【FSC ®️ジャパンニュース】 WWFジャパンが、ARでうごく「熱帯林の野生動物オリガミ」キャンペーンを開始
2023年7月7日
FSCジャパン
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(東京都港区、会長:末吉竹二郎、以下 WWF ジャパン)が、世界熱帯雨林の日※1(6月22日)より、熱帯林の急速な消失により年々深刻度を増している絶滅危惧種の野生動物の実態と、森や動物を守るために私たちが毎日の暮らしの中でできるアクションを知ってもらうため、ARでうごく「熱帯林の野生動物オリガミ」キャンペーンを開始しました。また、世界トラの日※2(7月29日)を前に、7月27日(木)に上野動物園にて、絶滅危惧種の野生動物オリガミを使用した親子体験イベントを開催。WWFジャパン公式サイトにて参加者を募集しています。
熱帯林の減少や野生動物の絶滅を食い止め、持続可能なかたちで管理・保護するために、いつもの買い物で「FSC認証」 や「RSPO認証」といった自然環境に配慮し、豊かな森林を守るために適切に管理された農園や森林でつくられた製品を認証しているマークを選ぶことが重要となります。
ARでうごく「熱帯林の野生動物オリガミ」キャンペーンでは、日本伝統の折り紙やARの拡張技術を活用し、熱帯林や絶滅危惧種の野生動物の実態や認証マークの大切さ、そして日々の暮らしの中で自然や野生動物たちを守るためにできることを、より多くの人に伝え、子どもたちが遊びながらも、熱帯林や絶滅危惧種を守るためにできることや認証マークの大切さを学び・考えられる夏休みの自由研究シートなども公開しています。
FSCジャパンでは今回のキャンペーンを通して、FSCマークがついた製品を選ぶことが熱帯林の減少や野生動物の絶滅を食い止めることに繋がることを広く知っていただき、国内でのFSCマークの更なる普及に繋がればと期待をしております。
※1: 「世界熱帯雨林の日(World Rainforest Day)」
気候変動対策、生物多様性、文化、生計にとって健全な熱帯林の重要性に想いを馳せ、それらを保全し回復するための世界的な運動を呼びかける日として、イギリスの保全団体により制定されました。
※2: 「世界トラの日(World Tiger Day)」 2010年の国際会議「トラサミット」で制定された、絶滅危惧種であるトラの現状を知り、保全のためにできることを考える日です。
■ARでうごく「熱帯林の野生動物オリガミ」キャンペーン概要
6月22日(木)の「世界熱帯雨林の日」より、熱帯林の急速な消失と私たちの生活のつながりについて知り、自然や野生動物を守るために暮らしの中でできることを多くの人に知ってもらうために、ARでうごく「熱帯林の野生動物オリガミ」を使用したキャンペーンです。また特設サイトでは、絶滅危惧種がすむ森を守るために自分たちができることや認証マークの大切さについて学び・考える、夏休みの自由研究シートも無料でダウンロードできます。
●キャンペーン特設サイト:https://www.wwf.or.jp/campaign/rainforest-animal-origami/
■「熱帯林の野生動物オリガミ」について
広く知られている馴染みのある動物の中にも、熱帯林の消失により絶滅寸前の危機にさらされている動物が数多く存在しています。その事実をリアルに伝えるために、絶滅危惧種の野生動物(トラ・オランウータン)を日本の伝統である折り紙にしました。またAR技術を用いることで、出来上がった動物の折り紙がARマーカーとなり、それをARカメラで読み込むとAR空間上で野生動物の折り紙が動き出し、彼らの生息地で何が起きているのかを伝えてくれます。
●夏休みの自由研究シート ダウンロードページ: https://www.wwf.or.jp/campaign/rainforest-animal-origami/
■上野動物園・WWFジャパン共催 【ARでうごく!熱帯林の野生動物オリガミ】親子イベント概要
7月29日の「世界トラの日」を前に、絶滅危惧種であるトラを実際に見て、野生動物オリガミを体験する親子イベントです。「熱帯林の野生動物オリガミ」のワークショップを行ない、上野動物園のトラ舎の前で、絶滅危惧種であるトラの生息地の話やトラの生息地の消失と私たちの生活との関係や認証マークの大切さなどをお話しし、世界の森で起きていること、森や野生動物を守るために、今日からみんなで貢献できることを考えます。
○日時・場所 : 7月27日(木)9:30~10:30 上野動物園
○参 加 対 象 : 親子15組(小学校高学年およびその保護者)
※事前応募制です。WWFジャパン公式サイトにて募集中です。
https://www.wwf.or.jp/event/organize/5344.html
※7月28日(金)~8月4日(金)まで上野動物園で「熱帯林の野生動物オリガミ」体験ブースが設置されます。(事前申し込みは不要)
■RSPO認証について
RSPOでは、手つかずの自然林や保護価値の高い地域で新たにパーム油農園を開発しないことをはじめ、野生動物の保護、労働者の安全や権利保護に関する基準を作成、それを満たす農園と製品を認証しています。 ※RSPOマークのついている製品例:ポテトチップス、カップ麺、マーガリン、石鹸・洗剤 など
■WWFについて
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。https://www.wwf.or.jp
■FSCジャパン(特定非営利活動法人 日本森林管理協議会)
FSC(Forest Stewardship Council, 森林管理協議会)は、環境保全の面から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理の普及を目的に、環境団体、林業者、林産物取引企業、先住民族団体などを中心に、1994年に設立された独立した非営利団体です。現在世界の約1億6000万ヘクタールの森林と55,800ほどの組織がFSCの規格に基づき認証されています。FSCジャパンはFSC国際事務局から正式に承認された、日本の窓口となる組織です。日本国内におけるFSC森林認証の普及や、国内を対象とした規格の検討と作成を行っています。
■FSCマーク
FSCの定めた基準をもとに、適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や
回収材等の責任をもって調達された原材料から生産された製品に、FSCマークがつけられます。
FSCマークがついた製品を使うことで、世界の森林保全につながります。
FSCジャパン公式HP:https://jp.fsc.org/jp-jp
FSC公式Twitter: https://twitter.com/FSC_Japan
FSC公式Facebook: https://www.facebook.com/FSC.Japan?ref=tn_tnmn
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 NPO法人日本森林管理協議会
- 所在地 東京都
- 業種 各種団体
- URL https://jp.fsc.org/jp-ja
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