C&W、茨城県つくば市で大規模物流施設の開発用地を取得
約80,000平方メートルの先進的物流施設を開発へ
東京、2022年10月31日 – グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(グローバル本社:米国イリノイ州シカゴ、日本本社:千代田区永田町、C&W)は本日、グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント株式会社(本社:千代田区永田町)が谷田部ファシリティ特定目的会社を通じて、茨城県つくば市で開発用地を取得したと発表しました。約80,000平方メートルの大規模な物流施設を開発していきます。
外観イメージパース
用地取得の目的
C&Wは、約36,000平方メートルの用地を取得し、「(仮称)LF谷田部新築計画」 として、スロープ付きのマルチテナント型物流施設を開発し、2025年1月の竣工を目指します。つくば市は、常磐自動車道(以下、常磐道)と首都圏中央連絡自動車道(以下、圏央道)の結節点に位置しており、首都圏全域への広域配送拠点及び茨城県内の地域配送拠点としての需要が見込まれます。また、同市は人口増加が継続しており、雇用環境は優位といえます。さらに、浸水、液状化、土砂災害の可能性が低く、事業継続の観点からも優れた立地です。これらの理由から、現在C&Wが同市内で開発を推進している「(仮称)LFつくば新築計画」に続いて、大規模で先進的な施設が供給可能と判断しました。
開発地の特長
対象地は、つくばエクスプレス「みどりの」駅から約2kmに位置し、通勤利便性に優れています。また、常磐道「谷田部」インターチェンジから約6km、同「谷和原」インターチェンジから約10km、圏央道「つくば中央」インターチェンジから約7kmに位置しており、茨城県内への地域配送、常磐道及び圏央道を使用することにより、都心方面及び関東圏全域への広域配送の利便性が高い立地です。今後、常磐道「(仮称)つくばみらい」スマートインターチェンジ、圏央道「(仮称)つくば」スマートインターチェンジが設置される予定であることから、アクセスのさらなる向上も期待されています。
サステナビリティへの取り組み
開発する施設は、非常用発電設備の設置、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)Aランク認証の取得、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)5スター、ZEB(年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの建築物)を見据えた先進建築物を示すZEB Ready認証の取得を計画し、事業用不動産における持続可能性を備えた施設づくりに取り組んでいきます。
田中 義幸(クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)は次のように述べています。
「この度、つくば市においてLFつくばに次ぐ2件目、茨城県下では3件目となる物流施設を開発する機会を得られたことを大変嬉しく思います。つくばエリアは常磐道と圏央道の結節点にあり、配送利便性が高く、雇用環境も恵まれていることから、近年、物流拠点の集積が進んでいます。つくばエリアにおける多様な物流ニーズに応えるため、当社のESG戦略に基づく高品質な物件を供給することにより、地域経済の発展に貢献してまいります。」
C&Wの物流施設開発
「LF」シリーズはロジスティクス・ファシリティーを表現したC&Wが運用する物流施設ブランドです。C&Wの開発予定施設は以下のとおりです。
施設名 (仮称) | 所在地 | 土地面積 | 延床面積 (予定) | 着工 (予定) | 竣工 (予定) |
LF奈良 | 奈良県生駒郡安堵町 | 約58,000㎡ | 約124,000㎡ | 2021年12月 | 2023年3月 |
LF奈良ANNEX | 奈良県生駒郡安堵町 | 約19,000㎡ | 約37,000㎡ | 2022年5月 | 2023年7月 |
LFつくば | 茨城県つくば市 | 約30,000㎡ | 約71,000㎡ | 2022年4月 | 2023年7月 |
LF境古河 | 茨城県猿島郡境町 | 約50,000㎡ | 約112,000㎡ | 2023年7月 | 2025年1月 |
LF谷田部 | 茨城県つくば市 | 約36,000㎡ | 約80,000㎡ | 2023年8月 | 2025年1月 |
【施設概要】
施設名:(仮称)LF谷田部
所在地:茨城県つくば市みどりの南
土地⾯積︓約36,000平方メートル
延床面積:約80,000平方メートル(予定)
構造:地上4階建て、RCS造(予定)
着工:2023年8月(予定)
竣工:2025年1月(予定)
認証取得:CASBEE Aランク(新築)認証、BELS 5スター、ZEB Ready認証(いずれも予定)
‐以上‐
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドについて
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(ニューヨーク証券取引所:CWK)は、オキュパイヤーとオーナーの皆様に有意義な価値をもたらす世界有数の不動産サービス会社です。約60カ国400拠点に50,000人の従業員を擁しています。プロパティー・マネジメント、ファシリティー・マネジメント、プロジェクト・マネジメント、リーシング、キャピタル・マーケッツ、鑑定評価などのコア・サービス全体で、2021年の売上高は94億ドルを記録しました。詳しくは、公式ホームページwww.cushmanwakefield.com にアクセスするか公式ツイッター @CushWake をフォロー下さい。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 不動産業
- URL https://cushmanwakefield.com
過去に配信したプレスリリース
2025年オフィス・アウトルック:東京は建設費の高騰により竣工遅れ、新規供給も抑制ぎみに
12/23 14:00
C&W、2024年Q3のリテール市況レポートを発表
12/2 14:00
ミラノのモンテナポレオーネ通りが「路面店賃料」ランキングで初の首位に
11/25 11:00
C&W、兵庫県神戸市の「LF神戸弥栄台」を取得
11/19 11:00
C&W、2024年Q3 の東京オフィス市況レポートを発表
11/1 12:00
日本の事業用不動産投資先、オーストラリアがトップに
10/31 11:00
C&W、アジア太平洋地域 データセンターレポートを発表
9/9 12:00
C&W、2024年上半期の物流レポートを発表
8/29 11:00
C&W、2024年Q2のリテール市況レポートを発表
8/9 11:00
C&W、2024年上半期のインベストメント市況レポートを発表
7/29 12:00