生物多様性ビッグデータを運営する株式会社バイオームへ出資
2025年3月27日(木)
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
生物多様性ビッグデータを運営する株式会社バイオームへ出資
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:安元 淳、以下、NDV)は、同社が運用するファンドを通じて、生物多様性ビッグデータを運営する株式会社バイオーム(本社:京都府京都市、代表取締役:藤木庄五郎、以下、バイオーム社)へ出資を行いました。
バイオーム社は、世界中の生物のリアルタイムな分布データを取り扱った生物情報プラットフォームの構築をめざすスタートアップです。同社が開発・運営をするいきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」はダウンロード数が100万を超え※1、国内最大級※2の生物情報ビッグデータとして様々なネイチャーポジティブ・プロジェクトに活用されています。
現在、世界経済の総付加価値額※3のうち44兆米ドル(世界の総GDPの約半分)が森林や土壌などの自然資本へ依存※4しており、これを支える生物多様性の劣化はかつてないスピードで進んでいます※5。自然保全の概念を取り込んだネイチャーポジティブ経済への移行は地球規模の課題であるとともに、環境省の試算によると2030年には年間47兆円のビジネス機会が創出されると推計※4されています。
NTTグループはありのままの自然を未来につなぐために、事業活動や社員活動を通して自然に寄り添い、生態系保全に関する取り組みを推進しています。
この度のバイオーム社への出資に合わせ、2025年3月27日(木)に日本電信電話株式会社、NTTコミュニケーションズ株式会社、NTTコムウェア株式会社、株式会社NTTデータ、株式会社NTTドコモのNTTグループ5社とバイオーム社は共同で、衛星画像データを活用した、植生および生物の広域推定技術の開発に着手することを発表※6しました。NTTグループは今回の出資を通してバイオーム社との連携を深め、ネイチャーポジティブに向けたビジネスの検討や研究での連携など、新たな価値創造に向けた取り組みを進めてまいります。
■株式会社バイオームについて
会社名 株式会社バイオーム
所在地 京都府京都市下京区中堂寺南町134番地ASTEMビル8階
代表者 藤木庄五郎
事業内容 生物情報アプリ開発・運営、生物情報可視化システムの提供、環境コンサルティング
※1 2024年8月時点
※2 バイオーム社調べ
※3 総付加価値額とは、企業が事業活動によって生み出した価値の総額です。
※4 「ネイチャーポジティブ経済移行戦略 参考資料集(2024)」(環境省ホームページ)
※5 「生物多様性と生態系サービスに関する地球規模評価報告書(2019)」(IPBESホームページ)
※6 NTTグループ・バイオーム社プレスリリース「衛星画像データを活用した、植生および生物の広域推定技術の開発に着手~自治体・企業のネイチャーポジティブ戦略策定支援ソリューション開発に向けた実証開始~」
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このプレスリリースを配信した企業・団体

- 名称 株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
- 所在地 東京都
- 業種 その他金融業
- URL https://www.nttdocomo-v.com/
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