電通、シンガポールのコンテンツマーケティング会社「ノバス社」の株式100%取得で合意
株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、シンガポールの有力コンテンツマーケティング会社「Novus Group Holdings Pte Ltd」の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。
2017年6月9日
株式会社電通
電通、シンガポールのコンテンツマーケティング会社「ノバス社」の株式100%取得で合意
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、シンガポールの有力コンテンツマーケティング会社「Novus Group Holdings Pte Ltd」(本社:シンガポール市、Founder & CEO:Simon Cholmeley、以下「ノバス社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。
2009年に設立されたノバス社は、ブランド戦略の策定から、そのためのコンテンツ制作、マネジメントに至るまでのコンテンツマーケティング領域全般のサービスを提供しており、現在では35名の編集者、クリエーター、デジタル専門家を抱え、東南アジアの独立系コンテンツマーケティング会社としては最大手の一つに数えられるまでに成長しています。中でもデジタル領域に強みを持ち、ローカルおよび世界的に知られる多国籍企業に対してサービスを提供しています。
コンテンツマーケティングとは、企業がその顧客にとって適切で価値のある情報(コンテンツ)を提供することにより、企業の商品・サービスに対する顧客のエンゲージメントを高め、購買行動と継続的な関係構築に結び付けていく手法で、デジタル化の進展とともにその重要性が増してきています。
株式取得後、当社はノバス社を、2015年に買収したグローバルなコンテンツマーケティング会社であるジョン・ブラウン・メディア社(本社:英国ロンドン市)のネットワークに組み込み、ブランド呼称を「John Brown Novus」(ジョン・ブラウン・ノバス)に改めます。また、当社グループの10のグローバルネットワーク・ブランド※の一つでデジタルパフォーマンス領域に強みを持つiProspect(アイプロスペクト)とも連携することで、APAC(アジア太平洋)地域における成長戦略を加速させていきます。
なお、本件が当社の2017年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。
※ 電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。
【ノバス社の概要】
社 名 : Novus Group Holdings Pte Ltd(ノバス社)
本社所在地 : シンガポール市
設 立 : 2009年11月
株主構成 : 株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue):410万シンガポールドル(約3.3億円)(2016年12月期)
代表者 : Simon Cholmeley(Founder & CEO)、Marie Lyte(COO & CFO)
従業員数 : 35名
事業内容 : コンテンツマーケティング領域全般のサービスを提供
以 上
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社電通
- 所在地 東京都
- 業種 広告・広報
- URL http://www.dentsu.co.jp/
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