EDの要因 77%が「ストレス」と回答 最もつらいストレスは「会社・仕事」 次いで「自信のなさ」
浜松町第一クリニックは、EDだと自覚がある20~40代の男性500名を対象に、「EDに関する調査」を実施しました。
2014年5月9日(金)
浜松町第一クリニック
ストレスの多い現代社会
EDの要因 77%が「ストレス」と回答
最もつらいストレスは「会社・仕事」次いで「自信のなさ」
焦った結果のED対策はインターネットで情報を得ての
非正規薬品購入というパターンも
性交に複数回失敗した経験がある人が8割!
その後相手とは「気まずくなった」「別れた」「疎遠になった」との声も
高ストレス社会と言われて久しい現代の日本ですが、精神的な要因により、様々な場面で支障をきたしているという話を聞きます。性交に関連してでも、「若年性ED」という言葉も最近では取り沙汰されるようになってきました。こういった背景を受けて、浜松町第一クリニックは、EDだと自覚がある20~40代の男性500名を対象に、「EDに関する調査」を実施しました。その結果明らかになったのは、仕事によるストレスからEDを発症している、と思っている人が多いという実態や、医者から処方された薬ではなく、インターネット等で不正に入手した危険な薬を服用してしまっている、危険な人が存在するという現状です。
■EDの要因が「ストレス」だと感じている人が77%
「自分のEDの要因は、次のうちどれだと思いますか?」という質問に対して、77%の人が「ストレス」と回答しました。続いて46%が「加齢」、28%が睡眠不足と回答。身体的な事情というよりは精神的な要因からEDになっている、と感じている人が大半だという事実が明らかになりました。続いて「ストレス」の中身を聞いてみたところ、最多は「会社(仕事)」で42.9%。2位以下は「自信のなさ(25.5%)」、「恋人との関係(10.6%)」と続きました。
■EDは「つらい」と8割以上の人が感じている
自分がEDだということについて、当事者たちはどのように感じているのでしょうか。「とてもつらいと思っている」と回答した人が12.8%、「つらいと思っている」が26.0%、「少しつらいと思っている」が44.6%と回答したのに対して、「なんとも思っていない」と回答したのはわずかに16.6%。8割以上の人が、EDあることについて何かしらつらいと感じているということが明らかになりました。
また、ED対策を行ったことがある人に対して、どのような対策を行ったかを聞いたところ、「病院で処方された薬を飲む」が36.8%でトップ。「病院以外で入手した薬を飲む」が35.6%、「十分な睡眠をとる」が25.9%で続きました。病院で処方された薬と、非正規のルートで入手した薬の服用者の数がほとんど変わらないという結果が出ましたが、非正規のルートで入手した薬の満足度は非常に低いという結果が出ています。「病院以外で入手した薬を飲む」と回答した人のうち、実に約45%の人が、その後のED対策をやめてしまっています。やめた理由としては「あまりきかない」「効果が目に見えて現れないため」といったその効能を疑問視する声や、「体に負担を感じる」といった副作用を気にする声もあがっていますが、医師に処方された薬でない場合は適切な助言を得ることができないので、そのままやめてしまったという人もおおいようです。
■勃起せず性交に失敗した経験が複数回ある人が8割を超える -失敗した結果、相手とはやはり疎遠に
また実際に勃起せず、性交に失敗した人はどのくらいいるのかを調査したところ、「よくある」と回答した人が17.8%、「ある」と回答した人が29%、「何回かある」と回答した人は32.8%と、ED患者のおよそ8割が複数回、性交に失敗しているという結果がでました。また失敗した結果、相手女性との結果がどうなったかを聞いてみたところ、「疎遠になった」「別れた」「自信がなくなった」という声があがりました。
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2014年4月16日~4月18日
【調査対象】全国の20歳~49歳までの男性500名(「自分がEDだ」という自覚がある人500名)
■調査結果詳細
【◆5人に1人が勘違い!?EDの正しい定義とは】
そもそもどういったきっかけで自分がEDだ、と認識したのかをまず質問しました。「上手く性交できなかったとき」が57.8%で最多で、続いて「自慰行為が上手くできなかったとき」が21.2%、「雑誌やインターネットなどでEDの症状を見て、当てはまっていると感じたとき」が17.6%で続きました。しかし、EDの定義はそもそも、「満足に性交ができない状態」。自慰行為とEDについては関係がないので、20%ほどの人がEDの定義を勘違いしてしまっているという結果となりました。
また、「自分がEDだと認識したのは何歳のときですか?」という質問をとったところ、平均して31.3歳という結果に。EDといえば「40歳以上の人の病気だ」というイメージがありますが、実際は30代前半頃から、自分はEDなのでは、と思い始めた人が多いという結果が明らかになりました。
【約8割が「ストレスのせいでEDになっている」と感じている-ストレスの内訳は「仕事」がトップ】
「自分のEDの要因は、次のうちどれだと思いますか?」という質問に対して、77%の人が「ストレス」と回答しました。続いて46%が「加齢」、28%が睡眠不足と回答。身体的な事情というよりは精神的な要因からEDになっている、と感じている人が大半だという事実が明らかになりました。
続いて「ストレス」の中身を聞いてみたところ、最多は「会社(仕事)」で42.9%。特に40代の男性が仕事上のストレスが大きいようで、実に49.5%と半数近くが仕事のストレスのためにEDになっていると感じているようです。一方で20代の人の回答は36.7%と、仕事上の悩みは40代の人ほどは大きくないようです。2位以下は「自信のなさ(25.5%)」、「恋人との関係(10.6%)」と続きました。
【◆EDに対して「つらい」感じている人が8割以上いるものの、大半の人が対策せず】
自分がEDだということについて、当事者たちはどのように感じているのでしょうか。「とてもつらいと思っている」と回答した人が12.8%、「つらいと思っている」が26.0%、「少しつらいと思っている」が44.6%と回答したのに対して、「なんとも思っていない」と回答したのはわずかに16.6%。8割以上の人が、EDあることについて何かしらつらいと感じているということが明らかになりました。
多くの人がEDであることについて「つらい」と思っているということが明らかになりましたが、EDに対して、対策を打っているかどうかを聞いてみたところ、「あるし今も行っている」と回答したのはわずかに16%。「あるがやめた」と回答した人も18.8%に留まりした。「つらい」とは感じているものの、そのままにしてしまっている、もしくは諦めてしまっている人が大半だという実態が浮き彫りになりました。
ED対策を行ったことがない人の意見を見てみると、
・何をしていいか分からない
・怖い
・そのうち治るだろうと思うから
・対策自体わからない
・いずれ復活すると思っているから
といった風に、「何をしていいかわからない」という意見や「不安だ」という意見に集約されました。中には、「いずれ復活する」「そのうち治る」と自然治癒するだろうと楽観している人もいました。
【◆ED対策、危険な「非正規の薬」で行ってしまっている人が3割も】
続いて、ED対策を行ったことがある人に対して、どのような対策を行ったかを聞いたところ、「病院で処方された薬を飲む」が36.8%でトップ。「病院以外で入手した薬を飲む」が35.6%、「十分な睡眠をとる」が25.9%で続きました。病院で処方された薬と、非正規のルートで入手した薬の服用者の数がほとんど変わらないという結果が出ましたが、非正規のルートで入手した薬の満足度は非常に低いという結果が出ています。「病院以外で入手した薬を飲む」と回答した人のうち、実に約45%の人が、その後のED対策をやめてしまっています。やめた理由としては「あまりきかない」「効果が目に見えて現れないため」といったその効能を疑問視する声や、「体に負担を感じる」といった副作用を気にする声もあがっていますが、医師に処方された薬でない場合は適切な助言を得ることができないので、そのままやめてしまったという人もおおいようです。
【◆EDについての情報、入手手段はもっぱら「インターネット」】
EDについての情報をどのように入手しているかを聞いてみたところ、「インターネットで調べる」が67.6%と票を集めました。2位は23.2%で「入手しようと思わない」、3位には「知人・友人に聞く(10.2%)」と続きました。
先ほど危険だという話があった非正規の薬の服用者のうち、実に85%の人がインターネットで情報を得ていると回答しています。インターネットで調べて、そのまま非正規の薬を購入・服用してしまっている人が多いという実態が浮き彫りになりました。
【◆性交に失敗した結果、「疎遠になった」「気まずくなった」「別れた」という声が多数】
実際に勃起せず、性交に失敗した人はどのくらいいるのかを調査したところ、「よくある」と回答した人が17.8%、「ある」と回答した人が29%、「何回かある」と回答した人は32.8%と、ED患者のおよそ8割が複数回、性交に失敗しているという結果がでました。
また失敗した結果、相手女性との結果がどうなったかを聞いてみたところ、
・疎遠になった
・気まずくなった
・別れた
・彼女はいいと言ってくれたが自分が情けなくなった
・自信がなくなった
という声があがりました。先ほど、ED対策を行っているかを聞いた結果、84%の人が現在、行っていないと回答していましたが、上記の通りEDが原因で別れにつながってしまったり、気まずくなってしまったり、自信がなくなってしまったりと悲惨な事態が起きてしまう可能性があります。治療に取り組んで万全の状態にしておくことが、いつまでも仲良くすごすために必要な要素の一つといえそうです。
【◆誰にも言い出せないED-相談できている人はわずかに16.2%】
「自分がEDであることを、誰かに相談したことはありますか?」と質問してみたところ、「ある」と回答したのはわずかに16.2%。大半の人が、誰にも言い出せずに一人でEDについての悩みを抱え込んでしまっているという結果になりました。
相談する場合の相手については、「妻もしくは彼女」「友人」がそれぞれ45.7%と最多。専門家である「医師」については29.6%という結果になりました。
【◆浜松町第一クリニック:竹越院長より】
-ストレスでEDになっている人が多いことについて
竹越院長「実際に当院に通院している人の割合を見てみても、20代の人が8パーセントもいるんですよね。その上で、20代の人のEDの要因はほぼ100パーセントがストレスなどが原因の心因性EDです。抗うつ剤などによる薬剤性EDの方がほんの少しいるくらいです。ですので、『ストレスが8割近く』という結果についても違和感はないですね。
20代の人のEDの増加は顕著で、毎年、20代の通院者の割合が増えています。当院についてでいうと、ED治療専門をうたったクリニックですし、女性のスタッフは一人もいません。看護師も全員男性です。こういった、通院しやすさというか、クリニックの敷居が低くなったのは確かだなと感じていますね。クリニックに通院する人が増えて、その結果EDだと自覚する人が多くなっているのはあると思います。
ただ、40代くらいになってくるとストレスだけではないですね。体がいうことを効かなくなってきているのに、それをストレスが原因だ、と言ってしまう人もいます。20代くらいだとそれでも納得できますが、中年にもなるとそうではないぞ、と。30代~40代以降の人については、器質性EDの人が出てきます。「視力」や「持久力」など、「力」がつくものは全て衰えていきます。勃起力についても同様なんですよね。
器質性・心因性とEDの要因があるわけですが、EDになりやすい人には特徴があります。
<EDになりやすい人の特徴>
・若い人でお酒を飲まない人
・まじめ気質
・自分を責めてしまう(自分に肉体的欠陥があるのではないか、と)
・女の子に気を使いすぎる。
お酒を飲んで少し酔っ払ってしまえばというところもあるのですが、飲まずに緊張したまま臨んで失敗してしまい、その経験が心配性EDの入り口になってしまうパターンもあります。
あと、子作りがプレッシャーやストレスとなっている人も一部ですがいますね。基礎体温などをチェックしていると、排卵日はわかりますよね。それで「今日が排卵日だからがんばって」、みたいな連絡が来ると、男としては傷つくわけです。それでへこむ旦那はかなり多いです。それもかなのりストレスで、義務感からくるものですね」
―非正規ルートで購入した薬を服用してしまっている人が多いことについて
竹越院長「非正規ルートで購入した薬を飲んでしまっている人が多いということですが、そもそもそういった薬は半分以上が偽物です。ことバイアグラに関しては8割くらいが偽物です。また、効果のない偽物をそもそも掴まされているパターンもあるのですが、加えて飲み方を間違えている人がとても多いです。食前に飲む必要がある等、様々な正しい服用の方法があるにもかかわらず、それを知らずに適当に服用して効果が感じられていない人が多いように見受けられます。
ED治療薬は、元が狭心症などの薬です。日本の製薬会社から正しいルートで、クリニックは購入しています。そういう起源があるので、クリニックが出すものに偽物はありません。」
―地方の患者について
竹越院長「地方の病院だとバイアグラを処方してもらうのが難しいということもあるようです。みんな顔見知りなので、どうにも気恥ずかしくなってしまうことが多いみたいで。10万人くらいの人口の街でED治療薬を受け取るのは、かなりハードルが高くなっているようです。こういった背景から、EDについて悩んでいる人が多い割に、対策をする人が少なくなっています。男性専門のクリニックは増えてきはしましたが、大都市にしかないんですよ。当院での勤務経験がある人が開業をしていることが多いですね。当院についてもこういった事情から、全国各地から患者さんがいらっしゃります。これまでに全県の人が来院しているという実績もあります。また、空港に近いので、当院で薬を購入していく中国やタイの駐在員の方などもいます。」
―EDは悪化するものなのか
竹越院長「ある歳から突然全く反応することがなくなる、ということはありませんが、右肩下がりで悪化はしていきますね。ただ、20代の人に関しては自信をつければ治ります。器質性の人については、動脈硬化や視力の低下と同じように、完全に治せるものではありません。そもそも、「完治する病気」というものは世の中にそんなにありません。風邪や骨折くらいのものです。しかし、完全に駄目になるわけではなく、眼も動脈硬化も適切な処置をして対策しますよね。それと同じで、EDは薬で対策自体は可能なのです。いわゆる『完全ED』の方でも、「終わった」と思うことはありません。手術や抗うつ剤との併用がない限りは、それ以外はほぼ万人に効き目がありますから」
―心因性で来院する人に対してはどういった対策をとるのか
竹越院長「カウンセリングと、お守り代わりに薬を処方します。『ここぞ』という、誕生日やクリスマスだけに飲んだらいいですよ、とアドバイスをしてあげるわけです。そういった機会に自信を取り戻してもらい、それ以降も大丈夫、という風になるように。
強力なドリンク剤やエナジードリンクを飲むのに抵抗がない人は日本でも多いと思うんですよ。そういったものを飲むのと同じ感覚で飲んでもらいたいな、と。人間はそもそも刺激がないと興奮しないのだから、あくまで人生を楽しく生きるための生活改善薬ととらえて頂きたい。勃起するきっかけを与えてくれる薬なので、そこまで難しく考える必要はありません。」
【◆浜松町第一クリニック 医院長 竹越昭彦のプロフィール】
浜松町第一クリニック
医院長 竹越昭彦
■1966年生まれ
■1991年/日本医科大学卒業
■1991年/日本医科大学付属病院
■1993~2002年/東戸塚記念病院
■2004年10月/浜松町第一クリニック開院
[備考] ■日本形成外科学会員
■日本美容外科学会員
■日本麻酔科学会員
HP: http://www.hama1-cl.jp/
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 浜松町第一クリニック
- 所在地 東京都
- 業種 医薬品
- URL http://www.hama1-cl.jp/
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