IBS(過敏性腸症候群)に関する医療統計データ分析を実施
株式会社日本医療データセンターは、IBS(過敏性腸症候群)に関する医療統計データ分析を実施しました。 その結果、IBSにおける患者属性は、女性群53%、男性群47%と女性群の構成比が高いことが観察されました。 一方、男性群における患者数推移は、2005年に対し2012年は急増傾向にある実態が浮かび上がりました。
2013年8月26日
株式会社日本医療データセンター
IBS(過敏性腸症候群)に関する医療統計データ分析を実施
株式会社日本医療データセンター(本社:東京都港区、代表取締役社長:木村真也)は、IBS(過敏性腸症候群)に関する医療統計データ分析を実施しました。
その結果、IBSにおける患者属性は、女性群53%、男性群47%と女性群の構成比が高いことが観察されました。
一方、男性群における患者数推移は、2005年459,734人に対し2012年は971,397人と近年急増傾向にある実態が浮かび上がりました。
≪調査概要≫
分析テーマ:過敏性腸症候群(K58)に関する患者属性分析
分析方法:診療報酬明細書(レセプト)分析
分析対象:日本在住の全年齢、男女
分析期間:2005年1月~2012年12月
サンプル数:350,000名
分析実施日:2013年8月
≪調査結果≫
1)IBS患者の性別割合と年次別推移
・IBS患者の属性は、女性群53%、男性群47%と女性が多い。
・2005年からの観測結果では、年々増加傾向にあり、特に男性群は2005年459,734人で
2012年には971,397人と、患者数が約2倍急増している。
2)年齢別性別患者数と構成比
・15歳-19歳では男女ともに高く、女性群は20代から30代に増加傾向にある。
・20代から30代では男性群より女性群が多く40歳以降になると男性群の割合が女性群より多い。
3)年齢別受診診療科
・年齢レンジ別の受診診療科は、どの年齢においても内科での受診が多くを占めている。一方、
20-50代群においては、精神科・神経科における受診割合も高い。
【株式会社日本医療データセンター】
わが国の社会の高度情報化が進む今日、医療・ヘルスケアを取り巻く環境には、信頼性の高い客観的なデータが不足している現状があります。例えばある疾患の全国推計患者数を把握できなければ、その疾患が社会に及ぼす影響を正確に見積ることができません。
株式会社日本医療データセンターは、診療報酬明細書(レセプト)を活用し、その統計データを社会生活者の皆様の健康に役立てたいと考えます。複雑なレセプト情報をクレンジング、標準化し、「不可逆的匿名化技術」により個人を識別できないデータに変換、データベース化することで解析・活用できる体制を構築しています。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社日本医療データセンター
- 所在地 東京都
- 業種 医薬品
- URL http://www.jmdc.co.jp/
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