シュナイダーエレクトリック、ラインマネージメント Lite SCADA/HMIソフトウェアBLUE Open Studioを発売
2021/11/10
シュナイダーエレクトリック
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであり、2021年のサステナビリティ世界No.1に選ばれた*シュナイダーエレクトリックは、プログラマブル表示器のリーディングブランド「Pro-face by Schneider Electric」(以下Pro-face)より、ブランド初となるラインマネージメント Lite SCADA/HMIソフトウェア BLUE Open Studioを発売し、11月17日より提供を開始いたします。
近年、製造業界では、デジタル技術によるビジネス変革の推進に伴い、製造現場の情報をデジタル化し、ゲートウェイ機器を活用したITデータとの連携や人にわかりやすい形での可視化が必要となってきました。しかし、考え方やフォーマットの違いにより製造現場のデータ(OTデータ)を直接可視化したりITデータと連携したりすることは難しく、その中間にあるエッジ領域にて、リアルタイム性の高いデータの加工や可視化が求められています。
今回発売する「BLUE Open Studio」は、Pro-faceブランドが発売する初のラインマネージメント Lite SCADA/HMIソフトウェアであり、製造ライン単位・工場単位でのOTデータの加工や見える化に大きく貢献します。HMIのリーディングブランドとしてハードウェア、ソフトウェアを展開してきたPro-faceブランドが持つノウハウやサポート体制を活かしてOT・IT両サイドとの高い接続性と表現力を実現することで、製造現場の重要指標であるOEE(Overall Equipment Effectiveness:設備総合効率)の見える化や、トレーサビリティや電子署名機能などに必要とされる信頼性の高いデータマネジメントを提供します。
BLUE Open Studioは、大きく3つの特長を備えています。
Pro-faceブランドとシュナイダーエレクトリック 両方の強みを活かした圧倒的な接続性
●250種以上の通信ドライバーを標準搭載:製造現場のあらゆるデバイスとプログラムレスで接続可能
●データベースとの高い接続性:Microsoft SQLサーバーやOracleなど、15種類のデータベースと接続可能
●クラウドとの接続性:MQTTに対応しており、様々なクラウドサービスと接続可能
●シュナイダーエレクトリックのソリューションとの連携
- クラウド型常時監視サービス「EcoStruxureTM Machine Advisor」と専用ドライバーで接続(2022年第1四半期頃対応予定)
- グループ企業 AVEVA社の産業システム用高速時系列データベース 「AVEVA Historian」ともシームレスに連携
- シュナイダー製パワーメーター(電力計)との接続により電力消費量のモニターが可能、ピークの平準化や内包CO2排出量削減に貢献
幅広い用途に最適化できるハイレベルなビジュアル表現
●豊富なテンプレート:OEEダッシュボードやガントチャート、トレンド、スケジューラーなどライン監視に役立つアプリを多数拡充、フロア別・ライン別の稼働監視向けダッシュボードも完備
●マルチスクリーン対応:複数画面の同時表示に対応、統合的な状況判断に貢献
●HTML5対応:Web用の画面も作成できるため、OSや端末を問わずスマホやタブレットからもブラウジングや操作可能
効率的な開発でクイックな現場導入を実現
●Pro-faceブランドの産業用コンピューターPS6000シリーズで動作検証済み
●食品・医薬品製造向けをはじめとする FDA 21 CER Part11への準拠が必要な装置向けに、セキュリティー設定や操作ログの記録、データの改ざん防止などをサポート、ハイレベルなデータマネジメントに貢献
●Active X、VBScriptにも対応し、監視カメラの映像表示オブジェクトをHMI画面に統合するなど、より高度なアプリケーション作成が可能
なお、11月10日~12日に開催する、シュナイダーエレクトリックのオンラインイベント「Innovation Summit Japan 2021」(無料、事前登録制)では、製造業界向けのソリューションに特化してご紹介する11月11日(木)のセッションにて、本製品についてのより詳しいご紹介をお届けします。
イベントのご登録はこちら
*2021年のサステナビリティ世界No.1:出展=Corporate Knights Global 100 Index
Pro-faceについて
1988年10月に世界初のプログラマブル表示器を提供開始以降、“インターフェイスのスペシャリスト”として最高のインターフェイスをよりグローバルに、よりサスティナブルに提供し続けています。2002年にシュナイダーエレクトリックと資本提携しました。
Pro-face by Schneider Electricを提供する株式会社デジタルは、2017年9月にシュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社と合併し、社名変更しました。「for the best interface」のスローガンに基づき、様々な生産現場での産業機械に接続できるベストなインターフェイスとなる製品の開発を目指します。
www.proface.co.jp
Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。
世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。
www.se.com/jp
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TEL: 0570-056-800
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 シュナイダーエレクトリック株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 精密機器
- URL https://www.schneider-electric.co.jp/ja/
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