広州開発区が2023 Saudi (Jazan) Special Investment Promotion and Exchange Forum開催

広州開発区(Guangzhou Development District)

 

広州開発区が2023 Saudi (Jazan) Special Investment Promotion and Exchange Forum開催

 

AsiaNet 100374 (1153)

 

【広州(中国)2023年9月28日新華社=共同通信JBN】2023年9月25日、Saudi (Jazan) Special Investment Promotion and Exchange Forumが中国南部の広州開発区(Guangzhou Development District、黄埔区)で開催されました。今回の中国とサウジアラビアの交流会議は、9月上旬に広東省代表団のサウジアラビアを訪問に続く初イベントとなりました。

 

ジーザーン王立委員会投資部のNawaf AlWard部長は、近年、サウジアラビアは急速な経済発展の勢いである「ビジョン2030」戦略を着実に推進していますと指摘しました。サウジアラビアの開放的な対外政策は、外国人投資家、特に中国からの投資家の注目を集めています。従って、同王立委員会は、企業のプレゼンス確立を支援し、現地の人々に施設を提供するために、揺るぎない支援を約束します。

 

中国共産党黄浦区委員会副書記のChen Zhiyong氏は、広州開発区は全国で最も強力で、ダイナミックで、効率的な地域の1つであると明言しました。投資促進や工業団地建設で豊富な経験を持つ同地域は、新興情報技術、自動車製造、再生可能エネルギー、美容・健康、新素材など5つの1000億レベルの産業クラスターと、ハイエンド機器、バイオテクノロジー、集積回路からなる3つの500億レベルの産業クラスターを形成しています。この強固な基盤によって、中国とサウジアラビアの生産・エネルギー協力が促進されることが期待されます。

 

サウジアラビアのジーザーン工業都市に位置する中国・サウジ・ジーザーン工業地帯は、「インフラ整備、産業集積、都市と産業の融合、環境保護」という開発戦略を堅持しています。この地域は32平方キロメートルで、30平方キロメートルの工業地帯と2平方キロメートルの住宅地が含まれます。

 

The Silk Road Industrial Services Co., Ltd.は、広州開発区、寧夏銀川経済技術開発区、ジュベイル・ヤンブー王立委員会(RCJY)、サウジアラムコによって共同設立され、産業クラスター地帯の投資誘致やその他の関連業務を担当しています。

 

The Silk Road Industrial Services Co., Ltd.ゼネラルマネージャーのLi Zhe氏によると、この工業地帯には現在、ジーザーン商業港、海水淡水化プラント、製油所などの施設があります。広州開発区の8つの柱産業とジーザーン工業都市の既存の産業開発計画を綿密に統合することで、金属製錬・加工、再生可能エネルギー、石油化学、海洋風力エネルギー設備、インテリジェント家電、白物家電の6つの主要分野をターゲットとし、工業団地内に専門工業団地を建設します。

 

ジーザーン王立委員会投資部プロジェクトマネージャーのJansson Victor Johan氏は、この地域の豊富な天然ガス、石油、鉱物資源、そして明確なコスト優位性についても強調しました。多角的な経済発展を促進するため、ジーザーンには経済特区が設立され、融資、税金、労働などに関する多くの支援政策が外国人投資家に総合的なサービスを提供しています。

 

広州開発区に本社を置くXuzhuang Biotech Co., Ltd.はこのほど、サウジアラビアの代理店と協力協定を締結しました。このプロモーション・イベントの中で、同社の外国貿易マネージャー、Zhang Shixian氏は、サウジ市場の大きな可能性を探求する熱意を伝えました。

 

広州開発区は「呼び込み」と「進出」の両面で質の高い戦略を主張します。ジーザーン工業地帯の開発と建設に力を入れることで、同区は外国に対して高い開放性を維持し、国際協力の新しい方式を積極的に模索します。また、中国-シンガポール、中国-欧州、中国-ロシア、中国-イスラエル、中国-サウジアラビアなどの包括的な国際協力プラットフォームを構築し、相互投資を加速します。

 

2022年、広州開発区では新たに76の海外投資プロジェクトが開始され、その規模では広州をリードしています。このプロジェクトは、バイオ医薬品、サプライチェーン・ロジスティクス、電子機器など多様な業界にまたがり、16の国と地域に拡大しました。これらのプロジェクトに対する中国の投資約束額は13億5600万ドルに達し、広州のシェアの80%以上を占めました。2022年、同区は29億ドル以上の外国投資を誘致し、Fortune 500企業の135社が同エリアに315社の企業を設立しました。

 

ソース:Guangzhou Development District

 

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