VLP BioTech, Inc.が慢性HBV/HDV感染症治療を目的とした免疫療法を発表

VLP BioTech, Inc.

AsiaNet 88209 (0403)

 

【サンディエゴ2021年2月24日PR Newswire=共同通信JBN】

*VLP BioTechが慢性HBV/HDV治療のためのワクチンをベースとしたウイルス侵入阻害剤を開発した。

 

*ワクチンをベースとした治療は、ペプチドをベースとした侵入阻害剤(Hepcludex)に比べ大幅な優位性を持つ。

 

エピトープをベースとしたワクチンの設計に特化した株式非公開で前臨床試験バイオテクノロジー企業であるVLP BioTech, Inc.は、慢性HBV/HDV(B型肝炎ウイルス/デルタ型肝炎ウイルス)感染症の治療に向けた治療ワクチンの開発を発表した。慢性HBV/HDV感染症治療において重要な開発の中で、Gilead Sciencesによる買収が予定されているMYR GmbHはこのほど、ペプチドをベースとしたウイルス侵入阻害剤(Hepcludex)の有効性の臨床概念実証を提供した。VLP BioTechは今回、HBV/HDVの肝臓への侵入を阻止するためのより実用的なワクチンをベースとしたウイルス侵入阻害剤の開発を発表する。VLP BioTech, Inc.は、この技術の臨床開発や併用療法に関心を持つパートナーやライセンシーの候補を求めている。

 

MYR GmbHの治療法は、ウイルス特異肝細胞レセプター(NCTP)を結合することにより、肝細胞へのウイルス侵入を阻止するミリストイル化されたPreS1ペプチドを用いるが、それにはペプチドを毎日注入することが求められる。HBVとHDVは同一のレセプターを用いるため、侵入阻害剤はいずれのウイルスに対しても機能性がある。VLP BioTech のワクチン治療法は、免疫寛容を避け、ウイルスを直接結合させて急性感染と慢性感染型の明確な血清HBVを防ぐ抗体を導き出す多数のPreS1特異B細胞エピトープを示すウイルス様粒子(VLP)をベースとしている。ワクチン接種はペプチド治療より優れている。なぜなら、PreS1抗体は肝細胞よりもウイルスを結合させ(弱い潜在毒性)、ペプチドの場合には24-48週間は毎日注入する必要があるのに対して数カ月の間で2-3度のVLP注入しか必要とせず、大幅に安価であり、抗PreS1抗体はペプチドが持っていないウイルスに対する多くのエフェクター機能を持っているからである。

 

当社のVLPベースのアプローチは、デュアルモード、あるいはマルチモード治療法と十分両立し得る。実際に当社は、最近の出版物(https://doi.org/10.1080/21645515.2019.1689745 )においてHBV特異的CTLを導き出すためともなる併用戦略を強調している。当社はこの特許出願中の免疫療法を臨床評価へと進めるためにパートナー、もしくはライセンシーを求めている。関心がある場合、またプラットフォームや当社のマラリアワクチンの詳しい情報の問い合わせは、dwhitacre@VLP-Biotech.com または dmilich@vrisd.org まで。

 

ソース:VLP BioTech, Inc.

 

 

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