「ホワイト物流」推進運動の自主行動宣言を提出

20190930

宝ホールディングス株式会社

物流の持続的・安定的な確保に向けて

「ホワイト物流」推進運動の自主行動宣言を提出

宝酒造株式会社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動に賛同し、効率的で持続可能な物流環境の実現に向け、9月30日に「自主行動宣言」を提出しました。

□「ホワイト物流」推進運動とは

 深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的にしている運動です。

2019年4月に、国土交通省・経済産業省・農林水産省が、上場会社および各都道府県の主要企業約6,300社に対し参加の呼びかけを開始しています。

□当社の自主行動宣言の内容    

 ・物流の改善提案と協力:取引先や物流事業者から、荷待ち時間や運転者の手作業での荷卸しの削減、附帯作業の  合理化等について要請があった場合は、真摯に協議に応じます。

   ・パレットの活用:パレットを活用し、荷役作業の時間短縮や負荷軽減を図ります。

   ・船舶や鉄道へのモーダルシフト:長距離輸送について、トラックからフェリー、RORO船や鉄道利用への転換を進めてまいります。            

 ・荷役作業時の安全対策:荷役作業を行う場合には、労働災害の発生を防止するため、物流センター構内の安全通路の確保を徹底致します。            

 ・異常気象時等の運行の中止・中断等:台風、豪雨、豪雪等の異常気象が発生した際やその発生が見込まれる際には、無理な運送依頼を行いません。また、運転者の安全を確保するため、運行の中止・中断等が必要と物流事業者が判断した場合は、その判断を尊重します。            

 当社では、これまでも物流の効率化や省エネ運転、モーダルシフトの推進、トラック輸送における製品積載率の向上などにより、物流工程でのCO2の排出量の削減を推進してまいりました。また、消費地に近い工場での生産率を高めることにより東西間の転送の削減にも取り組んでいます。

 今後も、事業活動に必要な物流の持続的・安定的な確保を経営課題として認識し、生産性の高い物流と働き方改革の実現に向け、取引先や物流事業者等の関係者との相互理解と協力のもとで、物流の改善に取り組んでまいります。

■本件に関するお問い合わせ先

宝ホールディングス株式会社 広報課:075-241-5122(京都)/03-3278-8460(東京)

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