企画展「今年の漢字®展」開催

心に残るあの年を、大書と新聞記事で振り返る

2022年10月13日

公益財団法人 日本漢字能力検定協会

漢検 漢字博物館・図書館

漢検 漢字博物館・図書館(以下 漢字ミュージアム)(本部:京都市東山区/館長:髙坂節三)は、企画展「今年の漢字®展」を開催します。実施概要は、下記の通りです。

 


■企画展概要

【企画展名】今年の漢字®展

【  期  間   】2022年10月19日(水)~2023年2月26日(日) 

【  場  所   】漢字ミュージアム 2階

【  内  容   】今回の「今年の漢字」展では、開始当初の1995年から2021年までの大書現物を

      すべて展示します。日本の世相の移り変わりを、迫力の大書とともにお楽しみください。

【  料  金   】漢字ミュージアムの入館料が必要      

 

「今年の漢字®」について  

「今年の漢字」は、漢字の素晴らしさや意義を伝えるための啓発活動の一環として1995年に始まりました。主催は公益財団法人 日本漢字能力検定協会です。一年の世相を表す漢字一字を全国から募集し、最も応募数の多い漢字を12月12日(いい字一字)の「漢字の日」にちなんで、京都・清水寺で森清範貫主の揮毫(きごう)により発表。その後、一年の出来事を清めるとともに新年が明るい年になることを願い、清水寺にて奉納の儀式を行っています。

※「今年の漢字」は(公財)日本漢字能力検定協会の登録商標

 

≪2022年「今年の漢字」大募集≫

【応募期間】2022年11月1日(火)~12月5日(月)

【応募サイト】https://www.kanken.or.jp/kanji2022/

 

企画展の開催期間中、【2022年11月1日(火)~12月5日(月)】までは、館内に設置している応募箱で、漢字一字の投票もできます。

 

企画展の見どころ

見どころ①過去に揮毫された大書

開催初年の1995年から2021年までの大書現物を27枚すべて展示します。(画像は過去の企画展の様子)

 

見どころ②筆と墨入れ

大書の揮毫時に使用されたものと同じ「筆」と「墨入れ」を 展示します。

 

見どころ③2022年「今年の漢字」の大書を展示予定

12月12日に京都・清水寺にて揮毫される2022年「今年の漢字」の大書を12月22日(木)から展示予定。

額装前の大書を鑑賞できる貴重な期間です。(画像は2021年の大書「金」)

 

見どころ④大書にあわせた額縁デザインにも注目

「今年の漢字」の大書を入れる額は、選ばれた漢字に合わせたデザインになっています。

1995年の初回から、株式会社京額が額装を担当されています。         

 1999年「末」 2003年「虎」 2004年「災」 2005年「愛」   2008年「変」   2015年「安」

 

「今年の漢字®」応募数1位の漢字と主な理由                                 

1

1995年 阪神・淡路大震災や、オウム真理教事件、金融機関の崩壊などに「震えた」年。
2 1996年 O157食中毒事件や狂牛病の発生、税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発。
3 1997年 金融機関など経営破たんの続出。サッカー日本代表が並み居る強豪を倒してFIFAワールドカップ初出場決定。
4 1998年 和歌山のカレー毒物混入事件や猛毒ダイオキシン、環境ホルモンなどが社会問題に。 
5 1999年 世紀末。東海村の臨界事故や警察の不祥事など信じられない事件が続発して、「世も末」と実感。
6 2000年 シドニーオリンピックでの日本人選手の金メダル獲得や、南北朝鮮統一の実現に向けた“金・金”首脳会談など。
7 2001年 米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変し、対テロ戦争、炭疽(たんそ)菌との戦い、世界的な不況との戦いなど。
8 2002年 日本経済がバブル前の水準に「帰り」、昔の歌がリバイバルされ大ヒット。北朝鮮に拉致された5人が24年ぶりに帰国。
9 2003年 阪神タイガース18年ぶりのリーグ優勝、「虎の尾を踏む」ようなイラク派遣問題など。   
10 2004年 台風や地震などの記録的な天災や、イラクでの人質殺害や子どもの殺人事件など、人災が多発。
11 2005年 紀宮様のご成婚、「愛・地球博」の開催、各界で「アイちゃん」の愛称の女性が大活躍。
12 2006年 悠仁様のご誕生に日本中が祝福ムードに包まれた一方、いじめによる子どもの自殺など、痛ましい事件が多発。
13 2007年 身近な食品から政界、スポーツ選手にまで次々と「偽」が発覚して、何を信じたら良いのか、わからなくなった。
14 2008年 日米の政界に起こった変化や世界的な金融情勢の変動、食の安全性に対する意識の変化など様々な変化を感じた年。
15 2009年 政権が交代し新内閣が発足、アメリカでも新大統領が就任、裁判員制度やエコポイント制度などの新しい制度も始まった。

16

2010年 猛暑日の連続で熱中症にかかる人が続出、地球温暖化の警鐘を感じた年。
17 2011年 東日本大震災など大規模災害の体験から、身近な人との絆の大切さを再確認した年。
18 2012年 金環日食など天文現象の当たり年、ロンドンオリンピックで日本史上最多メダル獲得など数多くの金字塔が打ち立てられた年。
19 2013年 2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催、富士山の世界文化遺産登録など、日本中が輪になって歓喜に沸いた年。
20 2014年 消費税率が17年ぶりに引き上げられ、「税」について考えさせられた年。
21 2015年 戦後70年の節目の年に安全保障関連法案の採決を巡り、国論が二分した年。
22 2016年 リオオリンピックの日本人選手の「金メダルラッシュ」と4年後の東京オリンピックへの期待が高まった年。
23 2017年 「北」朝鮮ミサイルの「北」海道沖落下や九州「北」部豪雨などの災害から、平和と安全の尊さを実感した年。
24 2018年 北海道・大阪・島根での地震、西日本豪雨など、日本各地で起きた大規模自然「災」害により、多くの人が被「災」した年。
25 2019年 新元号「令」和に新たな時代の希望を感じた一年 。法「令」改正、法「令」順守、警報発「令」としても使われた年。
26 2020年 新型コロナウイルス感染症が日本を含め世界的に流行。日々の活動が制約され、「密」という漢字一字を意識し続けた年。   
27 2021年 長く暗いコロナ禍において開催された東京オリンピック・パラリンピックでの日本人選手の活躍や、各界で打ち立てられた「金」字塔がひときわ輝くニュースとなった年。
28 2022年

・2022年12月12日(月)京都 清水寺にて発表

・2022年12月22日(木)漢字ミュージアムにて展示開始

                                                                                                                          

 

漢字ミュージアムは京都・祇園に2016年6月29日に開館した日本初の漢字に特化したミュージアムです。京都市元弥栄中学校跡地に建設され、ただ漢字を見るだけでなく、触れる・学ぶ・楽しむ展示を通して、いくつもの驚きや発見を生み出す体験型ミュージアムです。

 

アクセス:

◆京阪本線『祇園四条駅』徒歩5分

◆阪急京都線『京都河原町駅』徒歩8分

◆地下鉄東西線『東山駅』徒歩10分

◆京都市バス『祇園』下車すぐ

 

施設概要

【所在地】〒605-0074 京都市東山区祇園町南側551番地

【電話】075-757-8686

【FAX】075-531-0340

【WEB】https://www.kanjimuseum.kyoto/

【入館料】大人800円 大学生・高校生500円 中学生・小学生300円 未就学児・障がい者 無料

【開館時間】 9:30~17:00 ※当面、平日は11:00、土日祝は9:30開館(いずれも16:30最終入館)

【休館日】月曜 ※当面、月曜・火曜休館(いずれも、休館日が祝日の場合は翌平日に振替)、臨時休館・開館あり

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

3_「筆」と「墨入れ」

2_過去の企画展の様子

7_ミュージアムロゴ

6_額縁デザイン

5_応募箱

1_企画展「今年の漢字展」

8_漢字ミュージアム

9_map

4_2021年「金」

企画展概要

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このプレスリリースを配信した企業・団体

  • 名称 公益財団法人日本漢字能力検定協会
  • 所在地 京都府
  • 業種 教育サービス
  • URL https://www.kanken.or.jp/
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