日本盲導犬協会が『歩行訓練事業助成金交付』事業を開始

白杖歩行の専門家と連携して 盲導犬ユーザーの裾野を広げる

日本盲導犬協会

2024年7月18日

 

 公益財団法人 日本盲導犬協会(金髙雅仁理事長)は、「目の見えない人、見えにくい人が、行きたい時に、行きたい場所へ行くことができるように、私たちは、安全で快適な盲導犬との歩行を提供します」を使命とし、半世紀以上にわたり盲導犬育成事業を通じて視覚障害者の自立支援に貢献してきました。

 このたび当協会では『歩行訓練事業助成金交付』事業を開始することとなり、7月1日から、2025年度交付分の申請受付を開始しました。この助成金制度は、将来盲導犬を使用することで更なる社会参加と自立促進が期待される視覚障害者に、白杖等の歩行訓練を行う事業者を後押しするものです。

 人生半ばで視覚障害が生じた人にとって、早い段階で白杖歩行訓練などの支援を受けることは、その後の生活の質の維持につながります。しかし、そうした福祉サービスを提供する事業者の財源や人材の不足などから、歩行訓練を希望する視覚障害者へ十分な訓練が提供できていない現状があります。

 盲導犬ユーザーの場合も、多くは白杖での歩行を経験した後で盲導犬取得に至っていますが、「もっと早く白杖や盲導犬等の支援情報を知りたかった」という声が少なくありません。

 協会では、必要とする視覚障害者に支援情報を届けられるよう活動すると同時に、本助成金を活用して一人でも多くの視覚障害者が歩行訓練を受けられるようになることを願っています。単独で歩行できる視覚障害者が増加することで、潜在的な盲導犬へのニーズが拡大していくことも期待しています。

  協会の新たな事業を紹介いただき、助成金公募の情報を広く報道いただけますよう宜しくお願いいたします。

 

 

 

募集期間

2024年7月1日から2024年9月30日まで(当日消印有効)

 

 

応募対象

視覚障害者の自立支援活動等を行う非営利の民間団体もしくは個人

 

 

対象となる事業

・2025年4月1日から2026年3月31日までの事業

・視覚障害者への生活訓練等指導者養成課程等を履修した者が行う白杖等の歩行訓練事業で、国内で行うもの

 

 

■詳細は下記協会公式ホームページより、ご確認いただけます。

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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白杖歩行

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