奈良県安堵町とC&W 「災害時等における緊急避難場所の施設使用に関する協定」を締結
東京、2024年2月29日 – グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(グローバル本社:米国イリノイ州シカゴ、日本本社:千代田区永田町、C&W)は、グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント株式会社(本社:千代田区永田町、CWAM)が奈良中央ファシリティ特定目的会社を通じて、奈良県生駒郡安堵町に開発し運営する物流施設 「LF奈良」と奈良県生駒郡安堵町(町長:西本 安博)との間で、「災害時等における緊急避難場所の施設使用に関する協定」を締結した事をお知らせします。
協定締結式の様子 (右) 安堵町町長 西本安博 (左)CWAM代表取締役社長 田中義幸
本協定により、洪水等の災害が発生、または発生するおそれがある場合において、安堵町と連携し、「LF奈良」のカフェテリアや倉庫スペースの車路等を町民の緊急一時的な退避場所として提供することで、地域住民の方々の安全の確保に貢献します。
CWAM代表取締役社長 田中 義幸は、「このたび、本協定を締結し、LF奈良を安堵町における緊急退避施設として提供する体制が構築できることを大変光栄に思います。地域に愛される物流施設として、町民の皆さまの安全に貢献できればと考えております。」 と述べています。
施設の特徴
「LF奈良」は、西名阪自動車道 「大和まほろばスマート」 インターチェンジから約1.5km、同 「法隆寺」 インターチェンジから約3kmの位置に立地し、近畿圏主要都市へのアクセスに優れています。約58,000平方メートルの敷地に、地上4階建て、延床面積約124,000平方メートルの規模で建設された、奈良県では初となるマルチテナント型先進的物流施設です。ダブルランプウェイによって45フィートコンテナ車が直接各階に接車することが可能で、効率的な物流オペレーションの構築に資する施設となっています。テナント区画は、最大16テナントが入居可能で、最小面積約2,000坪から1フロア最大約8,000坪まで利用でき、様々なテナントニーズに対応できます。また、アメニティとして共用部にカフェテリア、休憩室、売店などを設けて、施設利用者に便利で快適な環境を提供します。
LF奈良外観
緊急一時的な避難場所となる施設内共用部 | ||
車路 | 車路(ランプウェイ) | |
|
|
|
ラウンジ | カフェテリア |
近隣環境との調和を目指した内外装
「LF奈良」は(一社)日本塗料工業会が主催する「環境色彩コンペティション・第26回グッド・ペインティング・カラー」新築部門で特別賞を受賞しております。受賞にあたり次の要素が評価されました。
ファサード部分には光や周囲の眺望を取り込むための大きな開口部を設置。L 型の開口部と水平連窓による端正なデザインとし、そこに「LF」シリーズのキーカラーであるダークブルーをアクセントとして加える事で、建物の顔となるような特徴的な外観を形成しています。倉庫外壁は、地面から空に向かって明るい色を用いるグラデーションにより周辺環境を投影したようなパターンとすることで、古都奈良に所在する安堵町の豊かな自然環境と調和した、近隣環境へと溶け込む意匠としています。
グッド・ペインティング・カラー 表彰式の様子
(ホテル ニューオータニ)
サステナビリティへの取り組み
「LF奈良」は、建築環境総合性能評価システムCASBEE Aランク認証、建築物省エネルギー性能表示制度 BELS5スター、ZEB Ready認証を取得、そして太陽光発電事業者による屋根への太陽光発電設備を設置しているほか、24時間対応の非常用発電機を備えるなどBCPにも対応しています。
C&Wの物流施設展開
「LF」シリーズはロジスティクス・ファシリティーを表現したC&Wが運用する物流施設ブランドです。C&Wの開発施設及び開発予定施設は以下のとおりです。
施設名 | 所在地 | 土地面積 | 延床面積 (予定を含む) | 着工 | 竣工 (予定を含む) |
LF奈良 | 奈良県生駒郡安堵町 | 約58,000㎡ | 約124,000㎡ | 2021年12月 | 2023年3月 |
LF奈良ANNEX | 奈良県生駒郡安堵町 | 約19,000㎡ | 約37,000㎡ | 2022年5月 | 2023年7月 |
LFつくば | 茨城県つくば市 | 約30,000㎡ | 約71,000㎡ | 2022年3月 | 2023年7月 |
LF加須 | 埼玉県加須市 | 約27,000㎡ | 約27,000㎡ | 2023年5月 | 2024年5月 |
LF境古河 | 茨城県猿島郡境町 | 約50,000㎡ | 約113,000㎡ | 2023年7月 | 2025年1月 |
LF谷田部 | 茨城県つくば市 | 約36,000㎡ | 約80,000㎡ | 2023年8月 | 2025年1月 |
【施設概要】
施設名: LF奈良
所在地: 奈良県生駒郡安堵町大字岡崎367番10
土地⾯積 : 58,159.28㎡
用途地域: 準工業地域
延床面積: 124,874.98㎡
構造: 地上4階建て、鉄骨造
着工: 2021年3月
竣工: 2023年3月
認証取得: CASBEE Aランク(新築)認証、BELS 5スターZEB Ready認証
設計・施工: 株式会社大林組
LF奈良の詳しい計画概要は、こちらのサイトでご覧いただけます。
https://www.logistics-facility.com/nara/
‐以上‐
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドについて
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)はニューヨーク取引証券所に上場している世界有数の事業用不動産サービス会社です。世界約60カ国、400拠点に約52,000人の従業員を擁しています。施設管理、売買仲介、鑑定評価、テナントレップ、リーシング、プロジェクト・マネジメントなどのコア・サービス全体で、2023年の売上高は95億ドルを記録しました。受賞歴のある企業文化や、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)、サステナビリティに対するコミットメントにより、業界内外から高い評価を頂いております。 公式ホームページwww.cushmanwakefield.com にアクセスするか公式ツイッター @CushWake をフォロー下さい。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 不動産業
- URL https://cushmanwakefield.com
過去に配信したプレスリリース
C&W、2024年Q3のリテール市況レポートを発表
12/2 14:00
ミラノのモンテナポレオーネ通りが「路面店賃料」ランキングで初の首位に
11/25 11:00
C&W、兵庫県神戸市の「LF神戸弥栄台」を取得
11/19 11:00
C&W、2024年Q3 の東京オフィス市況レポートを発表
11/1 12:00
日本の事業用不動産投資先、オーストラリアがトップに
10/31 11:00
C&W、アジア太平洋地域 データセンターレポートを発表
9/9 12:00
C&W、2024年上半期の物流レポートを発表
8/29 11:00
C&W、2024年Q2のリテール市況レポートを発表
8/9 11:00
C&W、2024年上半期のインベストメント市況レポートを発表
7/29 12:00