アリゾナ州で野生動物と家畜に水を供給する持続可能な太陽光発電ソリューション

BBB Industries

 

TerrePowerが持続可能なソーラーパネルで砂漠地帯に水を供給

 

【モビール(米アラバマ州)2023年9月6日PR Newswire=共同通信JBN】BBB Industriesの一部門TerrePowerは、アリゾナ州で持続可能なソーラー・ソリューションの提供を支援しています。こうした乾燥した砂漠地帯に生息する野生動物や家畜は、しばしば自然の水源を見つけるのに苦労しています。

 

この課題に対応するため、野生生物の専門家、自然保護活動家、牧場主が協力し、天然資源の保護と、特に猛暑期や乾燥期の水の確保に努めてきました。

 

ヘラジカ、シカ、クマ、コヨーテ、ボブキャットなどの動物にライフラインを提供する持続可能な解決策として、州全体で太陽光エネルギーが利用されています。州内の私有地や連邦政府所有地に作られた何千もの水場が、これらの動物を支えています。しかし、動物たちの水需要を満たすための水場への電力供給が課題となっていました。

 

非営利の自然保護団体、Arizona Deer Association(アリゾナ鹿協会、ADA)は、他の地方機関や政府機関と協力し、野生動物や牛などの家畜用の水資源確保に太陽光発電を活用しています。ADAはこの数年、他の水源から水を引いてくるプロジェクトの可能性を幅広く調査してきました。ディーゼル発電機に頼っている井戸もありますが、電源不足のために休止状態の井戸もあります。

 

化石燃料に代わる、環境に優しく、維持にあまり手のかからないものが必要だと考えたADAのプロジェクト・ディレクターJim Lawrence氏は、革新的な解決策を模索しました。その結果、たどりついたのがOntilityでした。BBB Industriesの一部門TerrePower傘下の包括的なソーラー・ライフサイクル・ソリューションとエネルギー貯蔵システムのブランドであるOntilityが、持続可能な方法で製造したソーラーパネルは、水の保全というADAの目的に完全に合致していました。

 

太陽光発電パネルの寿命は、通常25-30年です。それらを再利用すれば、新たに製造する場合と比べて炭素排出量を最大35%削減しつつ、循環型経済をさらに推進できます。

 

Lawrence氏は「私たちはここ数年、持続可能な方法で製造されたパネルを使って、古い廃井戸やディーゼル発電機で電力を供給していた井戸を太陽光発電の井戸に変えてきました。O'Haco RanchのHigh Point Wellもその1つです」「太陽光発電導入前は、ディーゼル発電機で電力を賄っていました。私が初めて現場を訪れた時、井戸から50ヤード以内には草1本生えていませんでした。ディーゼル燃料で汚染されていたからです」と説明しています。

 

この井戸は現在、30マイル以上にわたって水を供給し、家畜や野生動物に恩恵をもたらしています。

 

Lawrence氏に最初のソーラーパネルが出荷されたのは2021年、現在までに計810枚のパネルを発注しています。最近では8月に120枚のパネルを発注、これは同氏の決意を再確認させるものです。これらのパネルは、今年初めにフル稼働に達したテネシー州スパルタにあるTerrePowerの施設から調達されています。

 

TerrePowerのJohn Boyer社長は「当社は、30年以上にわたる再生経験をソーラーパネルに生かしています」「スパルタの施設は、ソーラーパネルの持続可能な製造に特化しており、10万枚をはるかに超えるパネルを持続可能な方法で製造可能で、さらなる増産に向け、迅速に規模を拡大する予定です」と話しています。

 

太陽エネルギーを利用することで、ADAは生息地を回復させただけでなく、牧場主と提携してコストと化石燃料への依存を減らしています。

 

Lawrence氏は「太陽光発電は誰にとってもメリットがあります」「牧場主は太陽光発電に変えてしまえば、それでおしまい。それに伴う保守はほとんど不要です。毎年1万6000ドル、1万8000ドルも燃料代がかかることもありません」と言います。

 

遠隔地への水の供給に太陽光発電を利用することには、維持費がかからず、費用対効果が高いという利点があります。ADAは、募金、助成金、寄付金でソーラーパネルを購入しています。

 

Lawrence氏は「太陽光発電の用地開発では、しばらく戻る必要がないようにしたいと思います。極めて遠隔地にあることが多いからです」「パネルが再生され、出荷されるのを見たとたん、心を奪われました。新品に見えたからです。私たちは、その状態にとても満足しました。ここ数年、持続可能な方法で製造されたモジュールの成功率は100%です。だから、私たちはハッピーです」と話しています。

 

TerrePowerの詳細については、https://www.bbbind.com/terrepower をご覧ください。

 

TerrePowerについて
TerrePowerは、クリーンエネルギーとモビリティーの未来をけん引する部品の持続可能な製造における業界リーダーであり、イノベーターです。電気自動車(EV)のバッテリーやその他の部品のアップサイクルや長寿命化、性能向上から、ソーラーシステムの改修、リサイクルまで、循環型経済を推進しています。TerrePowerの使命は、重要な部品や素材に新たな命を与え、コストを削減し、廃棄物を減らし、資源を再利用し、環境を保護することです。2009年に設立されたOntilityは、総合的なソーラー・ライフサイクル・ソリューションとエネルギー貯蔵システムを提供するTerrePowerのブランドです。TerrePowerはBBB Industriesの一部門です。

 

BBB Industriesについて
BBB Industries, LLCは、自動車、産業、再生可能エネルギー市場にサービスを提供している、持続可能な大手メーカーです。北米全域に広範な拠点と事業を展開するBBBは、2020年には欧州市場に参入、現在では90カ国以上で限定補修用部品の製造・供給を持続的に行っています。TerrePowerは、北米と欧州両方の電気自動車、エネルギー貯蔵、ソーラー市場にサービスを提供しているBBBの一部門です。1987年に設立されたBBB Industries, LLCは、アラバマ州モビールとテキサス州ダラスにコーポレートセンターを置く株式非公開企業です。詳細については、www.bbbind.comをご覧ください。

 


Elk drinks from solar powered water source in Arizona. The solar panels were provided by TerrePower/Ontility. Photo Courtesy: Arizona Deer Association

 

Logo - https://mma.prnasia.com/media2/2199032/BBB_Industries_TerrePower_Logo.jpg?p=medium600

 

Photo - https://mma.prnasia.com/media2/2199033/ADA_TerrePower_AZ_Solar.jpg?p=medium600 

 

ソース: BBB Industries

 

 

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