日本の公認会計士の1割強を担う100年を超える会計教育 早稲田大学大学院会計研究科は創設10周年を迎えます
大学院会計研究科は、2005年に創設され今年10周年を迎えることができ記念事業を開催する運びとなりました。
2015-9-18
早稲田大学広報室広報課
日本の公認会計士の1割強を担う100年を超える会計教育 早稲田大学大学院会計研究科は創設10周年を迎えます
早稲田大学には100年を超える会計教育の歴史があります。
現在の商学部の前身「大学部商科」は1904(明治37)年9月に設置されましたが、すでにその2年前に簿記の講義科目を設置しています。その後、早稲田大学は、日本の会計学の研究と教育において主導的な役割を果たしてきました。明治後期には簿記が会計学へと発展し、さらに大正期から昭和初期にかけて、会計学は原価計算論や監査論などの各論へと分化していきました。この時期に、早稲田大学では、会計学の理論の体系化と会計制度の整備に大きく貢献した会計学者が講義を担当していました。戦後になり、会計学の領域は財務会計と管理会計に大別されるようになります。この時期にも、早稲田大学では、日本の会計制度の形成に参画し、また、日本企業が原価計算・予算管理などを導入するにあたっての啓蒙普及に貢献した会計研究者が教壇に立っています。現在でも、研究面で学界をリードし、会計制度や会計実務の発展に貢献している会計学の教員が、大学院・学部においてさまざまな授業を担当しています。
早稲田大学は、こうした第一線級の研究に裏づけられた教育を通じて、公認会計士・税理士の職業会計人はもとより、企業等の会計や財務の専門家を数多く社会に輩出し、わが国における経済・社会の発展に寄与してきました。現在のわが国の公認会計士全体に占める早稲田大学の出身者は1割強に達しています。
大学院会計研究科は、このような百年を超える早稲田会計学の伝統を基盤として、2005年に創設され、おかげさまで今年10周年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご支援、ご助力の賜物と深く感謝しております。つきましては、以下のとおり、創設10周年記念事業を開催する運びとなりましたので、概要をご案内いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
「早稲田大学大学院会計研究科創設10周年記念シンポジウム」概要
日 時: 2015年9月27日(日) 15:00~17:00(開場14:30)
場 所: 早稲田大学 早稲田キャンパス 27号館 小野講堂
テーマ: 『より深く、より広く』
第一部: 基調講演 『会計プロフェッショナルの誇り』公認会計士・監査審査会 会長 千代田邦夫
第二部:修了生によるパネルディスカッション『会計プロフェッションは、より深く、より広く。』
コーディネーター 川村義則 早稲田大学大学院会計研究科・教授
パネリスト 1期生~6期生、各学年代表者6名
備考: 入場無料。一般参加可。本シンポジウムはCPE認定研修となります
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- 所在地 東京都
- 業種 大学
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