ダボス・ジャパンナイト2025

和牛やブリ・ホタテなど日本産の農林水産物・食品を活かした料理で日本食・食文化の魅力を発信

2025/1/24 10:00

2025/01/24

JFOODO

ダボス・ジャパンナイト2025 和牛やブリ・ホタテなど日本産の農林水産物・食品を活かした料理で 日本食・食文化の魅力を発信 大阪府の名物「串カツ」で2025年大阪・関西万博開催もアピール

　このたび、世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」のサイドイベントとして1月22日に当地Central Sport Hotel　Davosで開催された「ジャパンナイト2025」において、日本食品海外プロモーションセンター（JFOODO）は、約450人の出席者に対し、和牛やブリ・ホタテ、日本茶、日本産青果物ジュースなど日本産の農林水産物・食品を活かした日本食や日本産酒類の提供を通じて日本の食文化とその魅力を発信いたしました。

　ダボス会議は、世界各国から著名な経営者や政治家、学識者が集う貴重な機会です。この機を捉え、欧州から招へいした職人による正統派の寿司をはじめ、日本から派遣した和食料理人による伝統的な日本食メニューを提供しました。具体的には、ブリやホタテなど素材の味を生かした海鮮料理や、温かい和牛料理、ベジタリアンやビーガンの方にも安心して食べていただける湯葉料理を提供。そして、2025年国際博覧会（大阪・関西万博）の開催にちなみ大阪府の名物「串カツ」や、令和6年能登半島地震の復興応援として石川県の伝統料理「治部煮」や石川県産の純米酒なども提供し、各国の出席者に、日本の多様な食文化を楽しんでいただきました。

　本イベントには大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンを担当するプロデューサー宮田裕章氏も参加しました。宮田プロデューサーは、「大阪・関西万博の開幕まであと81日です。万博では『いのち』についてさまざまなことが紹介されます。皆様、是非大阪・関西万博にお越しください」と、世界中から来場したゲストに対して呼びかけました。さらに、会場を訪れた世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長からは、日本の更なる飛躍を願うスピーチをいただいたほか、「私にとって日本は経済の活力だけでなく、文化的な遺産、精神においても心に深く結びついています。日本は世界最大の経済を支えるだけでなく、地政学的に見ても、グローバル化する世界でますます重要性を増しています」とのコメントもいただき、会場は大いに盛り上がりました。

　出席者は、日本産食材で作られたメニューや日本産酒類に舌鼓を打ち、「和牛から海鮮まで、また日本のさまざまな地域の美味しいものを堪能できた」「世界的に日本の酒は人気がある。日本酒も産地ごとの味わいの違いを楽しめてよかった」とのコメントも聞かれました。

　JFOODOは、今後も国際会議等の場を通じて、日本食・食文化の更なる普及と魅力の発信に取り組んで参ります。