自宅で受検できる「漢検オンライン」 受検者から“便利”の声 秋には受検級増設も

2024年9月2日

公益財団法人 日本漢字能力検定協会

 「日本漢字能力検定(以下、漢検)」を主催する公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事:山崎信夫/以下、当協会)は、タブレット端末を使って自宅で漢検を受検できる「漢検オンライン 個人受検」を2024年4月から開始しました。受検者は小学生・中学生中心で、中には海外在住者もおり、場所の制約に捉われずに受検できる点が利便性向上につながっています。

 

漢検オンライン受検画面イメージ

 

 

「漢検オンライン 個人受検」とは

 「漢検オンライン 個人受検」の検定日は、原則、毎週日曜日です※1。従来の漢検※2は検定日程が指定されているため、「学校や塾で受検したいけれど予定が合わない」「入学試験の出願までに合格させたいが、もう受検できる検定日がない」「近隣に会場がない」といったお声をいただいていました。検定日の選択肢が増え、自宅での受検が可能になることで、時間や場所の制約に捉われずに受検ができるようになりました。

 また、検定資格のレベルや認定は従来の漢検と同じですが、「漢検オンライン」の合格者にのみ、オープンバッジ(保有する資格をオンラインで第三者に公開・証明する仕組み)が授与されます。

 なお、現在の受検可能級は5~10級ですが、今年の秋には2~4級も開始予定です。

 

     ※1 年末年始・システムメンテナンス日を除く。紙での漢検個人受検検定日(年3回:日曜日)は除く

    (その際は、前日土曜日が実施日となります)。

     ※2 従来の漢検:問題用紙・解答用紙を用いて準会場や公開会場で実施する漢検を指します。

 

 

受検者の声

     家だと静かなので集中して受検できました!

  笹本 和統 さん/北海道

  田中学園 立命館慶祥小学校 2年

  「漢検オンライン」を受検し、8級・9級に合格

 

 

Q 「漢検オンライン」を受けたきっかけを教えてください。

 もともと漢字が好きで、甲骨文字や漢字の歴史が分かる“白川文字学”の学校の授業もとても楽しいです。去年漢検10級を公開会場で初めて受検し、合格しました。次の級の受検を考えたときに両親が「漢検オンライン」について調べてくれて、受けてみることにしました。9級に合格したあと、8級も「漢検オンライン」で受検し、合格しました。

 

Q どのように勉強しましたか?

 何冊か教材を買ってもらい、学校の授業がない週末に勉強しました。わからない漢字は漢字辞典を引いて

自分で調べたり、両親に聞いたりしました。いちまるの漢字学習アプリ※3も使いました。

 

Q タブレットの使い方は知っていましたか?

 学校でも使っていて慣れているので、不安や心配はありませんでした。普段タブレットを使っていない人は、漢検オンライン受検前に練習したほうがよいと思います。

 

Q 「漢検オンライン」を受検してみていかがでしたか?

 公開会場だと周りの音が気になるけれど、家だと静かなので集中して受検できました。えんぴつではなくタッチペンを使うので、とめやはらいをていねいに、ゆっくり書くようにしました。

 

Q 今後も漢字や漢検の勉強を続けたいですか?

 本を読むのが大好きなので、いろんな本を読めるようになるために漢字をがんばっています。今は『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(小学館ジュニア文庫)を読んでいます。他には『はじめてことわざ・四字熟語辞典』(学研)、『日本の歴史のお話』(学研)が好きです。漢字の勉強を続けて、漢字博士になりたいと思っています。漢検は、今は7級の勉強をしています。これからも上の級を目指して勉強を続けていきたいです。

 

自宅のリビングで受検

 

     ※3 「いちまると旅しよう!しりもじ漢検」漢検協会初の漢字学習アプリ

              https://www.kanken.or.jp/kanken/book_ichimaru/app_shirimoji.html

 

 

保護者の声

      出かける必要なく、家で受検できるのは大変便利/和統さんのお父様より

 

 幼い頃から文字の読み書きが早く、漢字を好きになったようです。学んだことが“漢検合格”という目に見える形になることは、本人も嬉しく、やりがいに感じているようです。漢検は低年齢から受けられる検定ですし、さらに「漢検オンライン」は家で気軽に受けられるので、親としてはありがたいと感じています。他に小さな兄弟もいるので、出かける必要なく自宅で受検できるのは大変便利です。

 受検時は、うるさくならないよう他の兄弟は母親と一緒に外出し、受検前のタブレットの設定は私が行いました。受検が始まったら部屋のとびらは閉め、私は隣の部屋で待機しました。試験中、試験監督から「受検者の顔が画面に映っていない」という指摘を何度か受けていたようですが、本人自身で対応できていたようです。

 

 

「漢検オンライン 個人受検」 概要

検定名称  :  日本漢字能力検定

検定会場  :  自宅等

受検可能級 :  5級/6級/7級/8級/9級/10級

         ※小学校の学年別漢字配当表に準拠して設定した級

検定日     :  毎週日曜日

                             ※年末年始・システムメンテナンス日を除く。

                       ※紙での漢検個人受検検定日(年3回:日曜日)は除く(その際は、前日土曜日が実施日となります)。

検定時間  :  5~7級=60分、8~10級=40分

開始時間  :  ①10:00開始、②13:00開始、③16:00開始 から選択

                       ※いずれも開始時刻45分前~15分前にはマイページより監督員との接続が必要です。

合否結果       :  検定日のおよそ14日以降に検定結果通知PDFを発行

                              ※合格者には合格証明書PDF、オープンバッジを発行します。

申込方法       :  インターネット

検定料          :   5〜7級:各3,000円、8~10級:各2,500円

決済方法       :  クレジットカード/コンビニ店頭/銀行ATM(Pay-easy)/

                        QRコード決済(PayPay、LINE Pay)

専用サイト    :   https://www.kanken.or.jp/kanken/kankenonline_personal/

 

 

「漢検オンライン」に関するお問い合わせ先

受験サポートセンター 漢検オンライン担当(株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ)

TEL:03ー5209ー0553 受付時間:8:30~17:30(年末年始を除く)

 

 

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  • 所在地 京都府
  • 業種 教育サービス
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