シュナイダーエレクトリック、新しいAPC NetBotzモニタリングシステムを発売
2020/11/30
シュナイダーエレクトリック
●壁掛けタイプのコンパクト設計でありながら、ICT環境における温湿度、水漏れ、災害、盗難等、あらゆる脅威からIT資産を守るための一元監視が可能
●店舗、クリニック、倉庫など、ITラックを持たないエッジ環境での監視にも対応
●高画質・低照度対応の新しい高性能専用カメラオプションNetBotz Camera Pod 165(HDカメラ) で、よりクリアな監視映像と、モーション検知・異常検知アラームに基づく動画キャプチャを実現
●クラウドベースの監視プラットフォームEcoStruxure IT に対応、遠隔地からの効率的な多拠点一元監視に貢献
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、エッジ環境の物理セキュリティを強化するAPC NetBotzの新製品として、NetBotz Room Monitor 755およびNetBotz Camera Pod165を本日発売しました。
製品画像:NetBotz Room Monitor 755(左)、NetBotz Camera Pod 165(右)
昨今、あらゆる業界でデジタルトランスフォーメーション(DX)への早急な取り組みが叫ばれ、小売店舗や倉庫、教育施設、クリニック、製造現場など、今までIT設備が不要だったような現場にも、サーバーやネットワーク機器が必要とされています。また同時に、そのような環境下においては、より一層のセキュリティ対応の必要性も高まっています。一方で、特に小売店舗のような小規模拠点においては、設置スペースとITマネージャ不在での複数拠点の監視が課題となっており、エッジ環境に最適化されたセキュリティシステムとその機能の拡充が求められてきました。
NetBotz Room Monitor 755は、そうしたエッジ環境でのセキュリティ強化の需要に応えるため、コンパクトな壁掛け形状を実現した監視システムで、コンパクトなパッケージングでありながら、高水準のICTシステム設置環境及び物理アクセスにかかわる脅威監視を実現します。高性能画像に対応する専用カメラオプションのNetBotz Camera Pod 165 (HD低照度カメラ)、ラックドアアクセスコントロールの機能に対応するなど拡張性を備え、サーバーラックへのマウントが不要なため、従来のデータセンター、企業内情報室の監視にとどまらず、エッジ拠点のICT設置環境まで幅広いニーズに対応します。アメリカの市場調査会社 インフォネティクスリサーチ社(Infonetics Research)の調べによると、企業はダウンタイムによって年間1億ドル(約105億円)もの損失を被っており、漏水、高温、高/低湿度などの一般的な環境リスクは全データセンターが1年間に稼働停止する要因の11%を占めると算出されています。
本システムは、強力な新ソフトウェアプラットフォームと汎用センサを採用しており、高温、高/低湿度、漏水、煙・火災および人的アクセスによる盗難などの故意または過失による不具合など、エッジ環境における物理的かつ環境的な脅威からIT機器を守るために、必要な可視性と監視が提供できるよう設計されています。 また、最大2式の外付けセンサポッドの接続と1式のラックアクセスコントロールの接続により、最大16式のセンサと2式のラックドアアクセスコントロールに対応します。クラウドベースのDCIMプラットフォームであるEcostruxure ITによって、複数台のNetBotz監視ユニットからのアラートとセンサデータを、リモート環境から一元的に管理・監視することが可能です。これら一連のソリューションにより、ダウンタイムリスクの軽減に貢献します。
図:統合監視イメージ各
製品の主な特長
・コンパクトな壁掛け形状・汎用センサによる設置環境の監視
・ラックアクセスコントロール、監視カメラモニタリングによる侵入検知と物理アクセス監視
・拡張性:最大4式のカメラ/最大2式の外付けセンサポッドの接続と1式のラックアクセスコントロールの
接続により、最大16式のセンサと2式のラックドアアクセスコントロール/47式のワイヤレスセンサ *
オプション含む
・インテリジェントで使いやすいWEBユーザー画面(図2.)
・EcoStruxure IT Expert/StruxureWare Datacenter Expert連携による統合運用監視
・NetBotz750シリーズ用オプション
・コンパクトなフォームファクタ
・モーションデテクション、及びNetBotzアラームやイベントに連動した動作
・高性能画像(HD低照度カメラ)(図3.)
図2.:WEBユーザー画面(例)
図3.:高性能画像(HD低照度カメラ)イメージ
対象のお客様
● 中小規模情報室(ラック数1~5式)からデータセンターまで
● 店舗、クリニック、教育現場、製造工場といったITラックを持たないお客様
● 書庫、研究室、倉庫といったIT以外の設備における、環境管理と物理アクセス監視
● 遠隔複数拠点の設備における、環境管理と物理アクセス監視が必要なお客様
*Ecostruxure ITで、複数台のNetBotz監視ユニットからのアラートとセンサデータを、リモート環境から一元的に管理・監視
NetBotz750シリーズの製品詳細については、当社Webページをご覧ください。
※NetBotz Rack Monitor 750、NetBotz Room Monitor 756は2021年Q1発売予定
Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。www.se.com/jp
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 シュナイダーエレクトリック株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 精密機器
- URL https://www.schneider-electric.co.jp/ja/
過去に配信したプレスリリース
SOMPOとシュナイダーエレクトリック、企業の気候変動対策の包括的な支援体制を目指す協業を開始
12/23 11:00
AIによって加速するエネルギーとサステナビリティの課題に対する新たなソリューションを発表
12/5 11:00
半導体産業のバリューチェーン脱炭素化支援プログラム Catalyzeにキオクシアが参加
11/19 11:00
日本市場で展開するロボティクスソリューションのポートフォリオにデルタロボットを新規投入
10/10 13:00