前海は産業多様化の利点を拡張

Qianhai Shenzhen-Hong Kong Modern Service Industry Cooperation Zone

AsiaNet 100551 (2060)

 

【深セン(中国)2023年12月8日新華社=共同通信JBN】グローバルコネクティビティーの時代、前海は産業多様化とイノベーションによって、中国産業開発の新トレンドをリードしています。このほど開催されたQianhai Global Investment Promotion Conference(前海世界投資促進会議)で、前海は新たな「6集積区」を発表しました。前海はサプライチェーン、船便、国際コンサルティングなどハイエンドサービスを強化する一方、人工知能、集積回路、海洋工学機器など未来産業や先端製造業も導入しました。それは現代的サービスと先進的製造の総合開発に新しい機会をもたらしています。

 

前海は近年、産業多様化の利点を拡張しています。Authority of Qianhai Shenzhen-Hong Kong Modern Service Industry Cooperation Zone(前海・深セン-香港近代サービス産業協力区管理局)によると、越境eコマース、金融、法律、税関連サービス、ファイナンスリースなど利益の大きい産業の企業多数が前海に進出して、ビジネス開発の新たな旅に乗り出しています。

 

EY China SouthのWilliam Huangマネジングパートナーは「現代サービスハブとして、前海は技術部門の画期的進歩を積極的に追求しています。例えば、新たに加えられた『Integrated Circuit Agglomeration Zone(集積回路集積区)』は前海のComponents and IC International Trade Center(CICITC、部品・IC国際貿易センター)を利用して集積回路配送センターを開設し、ハイエンドチップの設計・革新プラットフォームの開発に専心します。年初来、CICITCの取引額累計は403億8000万元に達しています」と話しました。

 

外部観察は、天然ガス、海洋産業など重要なエネルギー産業が前海の産業開発で新しいリーダーになったことを示しています。統計によると、「Qianhai Natural Gas Trade Agglomeration Zone(前海天然ガス貿易集積区)」は、CNOOC(中国海洋石油集団)、China Gas、ENN Energyなど大手天然ガス取引企業55社を引き付けました。2022年末現在、海洋関連企業約3400社が前海で登録しています。

 

外部の識見によると、前海の産業の多角的開発は多様な産業開発の利点と密接に関係しています。例えば、前海は海域600平方キロ、海岸線68キロ、13島、港湾ターミナル6カ所、一級港5カ所を擁し、海洋産業開発における集積資源の明確な利点が際立っています。

 

多様な産業を誘致するプロセスで、前海は越境金融サービス、法的サービス、税関連サービス、ファイナンスリースなどの分野で一貫して制度改革を推進してきました。こうした継続的な取り組みは、前海が革新的で多様なアプローチを通じて企業を引き付け、産業エネルギーレベルを更新する能力をさらに高めます。

 

業界関係者は、前海のハイエンドサービス産業クラスターが今後さらに拡大すると予測しています。サービス、技術、産業の好循環と相乗効果が強化され、それによってビジネス環境にとって良好なエコシステムが形成されます。

 

前海はトレンドに乗って、新しい目的地に向けて出航します。そして、大湾区産業開発のリーダーとして浮上すると期待されています。

 

ソース:Authority of Qianhai Shenzhen-Hong Kong Modern Service Industry Cooperation Zone

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