3月9日は脈の日。循環器専門医に相談できる「春の健康イベント」を開催。心電図記録と血圧測定会も実施。

2025年3月2日（日）10時よりイオンモール京都桂川1階「竹の広場」にて開催。参加無料

2025/2/26 14:00

オムロンヘルスケア株式会社（本社所在地：京都府向日市、代表取締役社長:岡田歩、以下当社）は、不整脈の一種で脳梗塞の要因ともいわれる「心房細動」の啓発活動として、3月2日（日）10時よりイオンモール京都桂川1階の竹の広場で「春の健康イベント」（以下当イベント）を開催します。3月9日の「脈の日」に先立ち開催する当イベントでは、循環器専門医による健康相談コーナーを設置するほか、当社の機器を使用して心電図記録や血圧測定を体験できます。参加費用は無料で、どなたでも参加できます。

「心房細動」は心原性脳塞栓症の要因ともいわれており、加齢や、肥満・高血圧などの生活習慣病により発症率が高まるといわれています。また、高血圧を有する場合は通常の場合と比べて心房細動の発症リスクが約3倍高まること*1がわかっています。日本における心房細動の有病率は2020年で約100万人ですが*2、高齢化に伴い患者数は今後さらに増え続けると考えられています。心房細動は早期発見と治療により重症化を予防できる病気ですが、患者の約4割*3が自覚症状を伴わないために早期発見が難しいことが課題です。

*1 Senoo K,Yukawa A, Ohkura T,et al. Screening for untreated atrial fibrillation in the elderly population : A community-based study.Pizzi C,ed PLoS ONE.2022;17[(6)):e0269506.

*2 Ohsawa M, et al, : J Epidemiol 2005 : 15 : 194-196

*3 Senoo K,et al.Circ J.2012;76[4]:1020-1023

心房細動を早期に発見する方法のひとつが家庭での心電図記録です。動悸や息切れなど、気になる症状を感じた時の心電図を記録して、医師に確認してもらうことで心房細動の早期発見につながります。今回のイベントでは、血圧測定と一緒に心電図を記録できる心電計付き上腕式血圧計と、持ち運びやすいコンパクトサイズで詳細な心電図を記録できる携帯型心電計の2種類を体験できます。さらに、記録結果や健康で気になることがあれば、その場で循環器専門医による健康アドバイスを受けることができます。当イベントに参加する循環器専門医は、日本高血圧協会理事長：大阪大学医学研究科医学専攻名誉教授樂木宏実先生、日本循環器協会京都府支部支部長：京都府立医科大学大学院医学研究科循環器内科学・腎臓内科学教授的場聖明先生、日本脳卒中協会京都府支部支部長：京都第二赤十字病院脳神経内科部長永金義成先生です。

今後も、当社は継続的な啓発活動を通じて高血圧や心房細動についての理解を深めてもらうことで循環器疾患の早期発見を実現していきます。

【イベント概要】

日時：2025年3月2日（日）　10：00～18:00

場所：イオンモール京都桂川　1階　竹の広場

主催：オムロンヘルスケア株式会社

共催：日本循環器協会、向日市

後援：日本脳卒中協会、日本高血圧協会、ファイザー株式会社

参加費：無料　

※ペースメーカーなど植込み型医療機器を装着している方は心電図記録できません。血圧測定は可能です。

【相談できる先生】

10:00-13:00

日本高血圧協会　理事長