アムジェン、乾癬や治療について学べるオンラインゲーム「乾癬のわたしと記憶喪失のアンドロイド」を公開

10月29日の世界乾癬デーに向けて、ゲームを楽しみながら乾癬を正しく理解する体験を

アムジェン

2023年10月25日

アムジェン株式会社

アムジェン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:ニール・マグレガー、以下「当社」)は一般社団法人 INSPIRE JAPAN WPD 乾癬啓発普及協会による制作協力、日野皮フ科医院 院長 日野 亮介先生監修のもと、10月29日の世界乾癬デーに向けて、ストーリーを楽しみながら乾癬や治療について学ぶことができるオンラインゲーム「乾癬のわたしと記憶喪失のアンドロイド」を、当社の乾癬患者さん向けWebサイト「乾癬パートナーズ」内で公開しました。


「乾癬のわたしと記憶喪失のアンドロイド」キービジュアル

 

乾癬患者さんが治療を諦めることなく、自分の可能性に目を向けられるように

 

乾癬は、体内の免疫反応の異常によって発症する全身性の慢性炎症性疾患ですが、主に皮膚に症状が現れます 1,2。そのため、皮膚以外の症状が乾癬と関係していることに気付かず、本来受けるべき適切な治療を選択できずに症状が改善しない場合があると言われています。また、乾癬は患者さんの約35%が20〜30代の若年層で発症すると報告されています 3。学業や仕事の忙しさ等の理由で治療を中断してしまう方が多くいらっしゃると言われています。

多くの乾癬患者さんが症状の改善を望む一方で、自分に合った適切な治療機会を得られずに症状が改善しなかったり、悪化したりすることで、QOLの著しい低下を引き起こすことが懸念されます。このような背景を顧み、患者さんが乾癬の病態や症状、治療について正しく理解し、早期から適切な治療に継続的に取り組んでいただけるよう本作を制作するに至りました。

 

本作の制作にご協力いただいた一般社団法人INSPIRE JAPAN WPD乾癬啓発普及協会 代表理事 奥瀬 正紀氏は次のように述べられています。「治療を中断したことで、症状の悪化の波に悩まされながら日々を過ごされている患者さんは少なくありません。本ゲームを通して患者さんがご自身の病気のことや自分に合った治療を知ることで、これからどのような生活を送りたいのか、将来の夢や希望に目を向けていただく一助となることを願っています。」

 

本作をご監修いただいた日野皮フ科医院 院長 日野 亮介先生は次のように述べられています。「乾癬はブツブツと皮膚に症状が出るため皮膚だけの疾患と誤解されがちです。症状の改善のためには正しく疾患を理解すること、そしてどんな生活をしていきたいか患者さんと私たち医師が一緒になって考え、適切な治療に取り組んでいくことが大切です。本ゲームが患者さんの疾患理解に役立つことを期待しています。」

 

ゲーム画面(左から、ゲームTOP/ストーリー/問題)

 

自分そっくりのアンドロイドを修理しながら乾癬について学ぶストーリー

本作は乾癬に関する問題を解きながら物語を進めるストーリー型のオンラインゲームとなっており、楽しく分かりやすく乾癬のことを学んでいただけます。

乾癬を患って引きこもりがちになってしまった主人公が、ある日突然、自分そっくりのアンドロイドと出会うところから物語が始まります。アンドロイドは故障して記憶を失っており、主人公はロボット研究者や機械職人の協力を得ながら、故障の原因をつきとめアンドロイドを直していきます。その過程で乾癬の原因や症状を学び直し、治療のことや自分の将来の可能性にも目を向けるようになります。

物語のラストには、記憶を取り戻したアンドロイドによって、なぜ主人公のもとに現れたのか、その真相が明かされます。また、問題の正解数によってプレイ結果が変わり、何度もプレイして正解数を上げることで違うエンディングをお楽しみいただけます。

登場キャラクター(左から、主人公/アンドロイド/ロボット研究者/機械職人)

 

 

 

ゲーム概要

タイトル    乾癬のわたしと記憶喪失のアンドロイド
公開日     2023年10月23日(月)
公式サイト アムジェン株式会社 疾患啓発Webサイト「乾癬パートナーズ」内:

https://www.kansen-partners.jp/game?utm_source=web_202309&utm_medium=pressrelease_qr&utm_campaign=game_1

推奨ハッシュタグ #乾癬のわたしと記憶喪失のアンドロイド #乾癬
プレイ形式 オンライン
プレイ時間目安  10~15分程度
必要環境 スマートフォン/パソコン/タブレット

 

尋常性乾癬について

乾癬は、免疫反応の異常によって発症する全身性の慢性炎症性疾患です 1,2。日本における罹患者は40~50万人以上と推計されています 4,5。乾癬は主に5つの病型に分かれますが、尋常性乾癬が最も多くみられる病型で、乾癬患者さんの約90%を占めています 6。銀白色の鱗屑に覆われた境界鮮明な紅班が特徴です。乾癬の症状は、肘や膝などの関節付近で確認されることが多く、頭皮や爪にも症状が現れることがあります。また84%の患者さんが痒みを感じているという報告もあります 7。こうした状況は、QOLに悪影響が及んでいると考えられ、乾癬患者さんの身体的項目や精神的項目のQOLでは、がんや心筋梗塞の患者さんより低いとする報告もあります 8

 

「乾癬パートナーズ」について

「乾癬パートナーズ」は、乾癬患者さんとご家族が本当に必要とされている情報を提供することを目的とした、アムジェン株式会社の乾癬患者さん向けWebサイトです。乾癬の原因や治療のことなど、乾癬に関する最新の動向を踏まえた知識とともに、乾癬患者さんやご家族の方々に実際に伺ったお話も多数掲載し、更新しています。

詳細についてはhttps://www.kansen-partners.jp/をご覧ください。

 

一般社団法人INSPIRE JAPAN WPD 乾癬啓発普及協会について

日本における乾癬の疾患認知度を向上させ、ひとりで悩み苦しんでいる乾癬患者を乾癬コミュニティへつなげるための活動を行うため、全国各地の乾癬患者会メンバー有志が集まり、2017年より活動している団体です。日本でも世界乾癬デーを盛り上げていこうという思いを込めて「INSPIRE JAPAN WPD(WPD = World Psoriasis Day:世界乾癬デー)」を団体名に入れました。私たちは「乾癬で苦しむ人がいない世界を実現する」をビジョンにかかげ、乾癬を社会に広く正しく知ってもらうことにより、乾癬に関する誤解や患者への差別をなくしていくとともに、ひとりでも多くの患者を乾癬コミュニティへつなげる活動を行っています。私たちは乾癬患者の未来のために活動しています。

詳しくは、http://www.inspirejapan-wpd.net/ をご覧ください。

 

アムジェン株式会社について

アムジェン株式会社は、世界最大規模の独立バイオテクノロジー企業である米国アムジェン社の日本法人です。アムジェン株式会社では、循環器疾患、がん、骨疾患、炎症・免疫性疾患、神経疾患を始めとするアンメット・メディカル・ニーズが高い領域に焦点を絞り、「To serve patients – 患者さんのために、今できるすべてを」というミッションのもと、臨床開発から販売までの活動を行っています。詳細については www.amgen.co.jp をご覧になるか、https://www.facebook.com/amgenjapan をフォローしてください。

 

注意事項(アムジェン株式会社)

このニュースリリースに含まれている医薬品(開発中のものを含む)に関する情報は、宣伝広告、医学的アドバイスを目的とするものではありません。

 

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▼References

1.  Nestle FO, et al. N Engl J Med. 2009;361:496-509.

2.  Lowes MA, et al. Annu Rev Immunol. 2014; 32:227-255.

3.  Ito T, et al. J Dermatol. 2018 Mar; 45(3): 293-301.

4.  Kubota K, et al BMJ 2015 Jan BMJ Open 2015 Jan 14; 5(1): e006450.

5.  照井 正 他: 臨床医薬, 30(3): 279-285, 2014.

6.  飯塚 ⼀:⽇本⽪膚科学会雑誌, 116: 1285-1293, 2006.

7.  Yosipovitch et al. Br J Dermatol. 2000; 143: 969.

8.  Rapp SR, et al. J Am Acad Dermatol. 41: 401-407, 1999.

 

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

「乾癬のわたしと記憶喪失のアンドロイド」キービジュアル

ゲーム画面(左から、ゲームTOP/ストーリー/問題)

登場キャラクター(左から、主人公/アンドロイド/ロボット研究者/機械職人)

QRcode20231025

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