パンチングメタルで製作した龍馬パネル像を高知県立坂本龍馬記念館に寄贈
2022年4月21日
松陽産業株式会社 https://www.shoyo-sangyo.co.jp/
<概要>
パンチングメタル最大手の松陽産業(本社:大阪市、代表取締役:竹内和彦)は、高知県立坂本龍馬記念館(高知市)の開館30周年にあたり、同記念館所蔵の坂本龍馬肖像写真(立位)画像を題材に用いたパンチングメタルパネル(縦1,030 mm×横727 mm)を製作し寄贈いたしました。
加工には弊社のフリー・アート・パーフォレーション技術を採用し、厚さ1 mmのアルミ板に1~3 mmの間で7段階の異なる直径を持つ丸孔を69,254個あけ、坂本龍馬肖像写真(立位)画像を忠実に再現しています。
同パネルは同記念館で一般公開されており、館内の見学ルートに従い新館と本館とをつなぐ渡り廊下付近にてご覧いただくことができます。
<詳細>
パンチングメタル最大手の松陽産業株式会社は、高知県立坂本龍馬記念館(https://ryoma-kinenkan.jp/)が開館30周年を迎えられた記念として、同記念館が所蔵する坂本龍馬肖像写真(立位)画像を題材とし、孔によって自由に画像を表現するフリー・アート・パーフォレーション(Free Art Perforation)技術で描画したパンチングメタルパネルを製作し寄贈いたしました。
具体的には、直径が1.0~3.0 mmの間で7段階の異なるサイズの合計69,254個の丸孔を組み合わせ、60°千鳥という一定のパターンにて配置したものを、厚さが1.0 mmの1枚のアルミ板にあけたパネルです。この直径が異なる孔の透過部分を通して見えるバックサイドの黒い紙の色と、孔周りのアルミ素材が持つ金属特有の色調との面積比により発生する色差を応用し、原画像を表現しています。
弊社代表取締役の竹内和彦は、「パンチングメタルという孔あけ加工を施した金属材料ならではの特徴ある画像表現力のすばらしさを、同記念館を訪れる皆様にもぜひご覧になっていただきたい」と申しております。
<寄贈品のスペック概要>
・ 名称(仮称): パンチングメタル坂本龍馬パネル像
・ 使用材料: アルミ板(A1100)、厚さ 1.0 mm
・ 加工材のサイズ: 幅 727 mm×高さ 1,030 mm
・ 開孔範囲: 幅 717.5 mm×高さ 1,018.5 mm
・ 孔径: 直径1.0、1.2、1.5、2.0、2.5、2.8、3.0 mmの7段階
・ ピッチ(孔中心間距離): 3.5 mm (※ 最も細い骨部は0.5 mm)
・ 画像の孔数: 69,254個
・ 塗装: アクリル焼付塗装、クリア3分つや仕上げ
<参考情報>
高知県立坂本龍馬記念館 (https://ryoma-kinenkan.jp/ )
坂本龍馬は幕末の土佐に生まれ、混迷を極めた時代に近代日本への道を開いた人物。その業績を顕彰するために平成3(1991)年に開館。その後、明治維新150年にあたる平成30(2018)年に博物館仕様の新館を増築しリニューアルオープン。令和3(2021)年11月に記念すべき開館30周年を迎えた。太平洋に面した浦戸城跡に立地し、敷地面積 9,997.56 ㎡に本館と新館の2館が配されている。本館の屋上テラスからは“龍馬の見た空と海”が一望できる。
松陽産業株式会社 (https://www.shoyo-sangyo.co.jp/ )
1967年設立。金属を主体とした素材にプレス金型で孔あけ加工するパンチングメタルメーカーでの日本最大手※で、第54期(2020年8月~2021年7月)の売上は3,858百万円。本社(大阪市中央区;関西営業所含む)、千葉事業所(千葉県船橋市;関東営業所含む)、岡山事業所(岡山県新見市;岡山工場含む)、群馬事業所(群馬県太田市;群馬工場含む)の合計4拠点。パンチングメタルを用いた産業用の遮音・吸音パネル、交通機関用部材や部品、各種フィルターや意匠性の高い建築用のパネル・エンボス材などを製造販売。国内の国際空港や、大型ドーム、大型駅構造(天井部)、商業ビル壁面にもデザインや吸音特性を有する商品が採用されている。
※ 株式会社帝国データバンク調べ(2021/07/21時点)「パンチング加工を行っている企業の最新期売上高」
フリー・アート・パーフォレーション (Free Art Perforation)
写真やさまざまな図柄をパンチングメタルの孔を使って自由に表現した商品群。主として丸孔を用い、その配置と孔の大きさで濃淡のグラデーションを表現する。メートルサイズのパネルを多数組み合わせてひとつのデザインを壁面などに表現する大型から、A3前後のサイズまでが対象範囲。屋外建築物の外装デザイン、エクステリア、手すりの目かくし板、照明用蓋、パーテーション、内装用装飾など幅広いアプリケーションがある。
(https://www.shoyo-sangyo.co.jp/products/free_art_perforation/free_art_perforation )
パンチングメタル
パンチングメタルとは、金属を主体とした素材をプレス金型で孔あけ加工したもので、鉄やステンレス、アルミなど幅広い素材に開孔することが可能。金属の持つ特徴はそのままで、軽量化、遮音・吸音、遮光・採光、通気・通風、装飾・デザイン、濾過・拡散、熱伝導・放射などの効果が得られる。
(誰でもわかるパンチングメタル⇒ https://www.shoyo-sangyo.co.jp/guide_punching_metal )
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 松陽産業株式会社
- 所在地 大阪府
- 業種 金属製品
- URL https://www.shoyo-sangyo.co.jp/
過去に配信したプレスリリース
よりグリーンな生産形態をめざして:グリーンパンチング
2022/6/17
パンチングメタルで製作した龍馬パネル像を高知県立坂本龍馬記念館に寄贈
2022/4/21
パンチングパイプの新商品14種類28商品を本格販売開始
2019/9/26
パンチングメタルの新サンプルセット2種類を本格発売開始
2019/5/30
先端微細孔金属箔の新しい活用方法を展示会で提案
2018/6/20
光の巨人ウルトラマンを先端金属加工技術で描画したオフィシャル製品が登場!
2018/6/8
「産“館”学」コラボによるパンチングメタルベースの新26発想をウェブ公開
2018/2/9