ミュンヘンで輝くCALB:欧州の電化を加速する用意があると表明

CALB Group

 

CALB会長のLiu Jingyu氏

 

AsiaNet 100322(0970)

 

【ミュンヘン(ドイツ)2023年9月14日新華社=共同通信JBN】9月4日、非常に影響力のある2023 IAA Mobilityイベントがドイツのミュンヘンで開幕しました。併行して9月6日、WNEVC 2023(IAA Mobility Special)が「Low-carbon Travel, Win-win Cooperation(低炭素旅行、ウィンウィン協力)」のテーマで始まりました。CALB会長のLiu Jingyu氏はカンファレンスに招かれ、同社の電源バッテリー技術革新と製品開発を中心に基調講演を行いました。これは欧州だけでなく、世界の自動車産業の電化プロセスに寄与することを目指しています。

 

ミュンヘンのイベントには、中国の50社余りを含む計675社が参加しました。CALBは画期的なOne-Stop (OS) Batteryをはじめ、Ultrahigh Power (UP) Cylinder Battery、フルタブ積層バッテリー、4C高速充電バッテリー、PHEV(プラグインハイブリッド車)向けバッテリーとシステム、全固体電池、リチウム・硫黄バッテリー、VDA標準モジュールなど一連の電源バッテリー分野のコア製品・ソリューションを展示しました。これらの中で、コスト効率のいいOS Batteryと6C Up Cylinder Batteryが来場者から大きな注目を集めました。

 

Liu Jingyu氏は、CALBが製品の安全、電力性能体験、リソース利用効率、全体的なライフサイクルコストを極めて重視していると述べました。その素材と化学系の研究は、高電圧、高マンガン、コバルトフリー、固体技術の4主要領域を中心にしています。

 

CALBは、5シリーズNCM製品のエネルギー密度を8シリーズNCM製品と同等のレベルに引き上げた最初の企業です。継続的な反復と更新を通じて、CALBの高電圧6シリーズ製品は今や、300 Wh/kgのエネルギー密度を達成し、1000キロ以上の走行距離をサポートしています。

 

世界的な入手可能性を確保して顧客の利益を守るため、CALBは先進的な素材やバッテリー、製造とリサイクルなど産業チェーン全体にわたる包括的な特許権保護を確立しています。Liu氏は「われわれの特許戦略は、技術と製品のイノベーションに焦点を当てながら、堅牢な特許保護システム構築することです。電源バッテリー業界の健全な成長のため、正しく持続可能な開発経路をつくり出すことが目的です」と強調しました。

 

Liu氏はまた「われわれは、欧州の国産自動車メーカーを支援する準備ができています」と述べました。ポルトガルにあるCALB初の海外生産拠点は、フェーズIまで初期容量15 GWhの計画通りに進んでいます。将来の拡充は市場規模と顧客の要望に基づくことになります。

 

ソース:CALB Group

 

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