企業・団体を対象とした大阪・関西万博への「参加メニュー」について

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、企業や団体がこれまでの万博よりもさらに幅広い参加ができるように、テーマ事業協賛、未来社会ショーケース事業出展、パビリオン出展への参加等、多様な参加の枠組みを計画しています。

大阪・関西万博は、企業・団体、世界中の国々や国際機関、日本の政府や自治体、そして来場者が、万博開催期間中の6か月間同じ場所に集まり、それぞれが考える「いのち輝く未来社会」を披露しあう『共創の場』となります。中でも、大阪・関西万博をより魅力的なものとし、テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するためには、様々な企業、団体の参加が不可欠です。

今後、様々な参加メニューについて、企業・団体の積極的な参加を募り、大阪・関西万博の魅力を高めていきます。

 


■テーマ事業協賛

テーマ事業は大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、大阪・関西万博の主催者である当協会が企画する中核事業です。国際博覧会は、1994年のBIE総会決議によって「人類社会の課題解決の場」と再定義され、この主催者が取り組むテーマ事業は最も重要な事業の一つとなりました。1970年大阪万博での「太陽の塔」、2005年愛知博での「グローバルハウス」にあたる事業です。

創造力を活かすことのできる社会の未来像を示すため、日本を代表する各界のトップランナーでもあるテーマ事業プロデューサー8名が、個性や創造力を遺憾なく発揮し、クリエイター主導で事業企画を推進する「クリエイティブ・ドリブン」の手法により、個々の担当テーマを万博会場で実現します。

大阪・関西万博を象徴する特別な事業であるテーマ事業の訴求力を高めるため、テーマ事業全体を「いのちの輝きプロジェクト」と呼ぶこととし、8名のプロデューサーが「いのちの輝き」とは何かを語り、深め、その成果を未来に残すプロジェクトとしていきます。そして、各プロデューサーが取り組む「シグネチャーパビリオン」と「シグネチャーイベント」は、それぞれ異なる8つの視点から、いのちにまつわる特別な体験を提供します。この「シグネチャー」という言葉には、万博を象徴する特別な事業でありたいという思いが込められています。また、会場でシグネチャーパビリオンを展開するエリアは「いのち輝くひろば」と名付け、「いのちの輝きプロジェクト」の価値や発信力をさらに高めていきます。シグネチャーパビリオンおよびシグネチャーイベントは、リアル会場での実施を基本に、バーチャル会場、スマート運営サービスの領域でも展開します。

8名のプロデューサーが未来社会に求められる「いのちの輝き」を考え、その成果を未来に残す「いのちの輝きプロジェクト」に賛同し、パートナーシップで共創いただける企業(パートナー)の参加を募集します。

 

(募集方法)

2021年8月19日以降、随時募集を行い、協賛額10億円以上から年内を目途に随時協議し協賛企業を決定します。

〇資金のご提供

〇施設・物品・サービスなどのご提供・貸与(例:建物・建材・機材・車両・コンテンツ・備品など)

 

■未来社会ショーケース事業出展

万博会場を未来社会のショーケースに見立て、先進的な技術やシステムを取り入れ未来社会の一端を実現することを目指す事業です。コロナ禍を乗り越えた先の新しい時代の万博として、カーボンニュートラルの実現、デジタル技術や次世代モビリティの活用など、2025年以降の未来を感じさせる次世代技術の実証と2025 年にふさわしい先端技術の実装を、企業・団体の参加により目指します。

現時点では以下の6つの事業フレームにより構成しています。 

※ 現時点のものであり、今後変更することがあります。

 


1.スマートモビリティ万博

次世代のモビリティとそのシステムの進化を示し、未来社会を体感する事業です。安全快適な移動を提供するMaaSやTDM(交通需要マネジメント)等のシステムの導入、カーボンニュートラルの実現、ロボット事業から空飛ぶクルマなどの次世代モビリティ導入など、未来社会の姿を参加企業とともに描き出します。

 

2.デジタル万博

先端デジタル技術を用いて、未来を先取りする超スマート会場を実現し、来場者の体験と万博運営を変革(トランスフォーメーション)する事業です。

 

3.バーチャル万博

「バーチャル万博」は、XR(※)演出、バーチャル会場と、リアル会場やバーチャル会場の内容とは別のプログラムをオンライン空間上で展開するサイバー万博(仮称)の、3つの領域で構成されます。

リアルの万博会場に来たくても来られない世界中の多くの人が参加できる、インクルーシブなものとします。

※ XR:VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)など現実の認識にはたらきかける技術分野の総称

 

4.アート万博

アート万博は3つのサブテーマである、Saving Lives(いのちを救う)、Empowering Lives(いのちに力を与える)、Connecting Lives(いのちをつなぐ)を会場内でウォーターワールド スペクタクルショーや大屋根(リング)プロジェクションマッピング等により表現し、未来社会ショーケース事業として、企業の参加を得て実施します。

 

5.グリーン万博

未来社会における環境エネルギー検討委員会での議論を取りまとめ、2021年6月に公表した、「EXPO 2025 グリーンビジョン」に沿って、カーボンニュートラルを体現する万博を目指します。

 

6.フューチャーライフ万博

フューチャーライフ万博とは、「フューチャーパーク」を中心に様々なアイデアを実装するインキュベーション型事業です。エリアコンセプトである“「いのち輝く未来社会」の実践場” を具現化するため、さまざまなアイデア提案や企業協力を得て、多様な参加者とともに未来の街を創り上げていきます。環境に配慮したインフラや建物によって構成する「フューチャーパーク」に、文化・芸術、ヘルスケア、食、未来を創る活動(ベストプラクティス等)を集積し、バーチャル会場とも連携してSociety5.0が実現する未来社会を描き出します。

 

 

(参加形態及び募集方法)

資金・施設・物品・役務提供による企業・団体の参加を想定しています。参加形態や募集スケジュールは、各事業フレームにより異なりますが、計画、準備に時間が必要な事業については、2021年8月19日以降、事業の中核を担う企業・団体(協賛額10億円以上)の募集を随時行い、随時協議し参加企業を決定します。

 

■パビリオン出展

1970年の大阪万博において、世界各国のパビリオンと並んで大きな存在感を示したのが民間パビリオンです。万博において民間パビリオンは、未来社会を感じさせてくれる「夢」であり、工夫を凝らした展示や演出によって感動を与えてくれる「華」の役割を担います。

今回の大阪・関西万博でも、テーマに沿って企業ならではの自由なアイデアにより工夫を凝らした展示や演出を行うことにより、来場者に「いのち輝く未来社会」を感じさせ感動を与えてくれる、チャレンジ精神に溢れるコンセプチュアルなパビリオンを募集します。

パビリオンの敷地は、東西エントランスに近く多くの来場者で賑わう場所に、9区画(1区画あたりの敷地面積:約3,500㎡)が配置されています。

 

■その他の参加メニュー

(1)会場整備参加・運営参加

万博運営に必要な施設・物品、サービスを提供することにより、すべての来場者が快適に過ごせる会場になるよう貢献する事業です。

 

(2)「TEAM EXPO 2025」プログラム

大阪・関西万博のテーマを実現し、SDGsの達成に貢献するため、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す取り組みです。

 

(3)催事参加

多彩な催事を行うことで万博会場ににぎわい感を与え、華やかな雰囲気を演出するとともに万博の祝祭性を高め、リピート来場を含めた来場者の創出に貢献する事業です。

 

(4)営業参加

飲食施設、物販施設を中心とした、会場内営業施設の出店およびライセンスビジネス事業です。

 

(5)万博応援参加

広報・プロモーション、指定寄附など、幅広い観点で万博を応援する形で参加いただけます。

 

 

■参加特典

各参加形態に応じて、呼称権、社名表示権、バーチャルパビリオン出展権などの特典が利用可能となります。

 

■「出展・協賛」専用ページ

https://www.expo2025.or.jp/sponsorship/#sec01

※参加メニューの詳細につきましては、こちらの専用ページをご覧ください。

 

   

 

(問合せ先)

●企業・団体の方

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画部

 TEL:06-6625-8684

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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