理事長 稲盛和夫、2019年創立35周年に向け「『利他の心』を永久に」を発表

稲盛財団

稲盛財団の創立記念日にあたる本日4月12日(木)、理事長・稲盛和夫は稲盛財団設立と京都賞創設35周年を迎える2019年をまえに、国際賞「京都賞」や、自らを支えてきた哲学に触れ、「『利他の心』を永久に」を発表しましたのでお知らせいたします。

2018年4月12日

理事長 稲盛和夫、2019年創立35周年に向け

「『利他の心』を永久に」を発表

稲盛財団の創立記念日にあたる本日4月12日(木)、理事長・稲盛和夫は稲盛財団設立と京都賞創設35周年を迎える2019年をまえに、国際賞「京都賞」や、自らを支えてきた哲学に触れ、「『利他の心』を永久(とわ)に」を発表しましたのでお知らせいたします。

稲盛和夫 「『利他の心』を永久に」 より一部抜粋

「日本人の持つ美徳の一つである「利他」という心を顕彰事業に体現させたい、との思いを込めた京都賞が、今後さらに「光」を増し、文明や科学、思想、芸術の発展に大いなる貢献をされてきた受賞者の方々が、世界に向け燦然と「輝き」続けることを願い、このたび賞金額を一億円に増額することにいたしました。日本の古都、そして知性と文化の薫りに溢れた、この京都に生まれた「京都賞」という光が、ささやかながら人類に勇気を与え、次代を担う人々に希望をつなぐ役割を果たすことを心より祈念いたします。」

(全文はこちら http://www.inamori-f.or.jp/35th/img/index/rita_everlasting.pdf

稲盛財団では、2018年から2020年までの3カ年を35周年の周年イヤーと位置づけ、既存の主要3事業(「『京都賞』顕彰事業」、「研究助成事業」、「社会啓発事業」)の内容をさらに充実させ、稲盛和夫の説く「利他の心」を行動指針に、ローカル/グローバルの両面で地域や市民をつなげ、より豊かな未来社会を創造するための実践者として、新たな価値共創に貢献してまいります。

 ◆2018年度

  ・京都賞の賞金増額、1賞につき5,000万円から1億円に増額

 ◆2019年度-2020年度

  ・新規長期大型助成を含む助成事業の拡充を検討

  ・サイエンスをテーマに子どもの探求心や未来の夢を育む定期イベントの検討

 ◆その他

  ・35周年を記念したイベントを企画・開催

 ■稲盛財団35周年記念サイト http://www.inamori-f.or.jp/35th

この度の京都賞の賞金増額の発表に引きつづき、弊財団では2019年度、2020年度にも新たな事業の発表を予定しております。今後の動きにも、ぜひ、ご期待ください。創立35周年という節目を、次なる50周年、100周年の歩みのためのイノベーションの時機ととらえ、更なる進化をめざしてまいります。

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