障がい者の社会参加を推進する国際イニシアチブ 「The Valuable 500」に加盟しました

2020年2月7日

大和ハウス工業株式会社

代表取締役社長 芳井敬一

大阪市北区梅田3-3-5

障がい者の社会参加を推進する国際イニシアチブ 「The Valuable 500」に加盟しました

 「The Valuable 500」は、2019年1月に開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)において発足した国際イニシアチブです。「障がい者が社会的活動へ参加できるようになることが、多様な価値を発揮できる社会を創る」という考えのもと立ち上げられました。

 この取り組みは、障がい者がビジネス、社会、経済にもたらす潜在的な価値を発揮できるような改革をビジネスリーダーが起こすことを目的としており、500社以上の参加を目指し、現在世界中から240社以上の賛同企業が加盟しています。

 多様な従業員が柔軟に働ける職場づくり「ダイバーシティ・インクルージョンの推進」を企業経営の重要な課題として設定する当社は、「The Valuable 500」の趣旨に賛同し、以下の取り組みを推進します。

●大和ハウス工業のアクション

1.啓蒙活動の実施

(1)福祉支援活動による啓発

 社員に対して定期的に行っている啓発研修に「体験」「行動」を組み合わせた、福祉支援活動「ソーシャル・インクルージョン・プログラム」を実施します。

 当活動により、障がいへの理解をより深め、ユニバーサルデザインを取り入れた住まい提案やユニバーサルマナーの向上などに活かします。

(2)積極的な情報発信

 福祉支援活動の一環として、バリアフリー情報を活用したイベントに参加し、そこで収集した情報をもとにエリアのバリアフリーマップを作成・配布することで、地域の啓蒙活動につなげます。

 また、障がい者のさらなる社会参加に貢献する取り組みや企業姿勢などを、ホームページやオーナー様向けの冊子等で積極的に発信します。

2.社会参加への環境整備

(1)障がい者雇用の目標設定

 障がい者雇用の促進として、他の従業員と同様に個人の適性に応じて、営業・設計・工事・管理など、能力を発揮しやすい部門に配属し、活躍の場を拡げていきます。

 また、厚生労働省が定めた民間企業における障がい者雇用の法定雇用率2.2%を上回る2.4%を目標に積極的に障がい者を採用します。

 

(2)事業所のバリアフリー化

 職場環境向上のため、事務所を新築する際はバリアフリー新法(※)に則してスロープや滑りにくい床、低い段差などのユニバーサルデザインを積極的に採用します。

 トイレは社内外の方が利用できるよう、多目的トイレを必ず設置することをルール化し、障がい者が不自由なく快適に過ごせる職場環境づくりを行います。

※国土交通省が定める、高齢者、障害者等の移動上及び施設の利用上の利便性及び安全性の向上の促進を図り、公共の福祉の増進に資することを目的とする法律。

 当社は今後も、障がい者が活躍できる職場環境づくり、障がい者の活躍を推進する人財育成に積極的に取り組み、人を思いやり、街を知り、暮らしをよりよくするための活動を実施することで「人・街・暮らしの価値共創グループ」として地域に貢献し、更なる企業価値向上を目指します。

■The Valuable 500

 https://www.thevaluable500.com/

■当社の福祉支援活動「ソーシャル・インクルージョン・プログラム」

 https://www.daiwahouse.com/sustainable/social/contribution/welfare/d-sip.html

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プレスリリース添付画像

  • ジャンル
    土木・建築
  • キーワード
    障がい者、ESG、ダボス会議、社会参加、活躍推進、国際イニシアティブ、バリアフリー化、福祉支援活動、SDGs、ダイバーシティ
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