滋賀県甲良町の魅力を五感で学ぶ「暮らし体験ツアー」と古民家「野瀬七郎平邸」の宿泊体験を開催しました!

2025/3/21

こうら・ウエルネスツーリズム実行委員会

 こうら・ウエルネスツーリズム実行委員会(構成団体:株式会社一休庵農事組合法人ファームかなや一般社団法人ゆずのだいどこパシフィックコンサルタンツ株式会社道の駅せせらぎの里こうら指定管理者)、株式会社千成亭風土西明寺)は、古民家「野瀬七郎平邸」でのモニター宿泊体験を伴う「滋賀県甲良町の魅力を体感する 暮らし体験ツアー」を2025年3月1日(土)・2日(日)に開催しました。

 こうら・ウエルネスツーリズム実行委員会(以下、「実行委員会」)では、地域の事業者が集まり甲良町の魅力発信・観光振興に取り組んでいます。この度、甲良町の歴史や大地の恵み、農業や商品開発の面白さを五感で学び、甲良町の魅力を体感いただくことを目指した暮らし体験ツアーを開催しました。またツアーと合わせて、実行委員会で昨年より活用を進めている地域の古民家「野瀬七郎平邸」でのモニター宿泊体験も実施しました。当日は、全国から延べ18名の参加があり、平安時代から続く古刹「西明寺」、地元素材を活かした料理を提供する「おだいどこ野幸」「千成亭ぎゅ~じあむ」「一休庵豆腐工房」、水路を活かしたまちづくりに取り組む北落地区、道の駅にも商品を多数出荷しているミニトマトといちごの農業従事者、地域の商品開発に取り組む「道の駅せせらぎの里こうら」を訪問しました。農村まちあるきの様子西明寺副住職の解説の様子おだいどこ野幸での昼食の様子

 

 ツアー後のアンケートでは、「普通に観光していると知ることができない地域の解説を聞くことができた」、「自分の足で地域を歩き見学することで、地域の水路の流れや、子供たちのことなど将来を考えた地域の整備について知ることができた」、「野瀬七郎平邸での宿泊で、祖父の時代の生活ぶりを垣間見るような貴重な経験ができた」、「初めて甲良町を訪れたが、地域の方との交流がとても貴重な体験となった」といった意見が寄せられました。また実行委員会としては、甲良町の魅力や七郎平邸の宿泊観光に関するニーズを把握する機会となりました。今後も甲良町の魅力や古民家を活かした多様な企画を実施していきます。

 

 

【本件に関するお問合せ】

・こうら・ウエルネスツーリズム実行委員会 事務局 道の駅せせらぎの里こうら

・住所:〒522-0252 滋賀県犬上郡甲良町大字金屋1549-4

・担当者:駅長 金織 昭人

・TEL: 0749-38-2744

・E-mail: koura_wellnesstourism@tk.pacific.co.jp 

 

 

《開催の背景》

 滋賀県甲良町は、琵琶湖の東部の湖東平野に位置する、彦根から車で20分ほどの町です。古くから鈴鹿山脈のきれいな水に恵まれた地域で、江戸時代にはこのエリアで栽培されたお米が「当国第一ノ上品ナリ(彦根藩地誌『近江木間攫』)」と評価されるなど、高品質な米の産地として知られていました。現代においても、きれいな水を活かした農業、産業が行われています。また、平安時代開創の古刹「湖東三山西明寺」をはじめ多くの文化財も擁しています。

 甲良町の魅力をより多くの方に知っていただき、甲良町を訪れて豊かな体験をしていただくことを目的に、地域の事業者で2021年に立ち上げた「こうら・ウエルネスツーリズム実行委員会」では、甲良町の「食」と「癒し」をテーマに身心ともにリフレッシュするウエルネスツーリズムのコンセプトで、観光コンテンツの開発や特産品開発、プロモーション活動等に取り組んできました。近年では、明治時代に活躍した近江商人の元邸宅「野瀬七郎平邸」の宿泊施設としての活用を目指したリノベーションワークショップや、地元事業者が共同開発したオリジナル商品の試食イベントを開催しました。さらに2024年2月には、甲良町で暮らしたり、働いたりするイメージを持っていただくことを目指した、第一回目の暮らし体験ツアー「滋賀県甲良町を深く知る 暮らし体験ツアー」を実施しました。

 第二回目となる今回の暮らし体験ツアーでは、第一回目をふまえ「地域について五感で学ぶ」ことにフォーカスすると共に、リノベーションを進めた古民家「野瀬七郎平邸」のモニター宿泊体験を合わせて開催しました。1日目の「甲良町観光day」は「甲良町の歴史と滋賀の大地の恵みを五感で体感」をコンセプトに、2日目の「農村体験day」は「農業や地域をつなぐ商品開発の面白さを五感で体感」をコンセプトに、ツアーを構成し、各スポットでは地域の事業者が解説を行いました。

 

《滋賀県甲良町の魅力を体感する 暮らし体験ツアー 甲良町観光day

日 時:2025年3月1日(土)10:00-16:00

コンセプト:甲良町の歴史と滋賀の大地の恵みを五感で体感

内 容:

・甲良町の新鮮な水を使用した手作り豆腐を提供する「一休庵豆腐工房」の豆腐職人直伝の豆腐作り体験

・日本三大和牛の一つで400年の歴史を誇る「近江牛」を使用した「千成亭ぎゅ~じあむ」のランチ

・国宝第一号の本堂や美しい庭園のある平安時代から続く古刹「西明寺」の散策と副住職による建築解説

・古くから住民主体で水路を活用し、農業を営んできた甲良町北落地区の暮らしぶりを学ぶ、農村まちあるき

詳 細:https://smout.jp/plans/20501 

 

《滋賀県甲良町の魅力を体感する 暮らし体験ツアー 農村体験day

日 時:2025年3月2日(日)10:00-16:00

コンセプト:農業や地域をつなぐ商品開発の面白さを五感で体感

内 容:

・スマート農業に先進的に取り組むミニトマト農園「伊藤農園」でのミニトマト生産のお話と収穫体験

・滋賀県オリジナル品種「みおしずく」などの栽培に取り組むいちご農園「松宮農園」でのいちご生産のお話と収穫体験

・地元の旬の新鮮野菜や近江米の新品種「きらみずき」使用した農家レストラン「おだいどこ野幸」でのランチ・地元素材を使ったオリジナル商品開発に力を入れる「道の駅せせらぎの里こうら」での商品開発のお話とお買い物

詳 細:https://smout.jp/plans/20551 

 

《滋賀県甲良町の魅力を体感する 暮らし体験ツアー 野瀬七郎平邸モニター宿泊体験》

日 時:2025年3月1日(土)~2日(日)

内 容:北落地区に存在する、明治時代に活躍した近江商人の元邸宅「野瀬七郎平邸」でのモニター宿泊体験

※イベント民泊制度を活用しました

 

《開催の結果》

 当日は、移住スカウトサービス「SMOUT」から応募いただき、全国から幅広い年齢層の延べ18名に参加いただきました。ツアー終了後に実施したアンケートでは、「普通に観光していると知ることができない解説を聞くことができた」、「自分の足で地域を歩き見学することで、地域の水路の流れや、子供たちのことなど将来を考えた地域の整備について知ることができた」、「野瀬七郎平邸での宿泊で、祖父の時代の生活ぶりを垣間見るような貴重な経験ができた」、「初めて甲良町を訪れたが、地域の方との交流がとても貴重な体験となった」といったご意見をいただきました。

 またアンケートでは特に、寺院や建築の歴史に関する副住職からの説明があった西明寺や、ミニトマト栽培や農業の課題に関する農業従事者からの説明があった伊藤農園など、地域に関する解説を地域の人から学ぶことができるコンテンツが高く評価されました。今後、暮らし体験ツアーを開催する際も、「学び」を中心に据えたスタディーツアー形式で開催することで、甲良町の魅力を最大限に発揮できる可能性が示唆されました。

 野瀬七郎平邸の魅力としては、「昔の暮らしぶりを体感できる古民家」、「近江商人の歴史」、「静寂で落ち着いた住環境」、「野瀬七郎平邸が位置する北落地区の地域の方の人柄」が挙げられ、野瀬七郎平邸での宿泊観光に期待することとしては、「近江牛や地域のお酒などを古民家で料理して楽しめる体験」などが挙げられました。

 今後も今回のモニターツアー開催結果をふまえ、甲良町ならではの新しい観光振興や関係人口創出に向けた多様なプランを開催していきます。

豆腐作り体験の様子千成亭ぎゅ~じあむでの昼食の様子西明寺散策の様子農村まちあるきの様子野瀬七郎平邸の内観伊藤農園での解説の様子おだいどこ野幸での商品説明の様子いちご収穫体験の様子道の駅駅長の解説の様子

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

農村まちあるきの様子

西明寺副住職の解説の様子

おだいどこ野幸での昼食の様子

豆腐作り体験の様子

千成亭ぎゅ~じあむでの昼食の様子

西明寺散策の様子

農村まちあるきの様子

野瀬七郎平邸の内観

伊藤農園でn解説の様子

おだいどこ野幸での商品説明の様子

いちご収穫体験の様子

道の駅駅長の解説の様子

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