シュナイダーエレクトリック、大塚商会にて販売するHPE SimpliVityとの推奨構成モデルを発表
2022/1/13
シュナイダーエレクトリック
● ヒューレット・パッカード エンタープライズのHCIソリューションHPE SimpliVity を中心に、シュナイダーのソリューションを組み合わせた推奨構成として選定
● 多拠点展開する店舗・事業所などエッジ向けのパッケージソリューションニーズの高まりに対応するため、強力な販売網を持つ大塚商会と協業
● 年間100台(ノード)の販売を目標
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、株式会社大塚商会(以下、大塚商会)で販売するソリューションとして、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(以下、HPE)の製品であるHPE SimpliVity上での動作検証を行った推奨構成モデルを本日発表します。
あらゆる業界で進むデジタル化・IoT化の潮流から、オフィスや工場、各種商業施設、小売店舗など施設規模の大小を問わず拠点でのコンピューティング処理を必要とするシーンが増加し、複数拠点への一括導入やIT人材が十分でない拠点への導入の簡素化に課題を抱える企業が増えています。今回提供を開始する推奨構成モデルは、こうした課題を抱える企業のDX、IoT化に寄与するソリューションで、HPEのハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)ソリューションのHPE SimpliVityと、シュナイダーエレクトリックの無停電電源装置(UPS)、拡張バッテリーパック、ネットワークマネジメントカード(NMC)、シャットダウン用ソフトウェア 「APC PowerChute」を組み合わせたものです。既に動作検証済みの推奨構成となっているため、企業のIT担当者が短期間で自身の工数負担を軽減しながら現場への導入を進めることができます。オプションとして、シュナイダーエレクトリックがエッジ向けのソリューションとして展開する、静音性に優れたコンパクトラックやPDUなどを付加し、マイクロデータセンターとして構成することも可能です。
HCIソリューションは、コンパクトな構成と柔軟な拡張性を備えており、エッジサイトのようなスペースが限られる場所でのスモールスタートに親和性が高いため、システム導入の手間や運用コストの観点からも需要が大きく拡大しつつあります。こうした背景を受けて、シュナイダーエレクトリックは、HCI環境を想定したソリューションを強化しており、今回推奨構成に含まれるシャットダウン用ソフトウェア「APC PowerChute」についても、昨年最新版となるv4.4の発表にあたって対応するHCIシステムを更に拡張し、HPE SimpliVityへ対応することを発表しました。今回の推奨構成では、こうした背景から、エッジコンピューティングのエントリー環境構築として導入しやすいシンプルな推奨構成を実現しています。更に、HPEとシュナイダー両社共通の代理店であり、エッジサイトのDX提案において強力な販売網と提案力を備えた大塚商会とのコラボレーションにより、幅広い顧客に向けた迅速な提案・販売・提供が可能となりました。本推奨構成モデルについて、今後年間で100台(ノード)の販売・提供を目指します。
株式会社大塚商会のマーケティング本部 上席執行役員 後藤 和彦氏は、次のように述べています。「HPE SimpliVityのサポート開始からおよそ4年、高速バックアップ機能が標準搭載のHCI製品として多くのお客様にご好評いただいています。PowerChute Network Shutdownを利用することで、停電などの電源異常が発生してもHPE SimpliVityを安全にシャットダウン、電源復旧後の自動起動が可能になり、運用負荷を軽減します。人手不足が慢性化している情報システム部門のお客様に寄り添った製品として、今後とも多くのお客様の課題解決のお役に立てればと願っております。」
日本ヒューレット・パッカード合同会社の執行役員 コアプラットフォーム事業統括 本田昌和氏は、次のように述べています。「HPE SimpliVityをフルサポートするPowerChute Network Shutdown v4.4によって、あらゆる環境で安全な電源マネジメントが可能になりました。HPE SimpliVityは業種、規模を問わず様々なお客様にご導入いただいていますが、コンパクトな設計、管理の容易性、優れたデータ保護機能より、電源マネジメントの検討が必要な拠点でも多くご利用いだいております。今回発表される推奨構成モデルの展開により、より多くの拠点でより短期間にHPE SimpliVityのメリットを享受いただける環境が構築できることを大変嬉しく思います。」
推奨構成のバリエーション:
●100V対応構成
・HPE SimpliVity 325(1CPU) x 2
・シュナイダーエレクトリック UPS(SMX3000RMJ2U)
・シュナイダーエレクトリック 拡張バッテリーパック(SMX120RMBPJ2U)
・シュナイダーエレクトリック ネットワークマネジメントカード(AP9640J)
・シュナイダーエレクトリック APC PowerChute Network Shutdown v4.4
・シャットダウン用管理サーバー
※上記構成(800W)時における拡張バッテリーパック無しの場合のランタイムは23.5分、拡張バッテリーパック有りの場合は88.2分
●200V対応構成
・HPE SimpliVity 380 (2CPU) x 3
・シュナイダーエレクトリック UPS(SMX3000RMHV2UJ)
・シュナイダーエレクトリック 拡張バッテリーパック(SMX120RMBPJ2U)
・シュナイダーエレクトリック ネットワークマネジメントカード(AP9640J)
・シュナイダーエレクトリック APC PowerChute Network Shutdown v4.4
・シャットダウン用管理サーバー
※上記構成(1600W)時における拡張バッテリーパック無しの場合のランタイムは13.7分、拡張バッテリーパック有りの場合は55.9分
各種製品についてのお問い合わせ
シュナイダーエレクトリック カスタマーケアセンター TEL:0570-056-800
APC PowerChuteについて
「APC PowerChute」(エーピーシー パワーシュート)は、UPSと組み合わせて使用するAPCブランドの電源保護ソフトウェアです。電源管理ソフトウェアのデファクトスタンダードとして長年に渡り多くのお客さまにご愛用いただいています。電源トラブルによりUPSから給電が開始された際に、接続されたサーバーやパソコン、ストレージ機器などを安全にシャットダウンし、突然電源が切れてハードディスクやデータが破損してしまうなどのトラブルを回避します。
Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。
世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。
www.se.com/jp
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 シュナイダーエレクトリック株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 精密機器
- URL https://www.schneider-electric.co.jp/ja/
過去に配信したプレスリリース
半導体産業のバリューチェーン脱炭素化支援プログラム Catalyzeにキオクシアが参加
11/19 11:00
日本市場で展開するロボティクスソリューションのポートフォリオにデルタロボットを新規投入
10/10 13:00
オープンスペースへの設置に最適なIT機器向けの高静音性能ラックエンクロージャーを提供開始
6/26 13:00
医療法人錦秀会の阪和記念病院・阪和病院に、サーバールーム向けソリューションを導入
4/18 13:00