世界遺産のアンコール地域からカンボジア伝統舞踊団が初来日

国際交流基金

2017年3月23日

国際交流基金アジアセンター

世界遺産のアンコール地域からカンボジア伝統舞踊団が初来日

国際交流基金アジアセンターは、来たる3月28日より都内各地にて開催されるカンボジア伝統舞踊団「Sacred Dancers of Angkor」初来日公演を助成により支援しています。

「Sacred Dancers of Angkor(アンコール聖舞踊団)」は、カンボジア伝統舞踊の第一人者であるノロドム・ボッパデヴィ王女殿下が名誉総裁をつとめ、主としてアンコール遺跡の神々に奉納する舞踊をレパートリーとする本格的な青少年舞踊団です。今般、同王女が30名の団を率いて来日し、アンコールの遺跡周辺出身の青少年から成る舞踊団が、清楚で高い精神性と高度な技術を備えた舞踊を披露します。

公演は3月29日すみだトリフォニーホール・大ホールを皮切りに、4月2日港区赤坂区民センターまで行われます。すみだトリフォニーホール・大ホール公演では、長編舞踊劇「ラーマーヤナ」のほか、舞踊分野における両国の研究・交流を視野に、アンコール遺跡に刻まれた「天女」をキーワードとして、日本舞踊(地唄舞)による「羽衣天女」上演、石澤良昭上智大学教授ほかによる講演も交えたプログラムを組んでいます。

「Sacred Dancers of Angkor」公演日程

3月29日(水) 於 すみだトリフォニーホール・大ホール

    第1部 17:00開演 

        地唄舞「羽衣天女」 神崎ひで一(作家・ジュネーブ州立大学元教授)

        講演「日本における天女イメージの形成」 津田徹英(東京文化財研究所上席研究員)

        基調講演「アンコールワット女神像とアプサラダンス(天女の舞)」 石澤良昭(上智大学教授)

    第2部 19:00開演

        公演「ラーマーヤナ」 Sacred Dancers of Angkor

3月30日(木)18:30開始 「カンボジアの夕べ」於 日本外国特派員協会(FCCJ)

4月 1日(土)14:00開演 「奉納 天女の舞」 於 鳩森八幡神社能楽殿

        公演 能『羽衣』より「天女の舞」 櫻間會   

        公演 カンボジア舞踊「天女の舞(アプサラダンス)」

4月2日(日) 14:00開演 「カンボジアにふれるひととき」 於 港区赤坂区民センター・ホール

        講演「カンボジアの今」 チア・キムタ駐日カンボジア大使

        講演「日本とカンボジア」 高橋文明 日本カンボジア協会会長

        公演 カンボジア伝統舞踊とワークショップ

ラーマーヤナ練習風景 (c)2014 By Anders Jiras

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ラーマーヤナ練習風景 (c)2014 By Anders Jiras

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