無錫市浜湖区で2023年世界自動車用チップイノベーション会議開催

Binhu District, Wuxi

AsiaNet 100559 (2071)

 

【無錫(中国)2023年12月8日新華社=共同通信JBN】2023年12月5日から6日まで、中国東部の無錫市浜湖区で2023年World Automotive Chip Innovation Conference(世界自動車用チップイノベーション会議)と2023年China Automotive Chip Summit(中国自動車用チップサミット)が開催されました。会議は、自動車用チップ分野の最先端技術と時代の挑戦に焦点を当て、業界の革新的発展を促進する新たな機会について討議しました。このイベントには、中国工程院会員のNi Guangnan、Sun Fengchun両氏を含む専門家や学者、企業代表500人以上が参加しました。

 

自動車・部品産業は、無錫の現代産業クラスターの中で6大高収益産業の1つです。無錫には現在、自動車製造企業が4社、自動車部品・関連部品企業が1400社以上あります。無錫の2大基幹産業である集積回路(IC)とインターネット・オブ・シングス(IoT)は今年、2000億元の規模を超える見通しです。無錫の自動車用チップ産業は近年、100億元規模で開発を加速しており、ほぼ完全な産業チェーンを形成しています。中国共産党無錫市党委員会のDu Xiaogang書記は、無錫が引き続きビジネス環境を最適化し、外国投資が最も満足できる目的地として都市を構築し、イノベーションと起業に好ましい環境を提供すると述べました。

 

今イベント中、無錫市はChina Association of Automobile Manufacturers(中国自動車工業協会)と協定に調印し、自動車用チップ産業のハブとして市を構築する支援を受けることになりました。無錫市の浜湖区はすでに、半導体とその関連企業170社を誘致しています。浜湖区は今後、完成車企業の導入をサポートし、部品集団を引きつけ、自動車産業の発展を支援します。

 

第1回World Automotive Chip Innovation Conference開催地の浜湖区は、この地の強固な産業基盤、好ましいビジネス環境、優秀な専門的人材に基づいて選ばれました。無錫市の南西部、太湖のほとりにある浜湖区は湖岸の90%を占め、観光資源の90%を集め、省・国レベル研究機関の90%を擁しています。浜湖区にはまた、「亀の頭の島」ともいわれる有名な景勝地、ゲン頭渚があります。

 

ソース:Binhu District, Wuxi

 

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(画像説明:無錫市浜湖区で2023年世界自動車用チップイノベーション会議開催)

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