C&W、埼玉県加須市で物流施設の開発用地を取得
約2.7万平方メートルの物流施設を開発へ
東京、2023年1月16日 – グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(グローバル本社:米国イリノイ州シカゴ、日本本社:千代田区永田町、C&W)は、グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント株式会社(本社:千代田区永田町)が加須ファシリティ特定目的会社を通じて、埼玉県加須市で約2.7万平方メートルの開発用地を取得したと発表しました。約2.7万平方メートルの物流施設を開発し、2024年5月の竣工を目指します。
外観イメージパース
開発地の特長
開発地は、東北自動車道(以下、東北道)「羽生」インターチェンジから約5.1km、同「加須」インターチェンジから約5.8kmに位置しており、東北道及び首都圏全域へのアクセスに優れ、広域配送拠点として交通利便性に優れています。市街化調整区域内に立地しているものの、都市計画法第34条第12号の区域指定により、適法に賃貸用物流施設を開発することが可能であり、倉庫業法に基づく営業倉庫登録も可能です。また、加須・大利根工業団地に近接しており、24時間操業が可能な立地です。
施設の特徴
「LF加須」は、約2.7万平方メートルの敷地に地上2階建ての物流施設として建設されます。柱スパンは間口11m×奥行10.5m、倉庫の梁下有効高さ5.5m、床荷重1.5t/㎡を確保し、荷物用エレベーター及び垂直搬送機を各4基実装します。テナント区画は、一棟貸し、または、2分割に対応可能で、駐車場は約100台、大型車待機スペースは10台以上設置する計画です。さらに、倉庫全館に空調を導入することに対応可能な電気容量を予め確保するなど、様々な物流ニーズに対応可能な施設です。
サステナビリティへの取り組み
開発する施設は、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)Aランク認証の取得、受変電設備の設置高さの嵩上げを計画するなど、事業用不動産におけるサステナビリティを体現していきます。
田中 義幸(クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)は次のように述べています。
「この度、C&Wとして、埼玉県下でLF久喜に次ぐ2件目の物流施設を開発する機会を得たことを嬉しく思います。加須市は、東北道を利用して首都圏広域への配送利便性に優れた立地であり、物流拠点が多く集積しています。本施設は2階建ての施設計画とすることで、多様な物流ニーズに応えられるものと期待しています。今後も、高機能な物件を供給することにより、地域活性化と産業振興に貢献して参ります。」
C&Wの物流施設展開
「LF」シリーズはロジスティクス・ファシリティーを表現したC&Wが運用する物流施設ブランドです。C&Wの開発予定施設は以下のとおりです。
施設名 (仮称) | 所在地 | 土地面積 | 延床面積 (予定) | 着工 (予定) | 竣工 (予定) |
LF奈良 | 奈良県生駒郡安堵町 | 約58,000㎡ | 約124,000㎡ | 2021年12月 | 2023年3月 |
LF奈良ANNEX | 奈良県生駒郡安堵町 | 約19,000㎡ | 約37,000㎡ | 2022年5月 | 2023年7月 |
LFつくば | 茨城県つくば市 | 約30,000㎡ | 約71,000㎡ | 2022年4月 | 2023年7月 |
LF加須 | 埼玉県加須市 | 約27,000㎡ | 約27,000㎡ | 2023年4月 | 2024年5月 |
LF境古河 | 茨城県猿島郡境町 | 約50,000㎡ | 約112,000㎡ | 2023年7月 | 2025年1月 |
LF谷田部 | 茨城県つくば市 | 約36,000㎡ | 約80,000㎡ | 2023年8月 | 2025年1月 |
【施設概要】
施設名: (仮称)LF加須
所在地: 埼玉県加須市上樋遣川
土地⾯積 : 約27,000平方メートル
用途地域: 市街化調整区域(都市計画法第34条第12号区域)
延床面積: 約27,000平方メートル(予定)
構造: 地上2階建て、鉄骨造(予定)
着工: 2023年4月(予定)
竣工: 2024年5月(予定)
認証取得: CASBEE Aランク(新築)認証(予定)
設計・施工: サンエス建設株式会社
コンストラクション・マネジメント:株式会社アクア
‐以上‐
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドについて
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(ニューヨーク取引証券所:CWK)は、オキュパイヤーとオーナーの皆様に有意義な価値をもたらす世界有数の不動産サービス会社です。約60カ国400拠点に50,000人の従業員を擁しています。プロパティー・マネジメント、ファシリティー・マネジメント、プロジェクト・マネジメント、リーシング、キャピタル・マーケッツ、鑑定評価などのコア・サービス全体で、2021年の売上高は94億ドルを記録しました。詳しくは、公式ホームページwww.cushmanwakefield.com にアクセスするか公式ツイッター @CushWake をフォロー下さい。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 不動産業
- URL https://cushmanwakefield.com
過去に配信したプレスリリース
2025年オフィス・アウトルック:東京は建設費の高騰により竣工遅れ、新規供給も抑制ぎみに
12/23 14:00
C&W、2024年Q3のリテール市況レポートを発表
12/2 14:00
ミラノのモンテナポレオーネ通りが「路面店賃料」ランキングで初の首位に
11/25 11:00
C&W、兵庫県神戸市の「LF神戸弥栄台」を取得
11/19 11:00
C&W、2024年Q3 の東京オフィス市況レポートを発表
11/1 12:00
日本の事業用不動産投資先、オーストラリアがトップに
10/31 11:00
C&W、アジア太平洋地域 データセンターレポートを発表
9/9 12:00
C&W、2024年上半期の物流レポートを発表
8/29 11:00
C&W、2024年Q2のリテール市況レポートを発表
8/9 11:00
C&W、2024年上半期のインベストメント市況レポートを発表
7/29 12:00