TUG の自動測定が可能な新機種「Q'z TAG® walk plus」を販売開始
住友電気工業株式会社は、人の歩行を測定、評価するシステムQ'z TAG® walk(キューズタグウォーク)シリーズの新機種となるQ'z TAG® walk plus(ウォーク・プラス)を7月より販売します。
2018年6月26日
TUG の自動測定が可能な新機種「Q'z TAG® walk plus」を販売開始
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、人の歩行を測定、評価するシステムQ'z TAG® walk(キューズタグウォーク)シリーズの新機種となるQ'z TAG® walk plus(ウォーク・プラス)を7月より販売します。
Q'z TAG® walkは、軽量のセンサーを腰につけて10m歩くだけで、「動き」「体重移動」「前後/左右バランス」「速さ」「リズム」をレーダーチャートで見える化し、転倒リスクなど歩行状態を評価するシステムです。
当社がこのたび販売を開始するのは、歩行状態の測定・評価機能に加え、運動機能評価テストのひとつであるTUG(Timed Up and Go)*を測定する機能を実装した新機種です。
TUGは、下肢筋力、バランス、歩行能力、易転倒性など日常生活機能との関連性が高く、デイケアやデイサービスをはじめとして、高齢者の体力・運動機能評価の方法の一つとして広く導入されていますが、 本製品は、ストップウォッチ無しで起立から歩行/転回、着座を自動検知することで高い精度での測定を実現するとともに、記録が不要なため、介助・見守りに専念できるなど、測定業務の効率化にも寄与します。
その他、各施設で実施されている身体測定や体力測定などの結果をシステムに入力することで、歩行測定及びTUG測定の結果と合わせ、データを一元管理することも可能です。
当社は、これからも、本システムの機能をさらに拡充し、ICTを活用したデバイス連携や新製品開発を進め、多くの人々が健康維持・改善活動に取り組むことを支援するとともに、これらの活動を支えるスタッフの方々のニーズにもお応えしていきます。
* 椅子から立ち上がり、3m先の目印を回って再び椅子に座るまでの時間を測定する評価。
注:本システムは医療機器ではありませんので、診断等には利用できません。
表1:Q'z TAG® walkシリーズ比較表
注:本製品独自の「体重移動」スコアと転倒リスクとの相関を調査、日本転倒予防学会で発表し、その結果をもって、Q’z TAG® walkは日本転倒予防学会推奨品に登録されました。
図1:製品構成
図2:TUG測定結果
図3:帳票イメージ
■キューズタグウォーク(歩行モニタリングシステム) Webサイト
・Bluetooth は米国 Bluetooth SIG, Inc. の登録商標です。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 住友電気工業株式会社
- 所在地 大阪府
- 業種 電気機器
- URL https://sei.co.jp/