメントなどのコア・サービス全体で、2022年の売上高は101億ドルを記録しました。受賞歴のある企業文化や、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)、環境、社会、ガバナンス(ESG)へのコミットメントにより、業界内外から高い評価を頂いております。詳しくは、公式ホームページhttps://www.cushmanwakefield.com/ja-jp/japan にアクセスするか公式ツイッター @CushWake をフォロー下さい。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 不動産業
- URL https://cushmanwakefield.com
過去に配信したプレスリリース
2025年オフィス・アウトルック:東京は建設費の高騰により竣工遅れ、新規供給も抑制ぎみに
12/23 14:00
C&W、2024年Q3のリテール市況レポートを発表
12/2 14:00
ミラノのモンテナポレオーネ通りが「路面店賃料」ランキングで初の首位に
11/25 11:00
C&W、兵庫県神戸市の「LF神戸弥栄台」を取得
11/19 11:00
C&W、2024年Q3 の東京オフィス市況レポートを発表
11/1 12:00
日本の事業用不動産投資先、オーストラリアがトップに
10/31 11:00
C&W、アジア太平洋地域 データセンターレポートを発表
9/9 12:00
C&W、2024年上半期の物流レポートを発表
8/29 11:00
C&W、2024年Q2のリテール市況レポートを発表
8/9 11:00
C&W、2024年上半期のインベストメント市況レポートを発表
7/29 12:00