2021年 東大現役合格者アンケートで判明! 東大合格者は数学・英語を先取り学習 【東進独自調査】
理系合格者では、高2で数学Ⅲ修了が多数派
2021/4/30 16:00
2021年4月30日
株式会社ナガセ
「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」を運営する株式会社ナガセは、2021年東大現役合格者422名に対してアンケートを実施しました。その結果、東大現役合格者の多くが先取り学習を進めていたことが判明。数学では理系合格者の79.7%が高2の終わりまでに高校数学の全範囲を修了、英語では現役合格者の87.0%が、高校卒業程度とされる英検®2級以上を高1以下で取得していました。
1.東大理系現役合格者の79.7%が、高2のうちに数学全範囲修了
グラフ1は、東大理系現役合格者に高校数学(数学Ⅰ・A、Ⅱ・B、Ⅲ)を全範囲修了した時期を聞いた結果です。これは、あくまで回答者自身が学習し終わったと判断した時期となります。最も多いのは高2の58.1%。高2・高1・中学までの3つを合わせると、高2の終わりまでに79.7%の合格者が高校範囲の数学を修了していたことがわかります。
毎年、高校別の東大現役合格ランキングでは中高一貫校が上位を占めます。これらの大多数の学校では、先取りで高校範囲を早期に修了し入試対策に多くの時間を割くカリキュラムが組まれています。本アンケートでも、中高一貫生の86.1%が高2のうちに高校数学を修了しています。
ここで注目となるのが、高校入学後に高校数学をスタートして東大現役合格を果たした生徒です。修了時期の多数派は中高一貫生と同じ高2であり、中高一貫生より率は下がるものの 65.8 %の生徒が高2のうちに高校数学を修了していました。多くの合格者が、高校よりも早い進度で自ら先取り学習を行っていたことがわかります。
[グラフ1] 東大理系合格者の高校数学修了時期
2.東大現役合格者の約9割が、高1段階で高校卒業レベルの英語力あり
グラフ2は、東大現役合格者に英検®の取得級を聞いたものです。東大の出願要件はCEFR A2程度(英検®に換算すると準2級以上)。アンケート結果をみると、84.1%の合格者が出願要件である準2級以上を取得していました。大学レベル以上といえる準1級・1級を取得している合格者も35.1%おり、3分の1以上の東大現役合格者が既に大学レベルの英語力を有しています。
なお、3級が4.5%となっていますが、全員が小・中学生で取得しその後は受験していないと回答しています。準2級の9.5%もその大多数が中学生以下での取得です。
[グラフ2] 東大現役合格者の英検®取得級(最高)
グラフ3は、高校卒業レベルにあたる2級以上の取得時期に着目したものです。およそ9割の87.0%が高1の終わりまでに2級以上を取得しています。多くの東大現役合格者が高校卒業レベルの英語力を早期に完成させており、英語においても先取り学習をしていることがうかがえます。
[グラフ3] 英検®2級以上取得者の取得時期
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
【株式会社ナガセについて】
1976年創立。日本最大の民間教育ネットワークを展開するナガセは「独立自尊の社会・世界に貢献する人財」の育成に取り組んでいます。
シェアNO.1の『予習シリーズ』と最新のAI学習で中学受験界をリードする「四谷大塚」、有名講師陣と最先端の志望校対策で東大現役合格実績日本一の「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」、早期先取り学習で難関大合格を実現する「東進ハイスクール中学部」「東進中学NET」、総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)合格日本一の「早稲田塾」、幼児から英語で学ぶ力を育む「東進こども英語塾」、メガバンク等の多くの企業研修を担う「東進ビジネススクール」、優れたAI人財の育成を目指す「東進デジタルユニバーシティ」、いつでもどこでもすべての小学生・中学生が最新にして最高の教育を受けられる「東進オンライン学校」など、幼・小・中・高・大・社会人一貫教育体系を構築しています。
また、他の追随を許さない歴代28名のオリンピアンを輩出する「イトマンスイミングスクール」は、日本初の五輪仕様公認競技用プール「AQIT(アキット)」を活用し、悲願の金メダル獲得を目指します。 学力だけではなく心知体のバランスのとれた「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」ためにナガセの教育ネットワークは、これからも進化を続けます。
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このリリースを配信した企業・団体
- 名称株式会社ナガセ
- 所在地東京都
- 業種教育サービス
- URLhttps://www.toshin.com