小学生・中学生が参加　“目の見えない世界”を体験＆パラリンピアンと交流

～第3回NAGASEカップ特別企画・パラスポーツ体験を通じて共生社会について考える～

2024/7/12 12:15

2024年7月12日

長瀬産業株式会社

小学生・中学生が参加　“目の見えない世界”を体験＆パラリンピアンと交流 ～第3回NAGASEカップ特別企画・パラスポーツ体験を通じて共生社会について考える～

　長瀬産業株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：上島　宏之、以下「長瀬産業」）は、特別協賛するインクルーシブな陸上競技大会「WPA公認　第3回NAGASEカップ陸上競技大会」の特別企画として「パラリンピアン直伝！目の見えない世界でブラインドランを体験してみよう」を6月23日（日）に開催しました。イベントには小・中学生10名が参加し、長瀬産業所属で国際的な大会に多数出場しマラソン世界記録（T11）も有するブラインドランナー・和田伸也選手と伴走・長谷部匠選手との交流や、“目の見えない世界”の体験などを行いました。

　本イベントは、未来を担う子どもたちを対象に世界トップクラスのパラアスリートとの交流や、パラスポーツ体験を通じて共生社会の実現を考える機会を作りたいという思いから開催されました。パリで行われる国際的なスポーツ大会の開幕まで約一か月となるタイミングに、2021年に東京で行われた国際的なスポーツ大会で選手・関係者が滞在したエリアで開催する運びとなりました。

　子どもたちは和田伸也選手、長谷部匠選手との交流や、保護者とペアで「ブラインド役」と「ガイド役」を体験するブラインド体験を行い、この日に学んだことや感じたことを一人一枚のフリップにまとめて発表しました。また、屋外でパラリンピアンの走りを間近で見学したり、一緒に走ってみたりと、パラスポーツを身近に感じてもらう機会となりました。なお、子どもたちが作成したフリップは、10月12日（土）、13日（日）に国立競技場で開催される第3回NAGASEカップ会場内に掲示予定です。

参加者の声　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

◆ブラインドランを体験してみて

・障害物をよけるのが怖かったです。和田さんもいつもこういうふうに暮らしていると思うと、怖そうだと思いました。

・危険はないと分かっていつつも、何があるか全く想像できないのは不安で、自然と歩幅がすごく狭くなっていました。

・段差とかをどうやって言えばいいのか、伝えるのが難しかったです。

◆保護者の声

・パラアスリートと直接話をしたり、一緒に走ったりと、メダリストの距離が近い点が良かったです。子どもにはもちろん親にとっても良い経験となりました。

イベント　開催概要　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

日　　時：2024年6月23日（日）10時30分～12時30分

場　　所：晴海ふ頭公園内「O.GARDEN」（東京都中央区晴海5-8）

参加者：小・中学生10名、保護者8名　合計18名

NAGASEカップについて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

“誰もが参加できるインクルーシブな陸上大会”

一般社団法人日本パラ陸上競技連盟、公益財団法人東京陸上競技協会が主催、長瀬産業が特別協賛。「日本陸連公認の部」と「パラ公認の部」からなる“誰もが参加できるインクルーシブな大会”をコンセプトとする国内最大規模（※）の陸上競技会で、年齢、国籍、障がいの有無など、様々な境界を越えてアスリートがレースに挑みます。

第3回目となる今大会も昨年に引き続き国立競技場を舞台に、NAGASEカップを通じてアスリートの“次”への挑戦を後押しするとともに、顧客、競技関係者、ボランティアや地域の皆様が新しい体験や価値観と出会う場となることで、多様性を認め合うインクルーシブな輪を社会全体へ拡げていくことを目指しています。

※障がいの有無に関わらずアスリートが参加できる大会において、パラ選手参加人数が最大級（自社調べ）

■大会概要

大会名：第 3 回 WPA 公認 NAGASE カップ陸上競技大会

　　　　WRk対象競技会として実施

開催日時：2024 年 10 月 12 日（土）、13 日（日）

開催場所：国立競技場（東京都新宿区霞ヶ丘町 10-1）