早稲田大学野球部 クラウドファンディングを実施

~アメリカ名門大学と究める文武両道への挑戦~

早稲田大学

2025年10月10日

早稲田大学

早稲田大学野球部 クラウドファンディングを実施

~アメリカ名門大学と究める文武両道への挑戦~

 

 

 早稲田大学野球部(部長:日野 愛郎(本学政治経済学術院 教授)、監督:小宮山 悟(1990年教育学部卒))はこのたびクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げ、2026年2月・3月に予定する「米国遠征」に必要となる渡航費用を広く募ることといたしました。今回の「米国遠征」では『スタンフォード大学』『南カリフォルニア大学』など、野球でも学力でも名を馳せるアメリカの名門校との対戦を計画しております。

 

100年以上受け継がれてきた「米国遠征」

 そして今こそ再び「アメリカ」に挑戦する時・・・

 

 早稲田大学野球部は、日本の単独チームとして初めて1905年に「米国遠征」を実現させたチームとして広く知られております。当時から文武両道を体現すべく世界に挑み、その後も競技力の向上のみならず、世界の知見や価値観を日本社会と野球界に還元する事も目指して「米国遠征」を定期的に実施し、アメリカに挑んできました。

 2026年、早稲田大学野球部は創部125周年を迎えます。そして2026年2月、通算14回目となる「米国遠征」を実施することにいたしました。

 


 

スタンフォード大、南カリフォルニア大…NCAAの強豪校と対戦を予定

 野球の力で社会と世界をつなぐフロントランナーに

 

 今回の「米国遠征」では、全米大学野球選手権で何度も優勝している強豪校を含む、NCAA(全米大学体育協会)のDivisionⅠに所属するレベルの高い大学との対戦を予定しています。サンタクララ大学(2月24日)、スタンフォード大学(2月25日)、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(3月2日)、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校(3月3日)南カリフォルニア大学(3月4日)など、世界的にも文武両道として有名な名門大学に挑戦し、全勝を目指します(スケジュールは全て現時点での「予定」となります)。そして、この「米国遠征」での真剣勝負、経験を糧に大学日本一を目指します。

 また、遠征先の各大学では、試合に留まらず、交流、ディスカッションなどを通じて「知性」「対話力」「社会性」を磨き、真の“総合力”を身に着けることも大きな目的としています。

早稲田大学野球部は、部員・学生が「アメリカ」での経験を通じて国際舞台で活躍する力を養い、日本の野球界や社会の未来に貢献できる人材の育成につなげていきたいと考えています。野球の力で社会と世界をつなぐフロントランナーであり続けるために、皆様のご支援をお待ちしています。

 


クラウドファンディングで募る支援金の使い道

 早稲田大学野球部は大学や稲門倶楽部(野球部OBOG会)から一部支援を受けてはいるものの、個人負担が著しく大きくなっているのが実情です。こうした背景から、今回の「米国遠征」に伴う費用について、クラウドファンディングによる支援を募ることといたしました。

①遠征に伴う経済的負担の軽減

 早稲田大学野球部の部員は、部費や用具費など多額の個人的負担を背負いながら活動を続けています。今回の「米国遠征」ではさらに経済的負担が増加することが見込まれるため、これを少しでも軽減することを目的としています。

②経済的事情による活動機会の喪失防止

 現在の日本の社会・経済状況を踏まえると、経済的理由により遠征参加を断念せざるを得ない部員や、部活動そのものの継続が困難となる学生が出てくることが懸念されます。支援金は、部費等の軽減を通じて、部員が活動を継続できる環境を守るために活用します。

 

プロジェクト概要

プロジェクトタイトル 『早稲田大学野球部 世界へ!アメリカ名門大学と究める文武両道への挑戦』

プロジェクトページ  https://readyfor.jp/projects/wasedabbc2025

募集期間 2025年10月10日(金)9時 ~ 12月8日(月)23時

目標金額 500万円(第一目標)1500万円(第二目標)

主なリターン品 特製キーホルダー、特製Tシャツ、特製ネクタイ・スカーフ、リーグ戦チケット、

  WASEDAボールとボール台、野球部激励会へのご招待、野球部歴史案内 など

             

 

小宮山 悟 監督コメント

 平素より熱いご声援を賜り、誠にありがとうございます。現在、野球部史上2度目となるリーグ4連覇を目指し、チーム一丸となって東京六大学野球秋季リーグ戦を戦っています。また、今年は東京六大学野球連盟結成100年の記念すべき年でもありますが、この秋に優勝を飾れば通算50回目の区切りの優勝となります。

早稲田大学野球部は1901年に創部されました。当初は「チアフル倶楽部」という名称で、近隣の野球チームに勝つこともできず、子供たちからも笑われてしまうようなスタートでした。しかし、先輩方の熱意と努力により、1904年には当時野球の先進チームであった一高、学習院、慶應義塾に勝利するほどまでになりました。

 これらの勝利を経て、1905年には安部磯雄初代野球部長の提案を大隈重信侯が了解することで、日本野球チーム史上初の米国遠征を敢行しました。日露戦争のさなかのこの英断は、早稲田大学野球部だけでなく、当時黎明期にあった日本野球界に大きな革新をもたらすものとなりました。現在、当然のように用いられているバントや牽制球をはじめとする戦術だけでなく、練習方法、グラブやスパイクの使用等にわたるさまざまな本場の野球が、この時、日本に持ち帰られたのです。そして当時の先輩方は、これを自チームのみの財産とはせず、全国の野球に取組む人たちに、書物や新聞記事、コーチなど様々な形で提供したのです。また、2か月間に渡る米国滞在経験、現地の様々な人たちとの交流は、この時代の部員たちの視野を大きく広げるものとなりました。

 時は流れて令和の現代、WBCでの優勝や日本人メジャーリーガーの大活躍など、すでに日米の差は埋まったと考える方もいるかもしれません。しかし、人材育成、若者の教育を主眼とする学生野球において、まだまだ先進的である米国で野球を学ぶこと、そして学生同士が国籍や人種を越えて交わりあうことには、いつの時代でも大きな意義があると信じています。

 早稲田大学野球部は、2026年2月に通算14回目となる「米国遠征」を実施します。現地では、第一回渡米時の最初の対戦相手であるスタンフォード大学をはじめとする米国の名門大学との対戦を予定しているだけでなく、学生同士や現地コミュニティとの交流も企画しています。是非、創設時から続く野球部の活動をご理解いただくとともに、未来を支えていく若者へのご支援をお願いいたします。

 

野球部 部員(主将・主務)コメント

 平素より早稲田大学野球部に格別のご支援、ご声援を賜り、厚く御礼申し上げます。

    「米国遠征」は建学以来の「進取の精神」を体現し、文武両道を極めるべく、米国の勉学・野球ともにトップレベルの大学と交流する大きな挑戦です。私たちは必ずや「米国遠征」を成功させ、その中で得た知見と経験を早稲田大学野球部の力に変え、日本に持ち帰ります。そしてチーム全体、大学、さらには学生野球界全体に還元し、学生野球界の範として未来を切り拓き、今後の野球界を牽引していきます。

 しかしながら、「米国遠征」にかかる費用は、学生の自己負担だけでは到底まかなうことができません。そこで私たちは、クラウドファンディングに挑戦し、広く皆様にご支援をお願い申し上げる次第です。

    どうか、この趣旨にご賛同いただき、温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。  

ー主将 小澤 周平(4年・スポーツ科学部)

ー主務 北嶋 晴輝(4年・スポーツ科学部)

         

早稲田大学野球部について

 1901(明治34)年、翌年(明治35年)改称された早稲田大学の前身である東京専門学校に創部。初代野球部長である安部磯雄先生のもと、翌1902(明治35)年、戸塚球場(後の安部球場。現早稲田大学学術情報センター)を造営。1905(明治38)年には安部先生の提言により、世界的な視野から野球を学ぶことを目標に、日本野球チームとして初めての米国遠征を行った。

 創部当時から、安部先生の言葉である「知識は学問から、人格はスポーツから」という「文武両道」の精神を掲げ、大学野球の範となることを目標に、以来百余年にわたり、次代を担う若人の集う大学野球部であり続けている。

 1925(大正14)年、東京六大学リーグに参加。2025(令和7)年、春季リーグ戦までの成績は優勝回数49回、1,366勝813敗99分である。

 

◆創部:1901(明治34)年

◆部長:日野 愛郎(早稲田大学政治経済学術院・教授)

◆監督:小宮山 悟(1990年教育学部卒) ◆主将:小澤 周平(スポーツ科学部4年)

◆部員:172名 ◆OB・OG:約2,200名

公式HP:https://www.wasedabbc.org/ 

公式X:   https://x.com/wasedabbc1901/

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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