東拓工業、沖縄工場を移転し生産能力拡大へ

半導体製造装置向け耐熱ダクトホース製品など新たに生産、県外への販売も強化

長瀬産業

 

2024年1月7日

長瀬産業株式会社

東拓工業、沖縄工場を移転し生産能力拡大へ 半導体製造装置向け耐熱ダクトホース製品など新たに生産、県外への販売も強化

 長瀬産業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:上島宏之、以下「長瀬産業」)の100%子会社である東拓工業株式会社(大阪市西区、代表取締役社長:中西俊博、以下「東拓工業」)が、沖縄県うるま市で操業しているパイプ製造の工場を同市内で移転することといたしましたのでお知らせいたします。移転により生産能力を拡大し、2025年10月の稼働を目指します。

 

本移転の目的

東拓工業は2012年に沖縄工場(沖縄県うるま市州崎7-20)を開設し、那覇空港の拡張工事や県内の多数の橋梁建設など、多くのインフラ整備や公共事業向けに地中埋設電線保護管やPC橋梁用ケーブルダクトなどの製品を供給してまいりました。このたびの移転により、生産効率と生産能力のさらなる向上を目指し、生産と在庫管理を同一工場内で統一し製造から出荷までの一貫体制を整備します。これにより生産能力は1.5倍以上に向上し、より効率的かつ安定した供給が可能となります。また、新たに土木用排水パイプと半導体製造装置にも用いられる耐熱ダクトホースの製造を開始します。これまで沖縄県内の需要が中心でしたが、県外への販売も強化し、地域発展及び国土強靭化に引き続き貢献してまいります。

 

移転後の製品ラインナップ

主力製品(1)~(2)に加え、新たな製品(3)~(4)を生産いたします。

(1)TACレックス(用途:電気・通信ケーブルを地中埋設する場合の電線保護管)

メガソーラー発電所や風力発電所といった再生可能エネルギーの設備で使われ、クリーンエネ

ルギーの普及をサポート。

(2)ポリエチレン製シース(用途:PC(プレストレストコンクリート)橋梁用ケーブルダクト)

海に囲まれた地域で建設されるPC橋梁に使用され、塩害対策やインフラ設備の長寿命化を支援。

(3)TACプレス(用途:土木造成工事用 暗きょ排水管)

(4)耐熱ダクト(用途:半導体製造装置向け耐熱ホース)

半導体装置に組み込まれることで機械作動時の熱排出やクリーンルームなどの低発塵を要求され

る環境での送・排気ダクトとして最先端の設備を支える。

 

(1)TACレックス (2)PEシース  (3)TACプレス   (4)耐熱ダクト

 

東拓沖縄工場 概要

移転予定地:沖縄県うるま市

移転後設備:土地 5,200㎡、建物 1,500㎡

 

今後のスケジュール(予定)

2025年2月:着工予定

2025年8月:完成予定

2025年10月:稼働予定

 

東拓工業 概要

・社 名:東拓工業株式会社

・本社所在地:大阪市西区

・代 表 者:代表取締役社長 中西 俊博

・事業概 要:土木・電設・工業など産業用プラスチックホース、フレキシブルパイプの製造・販売

・U R L:https://www.totaku.co.jp/

 

長瀬産業 概要

・社 名:長瀬産業株式会社

・本社所在地:東京都千代田区

・代 表 者:代表取締役社長 上島 宏之

・事業概 要:化学品、合成樹脂、電子材料、化粧品、健康食品等の輸出・輸入及び販売

・U R L:https://www.nagase.co.jp

 

<本件に関するお問い合わせ先>

 

◆工場移転に関するお問い合わせ

東拓工業 人事総務部 広報チーム 藤瀬 06-6578-6010

 

◆本リリースに関するお問い合わせ

長瀬産業 コーポレートリレーション部 PR課 服部 070-4314-0671

 

 

 

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