AI搭載型の360°カメラとメタバース技術を活用し、国宝金蓮寺を仮想空間上で楽しむ新コンテンツを作成

SAAFホールディングスグループ

SAAFホールディングス

2025/2/21 11:30

2025年2月21日プレスリリース

SAAFホールディングス株式会社

東証グロース：１４４７

SAAFホールディングスグループ　

AI搭載型の360°カメラとメタバース技術を活用し、国宝金蓮寺を仮想空間上で楽しむ新コンテンツを作成

当社グループのジオサイン株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：成田芳文、以下「ジオサイン」）は、中電不動産株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：岡本祥一、以下「中電不動産」）と協力し、"4DKanKan Meta"およびメタバース技術"&Meta"を活用し、愛知県西尾市（以下、「西尾市」）にある国宝・金蓮寺弥陀堂「金蓮寺」（以下「金蓮寺」）を仮想空間上で楽しむことができる新しいコンテンツ「国宝金蓮寺をメタバースで体験する」（以下「新コンテンツ」）を制作し、西尾市観光協会のホームページでリリースいたしましたので、お知らせいたします。

【中電不動産の取り組み】

中電不動産は、社会や地域が抱える課題に目を向けて人々の暮らしを親身になって考え、その暮らしをより良く快適に変えていくためのサービスを創り出し、提供しています。

暮らしや課題を想像して創造する付加価値創造型の開発事業を通じて、街全体の「ゆたかさの創造」を追求していきます。

【西尾市の取り組み】

西尾市は、にしお未来創造ビジョン（第８次西尾市総合計画）で掲げる将来都市像「もっとワクワクするまち　にしお」の実現に向け、観光分野においても様々な施策・事業を推進していまおります。そのひとつに「時代に合ったPR・イメージアップ戦略」として、日本国内だけではなく、外国からの来訪者もターゲットにデジタルプロモーションのコンテンツ作成等にも積極的に取り組んでいます。

【4DKanKan Metaおよび“＆Meta”について】

4DKanKan Metaは、誰でも簡単に3D空間内を散歩しているようなデータを撮影できるAI搭載型の360°カメラです。屋内外・暗所・閉所等問わず撮影が可能であることから、土木現場やスマートシティ、メタバース、エンタメなど、さまざまな分野で幅広く使用できる製品です。また、撮影データはお客様にあわせて自由にカスタマイズ可能なため、効率的なマーケティング施策を打つことが可能になります。

メタバース技術“＆Meta”は、従来のような完全なバーチャルではなく4DkanKan Metaで撮影したデータを基にメタバースを作成することができ、その作成スピードは圧倒的です。また撮影データを基にすることにより、リアリティや没入感をさらに高めています。アバターの設定等をお客様にあわせてカスタマイズすることで、より魅力的・効果的にイベント・PR等に使用していただけます。

詳細は関連プレスリリースを併せてご確認ください。

【新コンテンツにおいてのジオサインの役割】

金蓮寺は、県内最古の木造建築物で源頼朝が三河国守護の安達盛長に命じて建立させた三河七御堂の一つです。文化財等の古い建物は、既存図面が保存されていないことも多く、復元が難しいという課題を抱えていますおります。4Dkankan Metaにて撮影したデータを活用し、細部まで再現された建物のデジタルデータ化を実現し、&Metaにより、現場に行かなくとも日本建築物を身近に感じられる体験コンテンツが完成しました。中電不動産および西尾市では、このメタバース空間を活用し西尾市を認知してもらうとともに、「来訪意欲」の創出を目指しています。

さらに、4Dkankan Metaで撮影したデータは、メタバース空間を提供するだけではなく、建物が健全である今の状態をデジタルデータ化しておくことで、町並みの保全に繋げたいとの要望にも応えることを可能としています。

＜4Dkankan Meta＞