アジアのホテル投資額はリーマンショック後最高へ ‐ホテル市場年次レポート‐
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドは、アジアのホテル市場に関する年次レポートを公表しました。アジアのホテル投資総額は2013年に100~120億米ドルに達し、リーマンショック後の最高額となる見込です。
2013年11月8日
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド
アジアのホテル投資額はリーマンショック後最高へ ‐ホテル市場年次レポート‐
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(米国・ニューヨーク 以下「C&W」)はこのたび、アジアのホテル市場に関する年次レポート「Hotel Views 2014 Asia Pacific」を公表しました。このレポートでは、アジアの23都市におけるホテル市場の現状分析と展望について以下のとおり述べています。
1.2013年上期のアジアのホテル投資総額は51.6億米ドルに達し、前年同期比53%以上増加した。2013年通期では100~120億米ドルに達するとC&Wは予想する。これは2008年のリーマンショック・世界金融危機後の最高額となる。
2.アジアのほとんどの市場で2012年のRevPAR(注)は前年比上昇した。アジア全域で各国政府当局が空港・鉄道・港湾を増強し、都市の接続性やインフラを強化して観光部門を後押ししていることも一因である。
(注)Revenue per Available Room 販売可能客室あたり売上高。ホテルの収益パフォーマンスを測る代表的な指標
3.2012年のRevPAR上昇率トップ3はバンコク(19.3%)、香港(10.1%)、ジャカルタ(9.8%)だった。
4.2013年上半期のRevPARも前年同期比8%増で推移した。しかし、一部地域での大量供給の影響によりアジア全体ではRevPARは年後半に低下し、2013年通期では前年以下になると予想される。
5.今後2~3年で15,000室以上の客室が供給されるソウルを除けば2014年にはアジアのホテル市場のRevPARは総じて旺盛な観光需要に支えられ上昇に転じるとC&Wは予想する。
6.東京はオリンピック開催都市に決定したことで、観光地として確立されたイメージはさらに強化される。中長期的に市場に好影響があるだろう。
以上
■レポートに関するお問い合わせ先
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド株式会社
バリュエーション・アンド・アドバイザリーチーム
高山博好 不動産鑑定士・MRICS(英国王立チャータード・サベイヤーズ協会会員)
Hiroyoshi.Takayama@ap.cushwake.com 03-3596-7055
ライス如美 不動産鑑定士・MRICS・米国不動産鑑定士
Naomi.Rice@ap.cushwake.com 03-3596-7096
〒100-6113 東京都千代田区永田町2-11-1山王パークタワー13F
■クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドについて
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は1917年ニューヨークで創業した、非上場企業としては世界最大の総合不動産サービス会社です。全世界60カ国に253の拠点、15,000名以上のプロフェッショナルを配置しています。
ホテル・観光セクターに関してC&Wがご提供している総合的な不動産サービスはこちらをご覧ください。
http://www.cushmanwakefield.jp/ja-jp/services/va-hospitality/
英文レポート本文はこちらからダウンロードできます。(約7MBあります。)
http://www.cushmanwakefield.sg/en-gb/research-and-insight/2013/hotel-views-2014-asia-pacific/
■免責事項 本資料は情報提供のみを目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 不動産業
- URL https://cushmanwakefield.com
過去に配信したプレスリリース
C&W、2024年Q3のリテール市況レポートを発表
12/2 14:00
ミラノのモンテナポレオーネ通りが「路面店賃料」ランキングで初の首位に
11/25 11:00
C&W、兵庫県神戸市の「LF神戸弥栄台」を取得
11/19 11:00
C&W、2024年Q3 の東京オフィス市況レポートを発表
11/1 12:00
日本の事業用不動産投資先、オーストラリアがトップに
10/31 11:00
C&W、アジア太平洋地域 データセンターレポートを発表
9/9 12:00
C&W、2024年上半期の物流レポートを発表
8/29 11:00
C&W、2024年Q2のリテール市況レポートを発表
8/9 11:00
C&W、2024年上半期のインベストメント市況レポートを発表
7/29 12:00