京セラPPAサービス、ソーラーエッジ製パワコン・オプティマイザを導入

発電量アップや、O&M効率化、安全性の向上に寄与

京セラ

2025年4月14日

京セラ株式会社

ソーラーエッジテクノロジージャパン株式会社

  京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、以下:京セラ)と、ソーラーエッジテクノロジージャパン株式会社(代表取締役:シュキ・ニール、以下:ソーラーエッジ)は、京セラが産業向けに展開するPPAサービスを中心に、ソーラーエッジ製のパワーコンディショナおよびパワーオプティマイザを採用し4月15日(火)より提供しますので、お知らせいたします。

 本協業により、京セラ製の長寿命な太陽光発電システムに加え、発電量の向上やモニタリング・O&Mの効率化、安全性の向上を実現するソーラーエッジ製パワーコンディショナおよびパワーオプティマイザを、初期費用ゼロで導入可能なPPAサービスとして展開し、より多くの企業に対して高効率かつ信頼性の高い太陽光発電ソリューションを提供していきます 。

 

 

 

■導入のメリット

1. 発電量の向上

 通常、規模の大きな産業用太陽光発電システムでは、1台のパワーコンディショナで、数十枚単位のモジュールを直列接続しています。直列接続した1つのストリングは、一部のモジュールの受光量が減り発電量が下がると、その影響を受けストリング全体の発電量が下がってしまいます。これを、ソーラーエッジ製パワーオプティマイザを導入することにより2枚単位で分割することが可能になり、一部のモジュールが影や積雪、故障や汚れなどにより発電量が下がっても残りのモジュールが影響を受けず効率よく発電し、発電量の向上に寄与します。

 


2. モニタリングおよびO M効率化

 パワーオプティマイザを活用しソーラーパネル2枚単位での管理ができるため、より詳細なモニタリングが可能となりました。万が一故障や異常が発生した際、従来のようにストリング全体を調査する必要がなく、問題のあるパネルを即座に特定・対応することが可能となります。これにより、運用の効率化とメンテナンスコストの削減に貢献します。

 


3. 安全性の向上

 万が一、火災などの緊急事態が発生した際、一般的な太陽光発電システムでは直流側に 1,000V以上の高電圧が印加されているため、感電の危険があり、通常の消火活動が難しいという課題があります。しかし、ソーラーエッジのパワーコンディショナシステムでは「SafeDC™」機能を搭載。この機能により、非常時には電源を切ることで、ソーラーパネルからの電圧を家庭用電源よりも低い安全電圧30V以下に抑えることができます。また、直流電路の遮断や漏電が発生した場合には、自動的に電圧を30V以下に抑えます。これにより、万が一の際の感電リスクを大幅に低減し、安全な消火活動が可能になります。

 

 

 なお、2025年5月以降、京セラとソーラーエッジは、本システムを導入したPPAサービスについて、ウェビナーを共同開催する予定です。このウェビナーでは、導入事例や技術的な詳細、業界の動向などについて詳しく解説し、太陽光発電に関心のある企業や関係者の皆さまに向けた情報提供を行います。 

 

 

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プレスリリース添付画像

O&M効率化

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発電量の向上

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