写真展「南極観測60年―定点観測者としての通信社」

2018年3月1日

公益財団法人 新聞通信調査会

写真展「南極観測60年―定点観測者としての通信社」

開催のお知らせ

期間:2018年3月3日(土)~16日(金)

場所:東京国際フォーラム ガラス棟ロビーギャラリー

公益財団法人新聞通信調査会は、2018年3月3日(土)から16日(金)まで、東京国際フォーラムガラス棟ロビーギャラリーで、写真展「南極観測60年―定点観測者としての通信社」を開催します。

当会では、写真展シリーズ「定点観測者としての通信社」を2011年から毎年開催してきました。「関東大震災と東京の復興」(2011年)、「東京の半世」(2012年)、「写真でつづる戦後日本史」(2013年)、「2020東京五輪へ」(2014年)、「憲法と生きた戦後~施行70年」(2017年)など、テーマは多岐にわたります。9回目となる今回のテーマは「南極観測60年」です。

厚い氷に覆われ、長らく人類の侵入を拒み続けてきた南極大陸。本展では昭和基地開設から南極点到達に至る歴史、厳しい環境に身を置く観測隊員たちの一年、極地ならではの厳しくも美しい自然、愛らしいペンギンたち、そして世界をリードする日本の観測成果を全6章、写真125点によりご紹介します。

極地での日本の観測は1957年、戦後の国際社会への復帰と機を一つにして始まりました。国民の一大関心事であっただけに、新聞社、通信社、放送局も取材に力を入れ、その全容を伝えるに足る多数の写真を撮影してきました。本展の中心をなすのは、それらメディアの写真です。同時に、国立極地研究所からご提供受けた写真もご紹介します。極地研究所は“地球と宇宙の過去と未来をのぞく窓”ともいわれる南極で観測を続け、温暖化や気候変動など近年関心を集めている問題を解き明かす知見をもたらしてきました。

なお、新聞通信調査会は、日本の新聞社事業、通信社事業の発展に寄与することを目的とし、ジャーナリズムおよびマスコミュニケーションの調査研究とそれに関する図書、資料の刊行などの事業を展開している公益財団法人です。月刊誌『メディア展望』やメディア関係書籍の発行、国際報道部門で優れた業績を残した記者を表彰する「ボーン・上田記念国際記者賞」選考のための事務局業務を担っているほか、シンポジウムや講演会、世論調査、写真展などを定期的に開催しています。

本写真展を貴紙・誌、貴番組でご紹介いただければ幸いです。

写真展の概要

【名称】 南極観測60年--定点観測者としての通信社--

【会期】 2018年3月3日(土)~3月16日(金)

     開館時間10:00~19:00 (3月3日は12:00から、最終日は18:00まで)

【会場】 東京国際フォーラムガラス棟ロビーギャラリー

【主催】 公益財団法人 新聞通信調査会

【協力】 国立極地研究所、共同通信社

【趣旨】 南極観測60年を機に、その歴史を回顧し、基地の変遷、観測隊員の生活、自然環境、陸と水中の生物、南極観測を通してもたらされた知見を全6章構成で紹介する。

【構成】 第1章「挑戦」基地開設から極点到達まで

                第2章「拠点」観測船と観測基地

      第3章「生活」隊員たちの一年

      第4章「自然」大地と天空

      第5章「生物」極限で生きる

      第6章「観測」過去と未来への窓

【入場】 無料

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プレスリリース添付画像

樺太犬と宗谷(後方)[1957年1月

生きていたタロとジロ[1959年1月]

「ふじ」からの物資輸送[1967年1月]

昭和基地に飾られた鏡餅[2016年12月

南極海にそびえる氷山[2017年2月]

氷点下43.8度、湯も一瞬で凍る[1996年1月]

海氷から顔を出すアザラシ[2016年12月]

ペンギンの群れ[2016年12月]

白瀬氷河末端付近で調査する「しらせ」[2017年1月]

「しらせ」上空のオーロラ[2017年2月]

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