株式会社電通（本社：東京都港区、社長：石井 直）は、成長著しいスマートフォン（以下「スマホ」）領域において、より専門的かつ統合的なマーケティングサービスを提供していく社内横断型のプランニング・ユニット「電通スマプラ」を7月24日付で立ち上げます。

スマホの急速な普及に伴い、生活者のメディア受容と購買行動は目まぐるしく変化しており、あらゆる業種の企業において多種多様なスマホ活用のニーズが生じています。

こうした状況を踏まえ、新たに発足する電通スマプラは顧客からのニーズが高い以下の5点に重きを置いたサービスを提供してまいります。

①スマホを含むモバイル市場に関するインサイトの提供

　当社が培ってきたモバイル市場における知見に加え、当社が独自に行っているスマホ市場の未来予測などに関するインサイトを提供します。

②既存事業へのスマホ活用手法の開発

　既存事業の強化のためにスマホを活用したいと考える企業に対して、最適かつ先進的なスマホ活用手法をアドバイスし、その開発を支援します。

③既存スマホビジネスやサービスの付加価値化

　スマホ領域におけるマーケティング活動に必要な、数字だけでは読み取ることができない生活者ニーズを可視化し、既存ビジネスやサービスの付加価値化に貢献します。

④スマホビジネスにおける中長期のマーケティング戦略の策定支援

　今日、ネットとリアルの融合により、これまで以上に専門的かつ統合的なマーケティング戦略の策定が求めらています。こうしたマーケティングの統合化に課題を抱える企業に対し、CMO（Chief Marketing Officer）機能を提供します。

⑤新しいスマホ関連市場の創造

　電通スマプラは内外の専門家や有識者とネットワークしながら、新しいスマホ関連ビジネスの開発や市場の創造に貢献していきます。

メンバーは、当社の強みでもあるモバイル市場に豊富な知見を有する者、EC・ゲーム・コンテンツサービスといったスマホ関連ビジネスの専門家、生活者の心理変容に関する専門家、スマホ・SNSでの話題作りに実績のあるクリエーターなどで構成します。

当社は、1990年代後半からモバイル市場の研究や関連ビジネスに取り組み、多くの実績を積み重ねることで、他の追随を許さないポジションを確立してまいりました。今後も引き続き、その強みをさらに強化・拡充し、時代とともに変化する企業の課題に対応いたします。

なお、2014年5月12日～5月16日に、最も成長著しい領域のひとつであるスマホ向けゲームに関する調査を行い、ユーザーの本能的欲求を顕在化させるとともに、購買行動における多くのインサイトを導き出しました。「電通スマプラ」の紹介や、「スマホで購買インサイト」と題した調査結果レポートを本日以降、ウェブ電通報（http://dentsu-ho.com/articles/1446）で随時配信いたします。

以　上