すみだ北斎美術館、企画展「北斎 大いなる山岳」を 6月20日(火)~8月27日(日)に開催

北斎の山を登れ。

2023年4月5日

すみだ北斎美術館(東京・墨田区)は、2023年6月20日(火)から8月27日(日)まで企画展「北斎 大いなる山岳」を開催いたします。

 

すみだ北斎美術館 企画展「北斎 大いなる山岳」

富士山は、日本最高峰にして古くから信仰の対象となり、また浮世絵など芸術作品の題材として多く採用され、日本のみならず西洋の芸術にも影響を与えてきました。そうした文化面で高い評価を受け、2013年に世界文化遺産に登録されてから、今年は10周年にあたります。

浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)はこの世界に誇る富士山をはじめとして、現在でも百名山として人気の山から北斎と同時代に大坂に作られた人工の山・天保山に至るまで、日本列島各地のさまざまな山を描いています。こうした北斎の制作背景には、近代登山が始まるはるか以前から信仰や生業のために山に登ってきた日本人と山との深いつながりがあります。北斎の描いた山を通して、山の信仰、生業、伝説や怪談を紹介し、日本人と山との関わりを見て行くとともに、北斎による多彩な山の表現とその魅力に迫ります。

 

■開催概要

展覧会名 北斎 大いなる山岳
会期

2023年6月20日(火)~8月27日(日) ※前後期で一部展示替えを予定

前期 6月20日(火)~7月23日(日)

後期 7月25日(火)~8月27日(日)

休館日 毎週月曜日 ※7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館
開館時間 9:30~17:30(入館は17:00まで)
主催 墨田区・すみだ北斎美術館
観覧料 一般1,000円、高校生・大学生700円、65歳以上700円、中学生300円、障がい者300円、小学生以下無料
ホームページ https://hokusai-museum.jp/Mountain/

●本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)、常設展プラスもご覧になれます。

● 前売券及び当日観覧券の発売日・販売方法や、団体でのご来館については、すみだ北斎美術館公式ホームページをご覧ください。

 

■北斎と一緒に、日本列島の山を巡ろう!

富士山をはじめ、北斎や門人が描いた山は日本列島各地に広がっています。本展出品作品に描かれた主な山は、前期・後期をあわせて30に及びます。キャプションには作品解説のほか、山の説明や「登山好き学芸員の現地レポート」がある作品も。北斎作品と一緒に、日本各地の山々をめぐる旅をお楽しみください。

 

本展でご紹介する主な山リスト

日本人と山 富士山(富士講)、立山(立山講)、大山(大山講)
江戸の低山 御殿山、愛宕山、上野山、待乳山、道灌山、飛鳥山
関東の山 行道山、男体山、榛名山、妙義山、筑波山、鋸山、吾妻山、箱根山
中部の山 八ヶ岳、身延山、七面山、愛鷹山、秋葉山、足羽山
近畿の山 嵐山、吉野山、高見山(高峰)、音羽山、天保山
四国・九州の山 象頭山、稲佐山

主な出品作品

 

葛飾北斎「冨嶽三十六景 諸人登山」すみだ北斎美術館(前期)

 

葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」すみだ北斎美術館(作品を替えて通期展示)

葛飾北斎『富嶽百景』初編 不二の山明キ 辷リ すみだ北斎美術館蔵(通期)葛飾北斎「諸国名橋奇覧 足利行道山くものかけはし」すみだ北斎美術館蔵(後 ※各画像は全図でご使用ください。トリミング等の編集はご遠慮ください。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付ファイル

プレスリリース添付画像

<北斎 大いなる山岳>チラシ-01

葛飾北斎「冨嶽三十六景 諸人登山」すみだ北斎美術館

葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」すみだ北斎美術館

葛飾北斎『富嶽百景』初編 不二の山明キ 辷リ すみだ北斎美術館蔵

葛飾北斎「諸国名橋奇覧 足利行道山くものかけはし」すみだ北斎美術館蔵

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