4月21日配信: 『知ってほしい!“糖尿病への誤解”』

企業の管理職や人事に関わる方、患者さん、医療従事者含む一般の方に向けて、オンラインシンポジウムを開催

2023年4月18日

日本ベーリンガーインゲルハイム

 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 医薬事業ユニット統括社長:ヤンシュテファン・シェルド、以下、日本ベーリンガーインゲルハイム)は、糖尿病を正しく理解していただき、糖尿病に対する社会的偏見をなくすための活動として、啓発サイト「糖尿病への色眼鏡~その認識、色眼鏡(偏見)かも?~」を開設しました。

 

 このたび、公益社団法人日本糖尿病協会(東京都千代田区、理事長 清野 裕)との共催で、2023年4月21日に、「知ってほしい!“糖尿病への誤解”シンポジウム」と題し、企業の人事に関わる方々や管理職の方々、及び患者さん、医療従事者含む一般の方に向けたオンラインシンポジウムをライブ配信します。

 このたびの市民公開講座では、第一部で日本糖尿病協会のアドボカシー委員会のメンバーである、枚方公済病院 内分泌代謝内科 田中 永昭先生にご登壇いただき、社会全体における糖尿病のスティグマの現状と課題、誤解の根拠を医学的な観点からお話し頂きます。第二部では、座長として、公益社団法人日本糖尿病協会 理事長の清野 裕先生、パネリストとしてご自身も2型糖尿病のある作家の室井 佑月氏、各種健康課題に対する健康増進策に積極的に取り組み、二次健診受診率の向上や労働時間の削減などの成果をあげているキンコーズ・ジャパン株式会社 社長の渡辺 浩基氏にもご登壇いただき、「糖尿病への誤解に対し、企業や周囲はどう対応すべきか」、それぞれの立場から見たご意見をもとにパネルディスカッションを実施します。

 


■「知ってほしい!“糖尿病への誤解”シンポジウム」概要

 

【配信日時】

2023年4月21日(金)18:30~19:40(予定)

※当日のライブ配信のみでアーカイブはございません

 

【プログラム】

第一部:講演

「糖尿病への誤解の実態」

枚方公済病院 内分泌代謝内科 

田中 永昭 先生

 

第二部:パネルディスカッション

「糖尿病への誤解に対し、企業や周囲はどう対応すべきか」

<座長>

公益社団法人日本糖尿病協会 理事長

清野 裕 先生

<パネリスト>

作家 室井 佑月 氏

キンコーズ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 渡辺 浩基 氏

枚方公済病院 内分泌代謝内科 田中 永昭 先生

 

【事前登録制/参加料無料】

どなたでも、下記より開催日までご登録いただけます。

https://v2.nex-pro.com/campaign/52899/apply

 

■開催の背景

 

 日本では、糖尿病のある方と糖尿病予備群の方は合わせて約2,000万人いるといわれています。そのなかで、糖尿病のある方で社会的偏見による差別=スティグマ(特定の属性に対して刻まれる負の烙印)にさらされている方は少なくありません。糖尿病があるというだけで、社会的な不利益やいわれなき差別を受けることを、「糖尿病スティグマ」といい2、一例として、次のような不利益を被るケースがあると言われています3

 

・生命保険や住宅ローンに入れない

・就職が不利になる

・たくさん食べると思われる

・怠け者だと決めつけられる

 

 スティグマを感じた方の中には、糖尿病であることを周囲に隠し、適切な治療の機会を損失することで重症化につながることがあり、ひいては医療費が増加し、社会保障を脅かす、という悪循環に陥る事にも繋がります。個人から社会全体レベルまで、様々な影響を及ぼすことが危惧されます。日本ベーリンガーインゲルハイムでは、日本糖尿病協会と協力し、糖尿病疾患啓発 オリジナル落語動画「色眼鏡」を啓発サイトで公開し、糖尿病のある方がスティグマを受けず、疾患を隠さずに暮らせる社会にむけて活動しています。

 


 

■啓発サイト「糖尿病への色眼鏡~その認識、色眼鏡(偏見)かも?~」

https://patient.boehringer-ingelheim.com/jp/dounaru-dm/stigma/

 

■本シンポジウムに関する問合せ

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

腎臓・代謝領域マーケティング部

zsHPMarketingRenal-Metabolism_MKTG@boehringer-ingelheim.com

 

■取材の申込、報道に関する問合せ

株式会社トークス 杉原・藤形

Mail:medical@pr-tocs.co.jp

TEL:03-3261-7715

 

ベーリンガーインゲルハイムについて

ベーリンガーインゲルハイムは、世代を超えて生活を変革する画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型のバイオ製薬企業のリーディンクカンパニーとして、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出を目指しています。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態により長期的かつサステナブルな視点を維持しています。ヒト用医療用医薬品とアニマルヘルスの2つの事業分野において、53,000人以上の社員が世界130ヵ国以上で事業を展開しています。

 

詳細は、下記をご参照ください。

https://www.boehringer-ingelheim.com/

(ベーリンガーインゲルハイム)

https://www.boehringer-ingelheim.jp/

(日本ベーリンガーインゲルハイム)

https://annualreport.boehringer-ingelheim.com

(アニュアルレポート 英語)

 

■本リリースに関するお問い合わせ先:

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

コーポレートアフェアーズ

  Tel.  03-6417-2145

  Fax. 03-5435-2920

 

■References

1国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター(2019年10月)

https://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/010/010/04.html

2清野裕. はじめに─ 日本の糖尿病医療がスティグマにどう関わっているか.

医学のあゆみ. 2020; 273(2): 141-143.

3日本糖尿病協会. アドボカシー活動

https://www.nittokyo.or.jp/uploads/files/advocacy_summary.pdf

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