宮部みゆき 最新刊 『悲嘆の門 上・下』発売

毎日新聞出版

2015年1月14日(水)

株式会社毎日新聞社

大ベストセラー『英雄の書』に続く待望の新刊!

宮部みゆき 最新刊 『悲嘆の門 上・下』発売

怖いよ。怪物がくる!

日本を縦断し、死体を切り取る戦慄の殺人事件発生。

ネット上の噂を追う大学一年生・孝太郎と、退職した刑事・都築の前に、“それ”が姿を現した!

ミステリーを超え、ファンタジーを超えた、

宮部みゆきの新世界、開幕。

大ベストセラー『英雄の書』に続く待望の新刊!

宮部みゆき 最新刊 「悲嘆の門上・下」 2015年1月15日発売

STORY

ネット上に溢れる膨大な言葉を、主人公・三島孝太郎は追っている。退屈な大学生活を送る孝太郎がはじめたアルバイトは「サイバー・パトロール」というものだった。現在手がけているのは、日本中を震撼させている連続殺人事件。遺体の一部を切り落とすという残忍な犯行で、ネット上の手がかりを、調べ上げるのだ。そんな中で起きた、同僚・森永の謎の失踪。森永は、新宿のホームレスが次々と姿を消すという奇妙な事件に興味を抱いていた。孝太郎は、森永の足跡が途絶えた、ある廃墟ビルの周辺で「巨大な鳥」の目撃談が相次いでいることを知る。ホームレスのひとりは、目撃した後に姿を消した。近隣のアパートで保護された少女は、絵に描いた。少女が見た「怪物」の絵――孝太郎はそれが、ビル屋上に設置されたガーゴイル像そのものであることに気づく。

連続殺人事件に気がかりなものを感じている元刑事・都築茂典は、日々テレビニュースから目を離せない。退職してからも、刑事気質から抜け出せない都築のもとに、町内の仲間が相談に訪れた。近所の廃墟ビルの様子がおかしい。屋上に設置されているガーゴイル像が、ある日を境に、少しずつ姿を変え、動いているというのだ。

森永失踪の手がかりを求め、孝太郎はビルを泊まり込みで調べることにする。動く像という謎にはまりこんだ都築もまた、同じ日の夜、廃墟ビルへ向かった。暗闇の中で対面する、大学生と元刑事。一悶着の末、屋上にのぼった二人が目にした光景は、信じられないものだった。ホームレスの老人が目撃したような、少女が描いたような、おそらく森永も目にしたであろう、この世のものではないものが、姿をあらわしたのだ・・・・・・。

<輪(サークル)>と呼ばれる異世界から、なぜ、それは現れたのか。目的は何か? 進行する連続殺人事件の行方は? ……壮大な世界観を抱きながら、現代のネット社会をモチーフに、いくつものミステリーを織り込み、私たちはなぜこの世界に生まれ、生きているのか、問うてやまない感動のラストに向けて一気につきすすむ。

西新宿の廃ビルから次元が壊れていく。憎しみが世界を赤く染めていく。愛する人を奪われた孝太郎の眼前で開かれる「悲嘆の門」とは何か?!

宮部みゆきが「宮部みゆき」を超えた! 

このめくるめく結末に震撼せよ。

毎日新聞社刊 2015年1月15日発売

四六判上製  定価各(本体1600円+税)

『悲嘆の門』特設サイト開設のご案内

http://hitannomon.com/

【販売に関するお問い合わせ】出版営業部

Tel 03-3212-3257 FAX 03-3212-0651

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

悲嘆の門(上)

悲嘆の門(下)

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中