いも家Kaneki×三重県伊勢の『伊勢志摩ゴールド』

スィーツ感覚で大注目

2024/2/9 09:00

2024年2月9日発信

いも家Kaneki×三重県伊勢の『伊勢志摩ゴールド』 スィーツ感覚で大注目

「お芋で世界をHappyに」をスローガンに掲げ、東京フードの「いもラティエSHODO」がプロデュースするさつまいもスイーツ専門店「いも家kaneki」では、毎年全国のさつまいも産地を訪れ、直接対話をしながら品質の良いサツマイモの産地開拓を行っています。神の宿る地、食の神様でもある豊受大御神様（外宮は豊受大神宮は、豊受大神様をお祀りしています。豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る衣食住、産業の守り神として崇拝されています。）が鎮座されている伊勢で、さつまいもの生産に取り組むAC FARM代表中川亜沙美さんと共に「さつまいも伊勢の安納芋」を焼き芋として販売するプロジェクトがスタートしました。また、「いもラティエSHODO」が生放送に出演中、文化放送毎週日曜日10:00―12:00の番組「ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば」内の人気コーナー「とちぎWao」でも、タレントの岡田さんと柴田さんに試食いただき、「ねっとりとした濃厚な食感が非常に美味しい」とコメントをいただき、商品化に向けて一歩を踏み出しました。

▼サツマイモブームの背景

　2000年頃から「第4次焼き芋ブーム」が始まり、特に若い女性を中心にヘルシーなスイーツとして注目を浴びました。特に、甘くてねっとりとした「安納芋」の焼き芋が人気で、食味の良い品種「べにはるか」の登場により、ブームが急速に広がったと言われています。このブームの背後には、電気式焼きいも機の開発と、それがスーパーやコンビニなどに普及し、気軽に購入できるようになったこと、さらに季節を問わず楽しめる「冷やし焼きいも」が広まったことなどが要因とされています。海外でも、アジアを中心にヘルシー志向が高まり、日本の焼き芋がブームとなり、さつまいもの輸出が急増しています。

しかし、九州地方など、かつて大規模な生産地として知られていた地域では、基腐れ病が流行し、全国的なブームと相まってサツマイモが品薄となっています。現在では、茨城県や京都など、さつまいもの産地が広がっていますが、品質の高いサツマイモを求めてバイヤーが産地まで足を運んで取引をしています。今回、新たなプロジェクトが始まった三重県伊勢は、サツマイモの生産に適した土壌と熱心な作り手がいることから、東京フードは新たな産地開拓に本格的に取り組むことになりました。

【JA伊勢いも部会　中川　亜沙美さん】

　当社は、日々の研究を通じて、どのような土壌が適しているか、最適な植え付け時期はいつか、そしてそれに合わせた苗はどこで入手できるかなど、さつまいもの生産に関する様々な課題に取り組んでおります。また、収穫後のサイズ分けの方法を再評価し、他の生産者の方々も取り組みやすい方法を模索しております。私たちの目標は、ただ収穫量を増やすことだけではなく、東京フード様が求めるサイズのさつまいもを多く生産することです。この課題は簡単ではありませんが、最高の品質のさつまいもをお届けできるよう、さらなる研究と努力を続けてまいります。

【いもラティエSHODOのコメント】

　伊勢志摩に初めて訪れたのは2年前のことです。その際、お参りをしたところ、まるで神風が舞い降りてきたかのような歓迎を感じました。この経験を通じて、多くの人々のつながりを辿り、伊勢の生産者である「あさみさん」と出会いました。あさみさんは今回、文化放送に出演された方で、2年の間に私たちは知り合い、JA伊勢のさつまいも部会として出荷を開始し、契約栽培という形で協力関係を築きました。

さらに、いも作りを強化するため、複数回にわたり茨城県の生産者であり、いも家kanekiと契約している梶間さんから学びを得ました。

　この度、テスト栽培した伊勢志摩ゴールドは大成功を収め、約10トンの収穫がありました。今年2024年は、30トンから40トンの収穫を契約する見込みです。

その味はとても甘く、ねっとりとした質感があり、干し芋や焼き芋に最適です。現在、この伊勢育ちのさつまいもを「伊勢志摩美人」という商品名で干し芋として商品化する計画を進めております。販売は数量限定、期間限定で行う予定です。