【火災保険の認知度調査】“火災”以外で申請できると知らない方が3割も!その理由は保険会社の説明不足?

火災保険に加入する際、詳しい説明を受けたことがないという方は7割以上

ミエルモ

内閣府が公表している『「保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会」報告のポイント」』(http://www.bousai.go.jp/kaigirep/hisaisha_kyosai/pdf/houkoku_point.pdf)によると、2015年度時点での持家世帯の火災保険加入率の推計は約82%と、大半の方が火災保険に加入していることが分かっていますが、「火災保険」という名称から、火災以外の損害では申請できないという認識の方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回、火災保険申請サポートを手がける株式会社ミエルモhttps://mielmo.co.jp/)は、築10年以上の持ち家(戸建て・マンション)を所有している方を対象に、「火災保険」に関する認知度調査を実施しました。

 

 

【こういった損害には使えるでしょ?】火災保険の加入状況と補償範囲の認知度

はじめに、所有している住宅の火災保険の加入状況を伺ったところ、『加入している(92.5%)』『以前加入していたが現在は加入していない(3.5%)』『加入したことはない(4.0%)』という結果となりました。

 

続いて、現在火災保険に加入している方を対象に調査を進めていきましょう。

 

まず、「火災保険は火災以外の被害も補償の対象であることをご存じですか?」と質問したところ、『知っている(75.5%)』『知らない(今知った)(24.5%)』という結果となりました。

 

火災保険は火災以外の損害にも適用されることを『知らない』と回答した方が約4人に1人と、決して少なくないことが分かりました。

 


 

では、どのような損害に関して火災保険で補償されると認識しているのでしょうか。

 

具体的に一般的な火災保険で補償される損害(補償範囲)について当てはまると思うものを聞いたところ、『火災(96.5%)』という回答が最も多く、次いで『風災(71.4%)』『落雷(65.9%)』『水災(61.6%)』『雪災(54.8%)』『外部からの衝突(42.3%)』と続きました。

 

ほぼ全ての方が『火災』と回答するのは当然のことと言えますが、火災保険で最もお世話になる可能性が高いと言われている『風災』という回答ですら7割程度に留まり、また、『外部からの衝突』以降はその割合が半数にも満たず、多くの方が、『火災』以外の損害も補償されるということはなんとなくご存じでも、具体的にどのような損害で補償されるのかまではご存じないようです。

 

契約内容によって若干の差はありますが、火災保険の補償対象(補償範囲)をしっかりと把握している方は、残念ながら少ないのが実情と言えそうです。

 

 

【えっ?使い道って自由なの!?】火災保険の請求期限・保険金の使途の把握状況

火災保険の申請期限は、損害を受けてから「3年以内」と定められており、損害を受けた直後でなくとも、3年以内であれば火災保険を申請することが可能ですが、そのことについてはご存じなのでしょうか。

 


 

そこで、「火災保険の申請期限は損害を受けてから3年以内であることをご存じですか?」と質問したところ、『知っている(19.6%)』『知らない(今知った)(80.4%)』と8割以上という非常に多くの方が、火災保険の申請期限についてご存じない実態が浮き彫りとなりました。

 

火災保険の保険金の使い道は原則自由なので、受け取った保険金で家の修理をしなくても、契約や法律上問題になることはありません。

 

しかし、火災保険を申請する際に、損害箇所の修理に必要な見積りを修理業者やリフォーム会社に作成してもらった場合、認定された保険金で修理をすることを必須にしている業者も多いので、必ず修理に使わなくてはいけないと思っている方も多いかもしれません。

 

 

【申請漏れも多い!?】火災保険の知識不足は“保険会社の説明不足”が大きな要因と言える

ここまでの調査結果からも分かる通り、火災保険に関する誤った認識もかなり浸透してしまっている様子が窺えますが、火災保険に加入する際に詳しい説明などはあったのでしょうか。

 

そこで、「火災保険に加入する際、補償範囲や補償内容、申請方法など詳しい説明を受けたことがありますか?」と質問したところ、『はい(28.1%)』『いいえ(71.9%)』という結果となり、非常に多くの方が、火災保険加入時に詳しい説明を受けていない実情が浮き彫りとなりました。

 


 

さらに、「台風や豪雨、大雪などの後に保険会社や代理店から火災保険が使える可能性について連絡が来たことはありますか?」と質問したところ、『全く来ない(76.0%)』『あまり来たことがない(13.1%)』『たまに来ることがある(8.4%)』『頻繁に来る(2.5%)』と7割以上の方が、自然災害が発生した後に、保険会社や代理店から火災保険が使える可能性について全く連絡を受けていない実情が浮き彫りとなりました。

 

 

【実際どんな損害で申請してるの?】火災保険の申請状況

実際に火災保険の申請をしたことのある方は、どのような損害の際に火災保険申請を行ったのでしょうか。

 


 

そこで、「火災保険を申請したことのある方は、どのような損害で火災保険を申請しましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『申請したことはない(75.3%)』という回答が最も多く、次いで『風災(10.1%)』『火災(7.3%)』『雪災(4.4%)』『落雷(4.1%)』と続きました。

 

実に7割以上という非常に多くの方が、火災保険の申請自体をしたことがないことが分かりました。

 

 

【まとめ】火災保険に加入している方は当然多いが、加入時に保険会社から詳しい説明がなされていないのが現状

今回の調査で、築10年以上の持ち家を所有している方々の火災保険に関する認知度が見えてきました。

 

大切なマイホームですから、万が一損害を被った場合に備え、殆どの方が火災保険に加入しているようですが、補償範囲や請求期限、使い道についてよくご存じない方も多いのが実情のようです。

 

実際、火災保険加入時に保険会社から詳しい説明を受けていない方も7割以上と非常に多く、また、台風や大雪などの後に保険会社から連絡が来たという方は非常に少ないことが分かりました。

 

火災保険についてあまり理解・把握していない方が多い背景には、保険会社の加入時の説明不足、そして災害後の周知不足といった問題も大きく関係していると言えそうです。

結果的に時間が経ってしまったために、家に損傷が見つかりいざ火災保険を申請しても、“経年劣化”と判定されて保険申請が否認されることも大いに考えられます。

 

さらに、火災保険が適用される被害や損傷についても、申請漏れが起こっている可能性も非常に高いと言えるのかもしれません。

 

火災保険申請は知識がないと非常に難しく、また、手続きや作業も複雑かつ工数も多いため、所有者が自ら申請を行うにはハードルが高いのかもしれません。

火災保険に加入している方は、申請漏れにならないように、火災保険申請サポートを上手に利用することをおすすめします。

 

 

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顧問:弁護士法人えそら(https://esola-law.or.jp/

 

火災保険申請サポートは、ぜひミエルモへご相談ください。

 

 

【会社概要】

会社名:株式会社ミエルモ

所在地:東京都目黒区下目黒1丁目8-1 アルコタワー7階

設立:2019年12月

事業内容:火災保険申請サポートサービス

URL:https://mielmo.co.jp

 

調査概要:「火災保険」に関する認知度調査

【調査日】2021年11月11日(木)

【調査方法】インターネット調査

【調査人数】1,014人

【調査対象】築10年以上の持ち家(戸建て・マンション)を所有している方

【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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  • 名称 株式会社ミエルモ
  • 所在地 東京都
  • 業種 その他サービス業
  • URL https://mielmo.co.jp/
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