EY Japan、「学生ルール形成アイデアコンテスト」優勝は公共政策同好会に決定
【訂正とお詫び】
3月13日公開した本件リリースのコンテスト参加者メンバーの氏名、所属先に誤りがございました。訂正するとともに関係者の皆さまには深くお詫び申し上げます。(3月14日訂正)
社会平和、政治、新しい働き方、世の中にイノベーションを促すテーマなど幅広くルール形成のアイデアを募集し、100近くの団体が応募
優勝団体は、「人材育成のための学校教育関連法の改正」と学生ならではの経験と視点で社会課題を特定し、これを解決するためのルール形成アイデアを具体的に提言
日本の学生にルール形成に取り組む動機と意義を提供し続けられるよう継続して開催を決意
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 近藤 聡、以下EYSC)は、若者ならではの視点で社会を変えるアイデアを募集する「第1回 学生ルール形成アイデアコンテスト2024」の最終結果を発表しました。
本コンテストには、80団体240名以上からの応募があり、1次審査を通過した4団体により、最終プレゼンテーションが行われました。優勝、準優勝、3位の団体には、賞金のほか、今後、日本国内の政党青年局、政務調査会の関係部会・議員連盟、また、テーマによっては国際的なシンクタンクでのプレゼンテーション機会を予定しています。さらに、コンテストで優秀なアイデアを出した団体は、衆議院会館を訪れ国会議員との意見交換会にも参加可能です。
優勝、準優勝は以下の通りです。
■優勝
タイトル |
人材育成のための学校教育関連法の改正 |
団体名 |
公共政策同好会 |
メンバー |
慶應義塾大学 佐々木 悠翔さん、上智大学 吉田 遼さん、青山学院大学 遠藤 賢さん |
アイデア概要 |
若いうちから社会のルールは変えられるという規範を形成するための仕掛けとして、学校の校則・ルールづくりに児童・生徒が自ら携わることができるようにするというアイデア。具体的には①学校教育関連法の改正と②文科省通知の見直し(文初高第149号)からなるルール改正案を提案。 ①については、学校教育関連法の改正教育基本法の教育目標として「国家及び社会の形成者」を新たに追加した上で、民主的な学校運営を実現するための改正案を提言。②については、児童の権利に関する条約を文初高第149号に反映させることを提言。 |
評価ポイント |
「学校の校則を児童・生徒がルール形成できない」という学生ならではの経験と視点で社会課題を特定し、これを解決するためのルール形成アイデアを具体的に提言した点が評価できる。また、異なる校則を持つ他校での校則改革にも意識が向き、多くの学校間で相互作用が期待できるという広がりの大きさを評価。 |
■準優勝
タイトル |
生理用品の無料配布による職場改善 |
団体名 |
Fire |
メンバー |
早稲田大学 張 博文さん、東京大学 陳 暁陽さん、東京大学 黄 新越さん |
アイデア概要 |
女性が参画しやすい社会づくりの一つとして、女性の生理に対する偏見を解消し、「職場での突然の生理に対する心理的安全性の確保」という新たな規範を形成するためのルール形成アイデアとして、職場のトイレに生理用品を無料で配布することを企業に求めるルールを提案。 LGBTの視点も織り込み、女性用トイレだけでなく、男性用トイレにも配布を課すルール(例:SDGs投資ルールへの組み込み、関連する取り組みへの助成金・減税、未実施に対する罰金)を提言。 |
評価ポイント |
職場での急な生理に対する心理的安全性を担保するという視点も織り込み、生理用品の配布を企業の新たな規範にしていくことの効果と実現するための具体的なルールにまで落とし込んだ点を評価。コスト推計も実施し、企業が実行する場合のコストインパクトも具体的にイメージできた点が高評価につながった。 |
その他入賞団体やコンテストの詳細については、下記ページからご確認いただけます。
https://www.ey.com/ja_jp/consulting/strategic-impact/rule-formation-idea-contest-for-student/results
EYSC 代表取締役社長 近藤 聡のコメント:
「入賞したアイデアは、学生が社会に対して感じている不安や問題意識に立脚した、示唆に富むアイデアでした。私たちは、社会を変えていこうという志を持つ若者を、プロフェッショナル・ファームとして有する知見や基盤をもって支援していきたいと考えています。今後もこのような取り組みを継続し、EYがパーパス(存在意義)として掲げるBuilding a better working worldの実現に寄与してまいります」
EYSC ストラテジック インパクト パートナー 國分 俊史のコメント:
「この度は、当初の想定を大きく超えるエントリーがあり、反響の大きさを感じています。そして、入賞したアイデアだけではなく多くのアイデアから、若者の社会を変えたいという強い意志を感じました。今回、優勝したアイデアをはじめ、いくつかのアイデアは、若手の意見に関心を有する議員への政策提言を予定しています。本取り組みが、学生の「社会を変えたい」という声の受け皿となり、より良い社会の構築の一助となることを確信しています」
〈EYについて〉
EY | Building a better working world
EYは、「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)としています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。当社が提供するアシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。
EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。
〈EYのコンサルティングサービスについて〉
EYのコンサルティングサービスは、人、テクノロジー、イノベーションの力でビジネスを変革し、より良い社会を構築していきます。私たちは、変革、すなわちトランスフォーメーションの領域で世界トップクラスのコンサルタントになることを目指しています。7万人を超えるEYのコンサルタントは、その多様性とスキルを生かして、人を中心に据え(humans@center)、迅速にテクノロジーを実用化し(technology@speed)、大規模にイノベーションを推進し(innovation@scale)、クライアントのトランスフォーメーションを支援します。これらの変革を推進することにより、人、クライアント、社会にとっての長期的価値を創造していきます。詳しくはey.com/ja_jp/consultingをご覧ください。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 EY Japan株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 企業向けサービス
- URL https://www.eyjapan.jp/index.html
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