大和ハウス工業株式会社（本社：大阪市、社長：芳井敬一）は、本日、茨城県つくば市の日本自動車研究所（以下、JARI）の未利用地を取得し、「（仮称）SSC（※）つくば学園南プロジェクト」として開発に着手することをお知らせします。

　本プロジェクトは、分譲マンションや教育施設、商業施設、研究施設、産業・物流施設、保育施設等の建設を計画しています。

※．SSCとはスーパーサイエンスシティの略。

開発イメージ

■開発経緯

　当社は、第7次中期経営計画（2022年度～2026年度）において、地域を活性化させる「地方中核都市を中心とした複合再開発」を推進しており、分譲マンション・ホテル・商業施設・教育施設・医療施設等で構成された「マールク新さっぽろ」や、研究施設・商業施設・店舗・賃貸住宅等で構成された「いとＬａｂ＋（いと・らぼ・ぷらす）」などを開発しています。

　今回、JARIが行った「つくば市学園南エリア未利用地売却に係る事業者公募」に応募した結果、2023年10月に最優秀提案者に選ばれました。12月4日、JARIと土地売買契約を締結し、本日土地の引き渡しを受け、開発に着手することになりました。

■「（仮称）SSCつくば学園南プロジェクト」概要

　本プロジェクトは、つくばエクスプレス「研究学園駅」より徒歩約9分の場所に位置しています。首都圏中央連絡自動車道「つくば中央インターチェンジ」から約3km、首都圏と東北地方を結ぶ常磐自動車道「谷田部インターチェンジ」から約6kmの場所に立地していることに加え、県道土浦坂東線（エキスポ通り）や取手つくば線（サイエンス大通り）などの主要幹線道路にもアクセスしやすい場所です。また、近郊にはつくば市役所をはじめ、大型複合商業施設「イーアスつくば」や会員制大型量販店「COSTCO」があるため、生活利便性も良い場所です。　

　開発地の北側には、分譲マンションと教育施設、中央には広場や商業施設、南側には研究施設や物流施設、保育施設などを計画した、敷地面積155,389㎡（東京ドーム約3.3個分）の大規模複合開発プロジェクトです。

　当社が長年培ってきた住まいや暮らしに関するノウハウを活かした複合開発を行います。